秀嶋賢人のはてなブログ

映画監督・NPO法人SocialNetProjectMOVE理事長

本が売れている…

乃木坂のハンナに ひさしぶりに顔を出した

ババアはまってましたとばかり とっておいた新聞の切り抜きを何枚も差し出す

とにかく 勉強熱心で 気に掛かった記事やオレに確かめたい記事があるときちんと切り抜いて

いつくるかわからぬオレに いつか見せようと用意してあるのだ

秋葉原無差別殺傷事件」を受けて緊急発巻した教育ビデオ『傷つけられる思春期』(企画・制作:FOR

THE ONE PROJECT・発売:東映)のことや それを付録にして 学陽書房から昨年11月に上梓した『思春

期の心をつかむ会話術』などのことを話していたものだから オレの本の帯に推薦文を書いてもらった精

神科医、斎藤環と親交の深い、哲学者、東浩紀の事件をコメントした記事を見せて意見を求める

また オレが3年前に徳島県の同和対策推進会と一緒になり いちはやく非正規雇用の理不尽さやそこか

ら生まれる格差をテーマにした社会映画をつくっていることも知っているから 宮台真司と親交も深く

オレのシンポジウムにも参加してもらった元文部科学省官僚の寺脇研のコメント記事を示し 意見を求め



さらには 斎藤環宮台真司も店に顔を出したこともあって 彼らの書評載っていると「これどうい

う本なの?」と訊いてくる 斎藤環の文芸評論にも目を通しているし 大日向雅美の話もしているものだ

から やはり コラムは一読している
  
寺脇研とオレが面識があることを知ると 「やっぱりね あなたたちの考えと似ているなと思ったのよ」

とくる あなたたち? 

ババアにすると そうした意見が共通 視点が似ている識者や学者とオレはひとくくりで きっとなにか

つながりがあるに違いないと読んでいる しかし それがほぼ当たっているから すごい

そういえば コレドのMさんも寺脇研とじっこんで 店にもよく来ているといっていた(こちらは映画評

論家としての寺脇研だが) 

世の中 広いようで狭い

そんな話をしていたら ババアが店一押しのいわしの煮付けを出す これが味が濃く 日本酒に合う

いつもデカンタで一本しか呑まないようにしているのに それを出されれば酒がすすむ 結局 二日酔い

今夜はRed常連にデビューしてまもない TAMYのバンドのメジャーデビュー全国ツアー初日のコンサート

が渋谷であり Redの連中とオレの編集担当の酒豪の女性編集者と応援にいく このメンバーだから 

当然 終わったあとは 酒だ 

やばい こんなことしていたら また 太ってしまう 実際 いくつか服がきつい

DESELLが着れる体型を保たねば…

そういえば 『思春期の心をつかむ会話術』が 紀伊國屋本店の書籍ランキングを久しぶりにみたら 同

一ジャンルで過去1ヶ月の売上げ第二位になっていた 過去半年でも10位にランクイン

酒豪の女性編集者に知ってるかと連絡したら これからもっと本腰入れて販促するそうな

世の中 なにかの動きがないと 人がどよめかない

いいものをと心をつくして作品をつくっても 動かないと人々の評価はえられない

こちらは ある確信があって 作品をつくるのだが 世の中とはそういうものだ

コレドで出会った あの若い女好き 下ネタ大好き 世界一の楽器制作者Sさんの言葉がよぎる

「自分の感性を信じて やり続けることだよ きっと キミの感性は人が認めてくれるから…」

がんばろう…