秀嶋賢人のはてなブログ

映画監督・NPO法人SocialNetProjectMOVE理事長

#練習用

ファッションのこと6

病名は胸膜炎。 肺胞を包んでいる膜が炎症を起こし、罹患する病気だが、ぼくの場合は胸膜に腫瘍があった。 良性のものか、悪性のものかを判別するには、肺にたまった水を取り、検査する必要がある。 そればかりか、肺にたまった水を取り除かなければ、肺胞が…

飛ぶ夢をしばらく見ない

東映自主作品のプレビューが終わり 直しの編集も終えた10日夜 今週はRedに顔を出すことがきないからといつものように ふらりと立ち寄ると、常連のイガがRedでたまに無料ライブをやるギターマンと飲んでいる 女性常連のEやIもいる そこに割り込んで呑んでい…

ケータイトラブル春リリース

東映の企画・制作による社会教育作品『ケータイ トラブル』が4月にリリースされます。 監督・脚本、制作協力作品。 詳細は、作品完成時にぼくのHPでも紹介します。 ケータイ依存、いじめ、といったケータイを使った様々な犯罪や事件は、人が起こしているの…

ファッションのこと5

生まれて初めて救急車というものに乗った。 その数週間前から上半身をひねると痛い。近くの病院の呼吸器科でも観てもらい、レントゲンもとったが 原因がわからず、肋間神経痛の症状に似ているということでシップと消炎剤をもらい、「一週間しても様 子が変わ…

決断しない男 決断できない女

写真は Redの常連 タミーが参加しているバンド PEEP★4Uのメジャーデビューコンサート 2月7日にシングルCD「あっけらかん・てんてこまい」が発売され、全国ライブツアーが始まる その初日 渋谷のeggmanでやるというので RedのオーナーYと大手スポーツメー…

ファッションのこと4

その頃、ぼくはある団体のサテライト放送のヒューマンドキュメント作品をレギュラーで担当していたの だが、もう一つの幹部教育向け放送の番組に担当を変えられた。 そのとき、社会の現状についての認識を団体幹部であればしっかり持つべきだろういと思い、…

本が売れている…

乃木坂のハンナに ひさしぶりに顔を出した ババアはまってましたとばかり とっておいた新聞の切り抜きを何枚も差し出す とにかく 勉強熱心で 気に掛かった記事やオレに確かめたい記事があるときちんと切り抜いて いつくるかわからぬオレに いつか見せようと…

ファッションのこと3

バーニーズ・ニュヨークがアジアに最初の店舗を出したのは新宿。 ファッショの伊勢丹が提携して実現した。 30歳過ぎて、ある会社の役員をやるようになり始めた頃 接待や打ち合わせやらがでやたら飲酒の機会が ふえ、自宅が遠いものだから 最終電車で駅にたど…

Redの帰り

編集の先が見えて 耳の調子がよかったので 少し遅い時間 いつもの青山のRedにいったら イタリアのピサから出稼ぎにきているAがひとり飲んでいた Aはシューズのマーケットリサーチをやっている奴なのだが 前頭葉から頭のてっぺんがテカテカで いわば志村け…

年齢訂正

ぎゃは! 冷静に計算すれれば、当然の数字なのに、単純ながら重大なまちがいをしていました! ぼくがたまに行く、乃木坂のシアター&バー コレドのオーナー夫婦Mさんちの年齢差です かる~く 奥さんにいわれちゃいました 「29歳の年の差なんて ふん 年の差…

ファッションのこと2

IVYが最初に日本に入ってきたのは60年前後のこと。当時のアメリカのティンエージャーの間で流行し ていたIVYリーグファッションが映画や雑誌の影響でどっと入っていた。 俗に「みゆき族」と呼ばれ、コットンパンツの裾がみゆき丈の短さだったことからそう名…

ファッションのこと

高度成長期のぼくら子どもたちにファッションという言葉は入ってきたのは ぼくが中学生も終わりの頃だったのではないかと思う いまミキハウスだ、成美屋だなんだと幼児や児童のファッションは当たり前のようになっているけど ぼくらが子ども時代、そんな子ど…

なんとかという耳の病気

写真はぼくがよくウォーキングやジョギングをしている青山墓地、絵画館前の朝の風景 昨年末 やたら飲み会が多かった ので 体重がぐんと増えてしまい 年明けからやたら運動しまくったら 体重は減ったが 右足かかとから腰に微妙な痛みが あとでわかったことだ…

団塊世代のロマンポルノ

写真は 何度かここで紹介している乃木坂のシアター&バー コレドhttp://www.tc-coredo.join-us.jp/ 一押しのメニュー「すきやき」 ちょうと一人分の鍋に 必要な具材がきっちり入っていて お好みでライスもつく 「鍋の中に すきやきの宇宙すべてが閉じ込めて…

節分会

中国の占い 四柱推命では、旧正月が一年の節目になります 日本では2月3日がこの年の変わり目、節分会と呼ばれていますが 旧正月の陰暦では毎年正月が変わります 今年は1月26日が中国の正月 春節でした 「鬼は外」とは、昨年までの厄を払い、取り除き、「福は…

誕生日って…

写真はRed恒例の月例誕生会の模様 もう一つはRedの常連仲間のイガとベティがプレゼントしてくれたキャップ ベティがカントクにはこれよと選んだらしい あいつ、若いがセンスある なぜだろう 今年は、誕生日がやたらにぎやかだった。 この年齢になると、誕生…

おくりびと

封切時期が台本の企画と執筆にぶつかり、なかなか観ることのできなかった『おくりびと』を観てきまし た。 モントリオール映画祭で最優秀賞をとったというので、かなりのロングライン上映になっています。 山崎努の芝居は光っていますが、映画の完成度として…

撮影終了で、コレドへ

昨年末から手掛けていた、東映の社会教育作品の撮影が無事終了しました。 3話オムニバスドラマです。 題材は昨今多い、ケータイで犯罪や事件に巻き込まれてしまう子どもたちの問題。 ケータイの禁止だとか、うんぬんいわれいますが、ぼくの本、『思春期の心…

本年初のスタッフ会

昨年の末から制作に入っていた、来春リリースの東映自主制作作品のスタッフ会の模様。 秀嶋組は、撮影前に演出部、技術部が合同で台本のカット割確認や香盤表の確認をやり、それぞれが自由 に意見や要望を述べるようにしています。 台本の構成やセリフについ…

演劇のこと5

映像の世界に入って痛感したのは、いかに映像の世界の人々が演劇の知識を持ち合わせていないかという ことだった。 俳優の生理や演技というものをきちんと勉強していないか、リアルな演技を追求するあまり、過剰な芝居 を俳優に要求し、過剰であることが、あ…

演劇のこと4

早稲田小劇場(現、SCOT)の「夜と時計」を観たときの感動は忘れない。 早稲田小劇場は「劇的なるものをめぐって」シリーズで白石加代子という女優を生み出し、高い評価を既 に受けていたが、シェークスピアの「マクベス」を下敷きにした、その舞台は圧巻だ…

演劇のこと3

当時、福岡の高校演劇のレベルは高いといわれていた。 レベルを押し上げていたのは、筑紫ヶ丘高校演劇部だった。当時、不条理演劇というジャンルの芝居が 一世を風靡していて、人間存在の不確かさを描いた作品をオリジナル台本で発表し、かつ、演劇部員たち …

演劇のこと2

中学時代、ぼくは剣道部にいた。 小学校の高学年から剣道をやっていが、東京オリンピックでの女子バレーの活躍に刺激されて、中学に入 るとすぐ、バレー部に入部した。ところが、当時、バレーは女子のもので、男子部員はわずか一人、先輩 がいただけだった。…

演劇のこと

みんなに経験があることだと思うのだけど 小学校の学芸会というのは、なぜか成績のいい、イケメンの子やかわいい子が主役をやった。 いまはそういうことをやると、モンスターペアレンツが学校に怒鳴り込んでくるのだろうが、ぼくが小学 校の頃はあからさにエ…

映画のこと5

ATGは、50年代、映画の母といわれる、当時、東和映画の社長だった川喜多かしこが芸術映画の上映専 門館、アートシアターを設立しようと提案したことから始まっている。それに、東宝の副社長だった森岩 雄が賛同し、興行館を経営する三和興行の社長、井関にも…

チェ・ゲバラ

雪でも降るのではないかしら。と思った、昨夜。 行き着けの歯科医院で定例の歯のお掃除をしてもらった帰り、久々に映画に行ってきました。 話題の『チェ28歳の革命』です。 高校時代、『いちご白書』というコロンビア大学の学生紛争を描いた映画があり、その…

映画のこと4

いま、「傷だらけの天使」のその後を描いた、矢作俊彦の「傷だらけの天使 魔都にハンマーを」が話題 になっている。放映当時から熱狂的なファンがいたが、DVDを観た若い世代が、いまでも当時のロケ地を 訪ねるらしい。 しかし、放映された、74年から75年の同…

映画のこと3

ダスティン・ホフマンを観たときは、とにかく、びっくりした。 身長も低く、決して美男子とはいえない小づくりの男の演技は、圧倒的だった。それまで、邦画でも、洋 画でも、ましてやテレビでも観たことのない、その存在感は強烈な印象と同時に、魅力にあふ…

映画のこと2

映画を観ること、本を読むこと、音楽を聴くこと、そして、テレビを見ること。 この四つのことに、父も母も驚くほど寛容だった。 小学校の低学年時代、ひどく成績が悪くても、その後、転校した北九州の門司の片田舎の小学校で、担任 教師から、「この子は、小…

映画のこと

父と母は映画が大好きだった。大牟田にいた、ぼくが幼い頃は、よく母に映画に連れていかれた。貧しい警察官なのに、なんであんなに映画にいけたのか、中学生を過ぎた頃、ふとそう思ったが、理由は簡単で、当時、地元の警察署や派出所、交番はいまとは想像も…