秀嶋賢人のはてなブログ

映画監督・NPO法人SocialNetProjectMOVE理事長

2010-03-01から1ヶ月間の記事一覧

カーッ!

疲れがピークのときは、あえて運動をしてしまう悪い癖。 以前、夏に扁桃腺を腫らしているのに、千駄ヶ谷のプールでがつんと泳ぎ、大変なことになった。なぜだろう。体調が悪いと、それを押し返すには運動が何よりと思ってしまう。この世は、気合だ! そんこ…

疲れの向こう

撮影所でダビング作業を終えたばかりの音効のKに連絡する。 2ヶ月前までは、映画の作業が終われば、その後、時間にゆとりがとれるような気配だったが、やはり売れっ子。師匠のSが年内すべて映画にとられていては、弟子のKにお鉢がまわってくるのは当然だろう…

花見の説教

この数日の寒さはどうしたのだろう。とても桜咲く季節とは思えない冷え込み。 その寒さのせいか、自主作品のこまかな詰めの作業のせいか、はたまた、連夜の飲酒のせいか、身体が悲鳴をあげる。 格闘技で相手の動きを封じ込めるのに、最適な攻撃はボティブロ…

お勉強

頭の芯に酒が残り、睡魔の抜けない身体で、朝からブッティストの勉強会に出る。献血やアフリカ支援、被災地支援の奉仕、ボランティアの基本の精神を学ぶ勉強。 資格試験をかねた勉強を始めて、一年。休んだのは、撮影とぶつかった一度だけだ。さすがに、昨日…

予定外の深酒

自主作品のダビング確認やら、ダビングの段取りでバタバタ。 ちょっと時間ができたところで、六本木のドンキーに自転車を走らせていたら、その自主の作品に出演した、真田あゆみとマネージャーMが歩いている。 超コテコテメークだから、すぐにそれとわからず…

前妻の夢

花冷えの続く昨日。 自主作品のできばえについて、意見をもらうために、お世話になっているKさんに試写してもらう。新作6本だから、それなりに時間がかかる。前後、途中に、今回の作品のテーマになっている事件や社会問題を語り、役者の演技について語り、映…

花冷え

真冬の寒さに逆戻り 梅や桜が開き始める頃は、「花冷え」の季節。急に冷え込むこともあるが、長雨と一緒というのはいただけないとだれもが思う。 季節というのはよくできているし、人の一生の彩りを見事に写す写絵だと新めて思う。 神宮の銀杏並木へ向かう青…

おひさの顔

ノロウィルスが流行っているらしい 代官山にある編集スタジオのオペレーターのKくんもやられた。中学校社会科公民的分野の副教材が本来、先週のうちに見本DVD-Rまでできるはずだったのが、彼の不調で編集の最終確認が連休明けになる。撮影に協力してもらった…

お彼岸

昨日は、頼まれていたお彼岸イベントの進行のお手伝い。 赤坂で、仏具、葬儀品の製造販売をやっているKさんが、オレがつくる、先祖との対話をテーマにしたポエムが気に入っていて、オレの詩に合わせて、パワーポイントでイメージ映像を編集する。これが、春…

おひさの運動

春の嵐が吹いた朝。久しぶりのウォーキングと軽いジョグに出る。 オレのマンションから徒歩一分、乃木坂トンネルの上を抜けると青山墓地。桜並木の交差点手前の梅の大枝がボキリと折れている 気象庁観測以来の爆弾低気圧だったのが頷ける。 それでも、台風一…

村娘と斎藤道三

強い南風。春一番は、すでに過ぎたが、昨日は春の嵐前の穏やかな一日。 この季節になると、由紀さおりの「春の嵐」という曲を思い出してしまうのは、なぜか。3月は、別れと出会いの時期だから、オレもこの季節、いろいろな人と別れてきた。その思い出が、い…

演出家の仕事

2本目の編集が終わる 内田悠子と赤沼正一がメインの作品。撮影終了後、内田から、19日の夜に時間があるので、事務所に顔を出すという連絡をもらっていた。 ならばと、編集を間に合わせる。音楽や効果音のついていない、映像を編集しただけの状態で作品を見る…

チャラーからの卒業

忙しいときほど、来訪者が多いのは、なぜ? 今日明日を争うほどの忙しさではなく、なんとか時間の調整ができるというときほど、奇妙に連絡をもらうことが多い。 オレが多少の忙しさでも人と会う理由は、三つ。そのときでなければ、相手が時間がとれない場合…

マリア様

やった~ ヤフーのブログで絵文字が使えるようになった! これでかなりブログっぽくなっていくのでは 疲れの残る体で、昨日は一日編集作業。吉川奈穂主演作品の編集が仕上がる。 長部努が吉川と同調して、いい芝居をしている。欲をいえば、ダメだしはあるが…

だし巻き

どうも、疲れがピークにきている。ような気がする。 肩、背中、腰、足と、オレがひどい凝り性なのはよく知られている。かつて、広尾にあるオリンピック選手やプロの現役アスリートたちのケアを担当しているスポーツマッサージ店にいっていた頃、ま、暇なとき…

奇妙な孤独感

「この夜空の遠く向こうの宇宙には、有機発光体のカプセルの中に、エヴァやガンダムようにひっそりと座っている、本当のぼくたちがいんだ。そして、この地上で、憎しみ合ったり、争ったり、人をだましたりして生きている、自分たちの姿を哀しい思いで、じっ…

二日でクランクアップ

昨日は、朝4時におき、午後8時半にクランクアップ。自宅兼事務所に戻ったのは、10時。自主制作ということで、通常、4日間かかる撮影を2日で片付ける。 だが、その分、スタッフの負担は大きい。おそらく、これができるのは、秀嶋組くらいだと思う。通常3人一…

クランクイン女優発見

自主作品のクランクイン。 短編物3本とはいえ、トータルすると1時間程度になるシリーズ作品。うちの会社の自主にしては、それだけでも、それなりの作品。本来なら、東映など大手映画会社、社会映画の制作会社が手掛けるような作品だ。 つまり、うちが普段、…

治と乱

昨夜、役場に顔を出す。今日の夕方、撮影でRedを使うので、挨拶がわり。 基本、オレが早めの時間に一人でいくときは、小一時間もいれば、帰る。軽くアルコールを入れたいときだけだ。そういうときは、大方、客も少なく、カウンターにオレひとりということは…

日本国憲法

子どもたちが日本の政治を理解し、公民意識を育めれば。そう思って、初の自主の副教材に取り組んだ。 きっかけをくれたのは、青山村の美容師イワとふわふわベティだ。 大人でも、日本国憲法や国民主権、議会制民主主義のあるべき姿をしっかりとは理解してい…

秀嶋組打ち合わせ

自主作品のカット割をギリギリ書き上げ、秀嶋組恒例の撮影前のスタッフ会議。 照明のS、カメラマンのHは、2月の遅ればせ新年会に参加できなかったから、主要秀嶋組が揃ったのは、今年初。仕事で遅れるといっていた、ヘアメイクのHもそう遅くない時間に合…

手料理

東京にまたまた、雪。前日から冷えていたが、やはり。 午前中、早々に井荻のオフィススタジオのロケハンを済ませていたのは大正解。事務所に戻り、鰹節をかけた、ホウレン草のおひたしとオクラを乗せた豆腐、高菜の漬物と卵かけごはんで、遅い昼飯をしていた…

小町と村娘

もうすでに気づかれているだろうが、このところ、実年齢は、500歳という小町(京女優のKのハンドルネームを能楽の小町の霊がよみがえる「卒塔婆小町」からとって、昨夜命名! ※このエスプリのわからない奴は、三島由紀夫の『近代能楽集』を読むべし)と村娘…

タケノコ

昨日、早朝からボランティアの会合に、遅刻して顔を出す。朝から、超、寒い。 久しぶりの電車で、いつものように原宿駅の明治天皇、皇后の和歌をゲット。午後に事務所に戻り、寒さで凍えたからだをちょい暖めて、一息入れてしばらくすると、ソンチョウを村娘…

惣菜屋探しのひきこもり

編集のオフラン作業を終えて、編集シートを起こす。 来週末には、別作品の自主の撮影に入る。10日は夜、秀嶋組スタッフ会議。それまでに、3本の台本のカット割を出しておかなくてはいけない。8日は、いま編集している作品の編集打ち合わせがある。 逆算…

表現者の成長

自主のオフラン編集を大方終えて、半年ぶりに、夜、そう早くない時間に、青山のスパイラルで、英会話の講師のバイトを終えた、絵描きで物書きの卵、MKちゃんと会う。 イギリス、フランスと留学を重ねて学んだ美術の才を生かす場も、発揮する場もなかった。…

青山村の仙人

オレは仙人ではない。が、俗世を離れて、霞をくってるような仙人っぽくみえるらしい。 外見がではなく、仕事をしている様子がみえないらしいのだ。 おそらく、秀嶋組を含め、オレのまわりにいる大半の人間は、オレが企画を練っていたり、原稿に向かっていた…

春はくる

三寒四温ではなく、一寒一温。花冷えの日が続いている。 天気予報で日によって、ずいぶん温かいと報道されても、体感的には、なぜかオレは寒さを感じるし、北風が吹く中でも、どこか春の予感を感じたりする。 歳のせいかとも思うが、まさに、この国の、この…

花の色は

この間、京都に帰省していた京女優のKさんから、「お見せしたいものがあります…」という連絡を受けていた。 代官屋敷か、討ち入りされる吉良上野介の家のような、はたまた、水戸黄門に必ず登場する、悪家老の屋敷のような(笑)Kさんの実家の、別棟の自宅…

日本人の矜持

人が何事か、生まれ変わろう、これまでと違う生き方をしようとすると、必ず試練や壁と出くわす。 それはそうだ。これまでと同じマニュアル、同じ価値、いままのルーティンワーク、つまり、経験則に乗って、あれこれ考えずに日々の生活をこなしていれば、物事…