秀嶋賢人のはてなブログ

映画監督・NPO法人SocialNetProjectMOVE理事長

2012-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ま、落ち着いて、お茶でも飲め

今回の衆議院議員選挙。マスコミの報道バラエティでは、やれ小党乱立だの、政策がみえないだの、粗製乱造で政策が未知数だのと、実に、かまびすしい。 意図して、視聴者、選挙民を混乱させるような情報の提供をしていると、うがった見方さえしたくなってしま…

きっとみんな驚く

超安値の昭和レトロのソファやフランスやイタリアの田舎にありそうなダイニングテーブルと椅子をみつけた。 4年前、引っ越しに合わせて購入して、いまやくたびれたホワイトベージュのマホガニーのソファを、邪魔になるからと捨てようと思っていた矢先。とい…

あなたを忘れない

おふくろと義父が亡くなってから6年…。11月中旬と12月の年末に立て続けに逝った。寒さが厳しくなってくるこの時期になると、いつも早いものだなと思う。 人というのは亡くなったり、失ってから、いろいろに記憶によみがえるものだ。親しい人であれば、亡くな…

現場から

一昨日のNHK朝の情報番組に、恵泉女学園大学院教授の大日向雅美先生が出演してらした。相変わらず、ソフトな語り口で、人の話を最後まで聞きとどけようとする姿は美しかった。 だが、そんなことを面と向かっていえば、大日向さんは、「秀嶋さん。そんなこ…

言葉の豊穣さ

人間というのは、常に相克や葛藤といったものの中にいる。だが、いつからか、その相克や葛藤を生きることがダサいと思われるようになった。 ダサくないために、自分の中にあるコンプレックスや弱さや浅ましさ、愚かさを押し隠し、強がってみたり、虚勢や見栄…

復興は?

選挙もあって、あちこちでTPP、原発を含むエネルギー政策、沖縄・竹島・尖閣につながる安全保障、景気浮揚策などなど…あれこれ日本の未来の指針についての議論がさかんだ。 だが、復興についての議論がまったくない。選挙の争点とならないからだ。 しかし…

間違わない選挙の方法

疲れや混乱、義理や人情、これまでのつながりや関係、あるいは自分の都合や自分への執着…そうしたものの渦中にいると、いろいろなものが見えない、冷静に判断できないということが起きる。 恋愛などを考えてみればわかる。大人の恋なら、打算や駆け引きばか…

久々江の島

2年ぶりくらいになるだろう。ふと思い立って、江ノ電に乗ってきた。 福島・東北まつりが終わり、残務を片付け、疲れも抜けていたきところで、東映のコンペ企画の原稿締切と徳島県つるき町でのシンポジウムがぶつかった。徳島から戻って、数時間の睡眠で午前…

今夜は眠れそうもない…

昨日夕方近くの便で徳島へ。東映に提出するシノプシスを21日の昼に伸ばす。 徳島に着くと暖かい。数日前は寒かったというが、事務所を出るとき手袋がほしいくらいの寒さだったことを思えば、やはり四国は暖かいのだ。 その暖かさに甘えて、夜はいつもの千代…

掛け違い

子どもの頃、シャツやカーディガンのボタンを掛け違えたまま学校へいった経験にある人はいるだろう。女子よりも男子に多いに違いない。 幼い頃から女子は女性だ。身だしなみは親も男子より気にかけるし、女子本人も気にかける。いい歳になれば、男子も女子並…

いま何をなすべきか

巨大政党が国民のすべての声を拾い上げられなくなっている現実を象徴するように、今回の選挙は、小党乱立。それを、無理やり統合して、統一政党、会派をつくろうとする動きがある。 自民党時代から、政治家がこうしたときに口にするのが、大同小異。小異を捨…

スマートは品位と品格

予想通り、衆議院は年内解散となった。夏頃から臨時国会のある10月から11月が解散時期になると思っていたし、政治に関心のある連中にもそう語ってきた。 「福島・東北まつり」の開催まじか、政府主導の「八重の桜プロジェクト」の事前打ち合わせで国会議…

縮まない人間関係

かつて仕事でお世話なったり、微力ながらお手伝いさせていただいた方たち。 そうした方々は、オレより年齢が5歳以上、上の世代がほとんどだった。30代半ばで独立したとき、こんなオレをおもしろがり、仕事を投げてくれ、いろいろなステージに立たせてくれ…

ひとりひとりが持つ決意

一気に選挙モードになっている。 こうした時節にはお決まりだが、あれこれ政党批判や政権批難、政党政治へのあきらめと第三極とやらへの期待感から批判、さては、無期待、無関心など…マスコミが先頭をきって、わかりやすい図式と分類、分析をやり、いつもの…

願いは必ず実現できる

午後から、ブッティストの経営者の集りで、サイデリア創業者で会長のSさんの懇親会に参加。実は、10年以上前、埼玉にある本社工場で、個別に面談いただいたことがある。 ある方の伝手で、超教育ポータルサイトOUTの編集長業務をやっていた頃で、運営資金…

心より心に伝ふる花

人や集団というものは、自分たちの経験の深度によってしか、初見の人や団体を判断できない。 情報の曖昧性や不確実性を情報社会が教訓として刷り込んだ結果、情報そのものに比重をおけなくなっているからだ。それがいかに深度の高い、信頼性を裏付けとしても…

そのとき歴史が動いた

時代の変化というのは劇的な場合もあれば、そうではないケースも少なくない。いや、じつは劇的であることの方が少ないといっていい。 ベルリンの壁がこわれたときも、昨年のジャスミン革命も、結果から見ると、鋭く劇場的であるかのように見える。が、しかし…

実現の意欲

アメリカ大統領選挙は大方の予想通り、オバマ圧勝で終わった。4年間の景気対策は議会のねじれもあって、思い切った施策が実行できなかった。 その不満は浮動票の中に潜んでいたが、結局、終盤、4年前、オバマを支持した中間層と低所得者層、政治的にはマイノ…

やっと

イベントの残務整理が明日いっぱいで大方終わる。オレの体調の回復と同じペース。このあと、経費面での調整作業等は残っているが、今月中の会津大学を始め、今回参加いただいた団体とのIT事業への協力要請へとコマを進めることができる。 少し時間がつくれ…

すべてはそこにかかっている

子どもの頃、通知表に、注意散漫とか、落ち着きがない、協調性に欠ける…といった指導コメントをもらった人は少なくないだろう。 大方、まともな子どもなら、押しなべて、注意散漫であり、落ち着きがない。個性がつよければ、協調性だってないに決まっている…

もう少し仕事をやってから

「福島・東北まつり」で久しぶりに会った仲間や2週間ぶりに会った連中から「やせたね」を連発された。 よほど心労があったのだろう…という印象がみんなの眼の奥にあった。確かに、心労はこれまでとは比較にならなかった。規模を拡大した分、連絡事項や根回し…

本格稼働

予定より早めに財団に提出する申請書の修正作業を終える。これで、週末の土日をつかって、港区や復興庁に提出する実施報告書が作成できる。 前にもいったように、イベントというのはやって終りではない。これはどこか映画制作の作業にも似ている。 仕込みの…

不条理の駆逐

先週末日曜日の「福島・東北まつり」のとき、「福島県を知ろう 八重の桜プロジェクト」をやっていたときだ。 そのあとのコンテンツにあった、喜多方市から参加した地元ローカルアイドルのおっかけをやっている中年のおじさんらしき人物が、トークの途中でス…