秀嶋賢人のはてなブログ

映画監督・NPO法人SocialNetProjectMOVE理事長

2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

家族でなくとも家族たりえる

連日の寒波で、東北、上信越、北陸では、記録的な雪になり、雪下ろしや雪害で、高齢者の方を中心に、怪我や死亡事故が続いている。 数年前、ちょうどそのときは暖冬といわれていた時期だが、真冬に新潟の十日町市の山間部、菅沼の取材にいったことがある。 …

キリンジの歌詞のように

酒豪編集者Rが風邪でぶっ倒れた。やはり、奴は不死身ではなかった(笑)。 中標津いのちのK先生がRに贈ってくれた、「オランダせんべい」。オレが否定的なものだから、なぜか、Rのところに送られている(笑)。コレド常連北海道グループでは、話題騒然。…

ツールの問題ではない

FaceBookのおかげか、この間、ハマがコーディネートしてくれた広島焼きパーティで2年ぶりに再会した、某大手音楽事務所に所属するタミ―の近況を知ることができた。どうやら、本格的に音楽の実業に乗り出すらしい。 あえて、メールや電話をするほどで…

始めました

FaceBookを始めました。 http://www.facebook.com/?ref=home#!/profile.php?id=100001358607944 公開していませんでしたが、スカイプも。 yoshihito hideshimaで検索いただければ、アクセスできます。

FaceBookおそるべし

北部アフリカ地域で市民革命が続発している。 チュニジアに始まった独裁政権への抵抗と勝利は、エジプトなど近隣諸国に飛び火し、これまで王族や独裁者に虐げられていた人々、無名の市民たちが蜂起している。 基本、それはアメリカ依存やアメリカンスタンダ…

奥さんのパンツ

寒風の中で自転車を往復一時間半飛ばすというのは、結構体力をつかう。 毎年の年中行事だが、未明に起きてのこの行事。さすがに年々、体力的につらくなっている(笑)。 別にだれかにそうしろといわれたわけでもない。それが決まりというわけでもないのに、…

不義理はいい作品で

半期の試算表作成のための資料整理と源泉税の一覧表づくり。 息子用兼経理用に、これまで使っていたノートパソコンを相模原に渡してあるので、忙しい中、時間を見つけて、かみさんが自宅で資料をまとめてくれていた。その確認と不足資料の整理で、来訪。 当…

異名者たち

未明の3時に起床。霧雨の残る寒風の中、自転車を走らせる。 大寒から節分の間に行われる仏教行事、寒中読誦修行に出る。一年で一番寒い時期。早朝に起床して、お経を読む。この5年ほど毎年恒例になっているマイブーム。 旧暦でいえば、節分=春節=新年へ向…

孤独な心は人でしか温められない

渋谷から副都心線で千川へ。Oさんのお宅の50回忌の年回法要と追善法要の導師の役。よその家の法要でお経を上げさせていただいくのは、初めての体験。 Oさん一家、港区の赤坂に在住だったが、40年ほど前に千川に移転されたらしい。同じように2年前まで赤坂に…

試練への一歩

夕方過ぎ、女優のYが来訪。事務所内のオーディションがあり、その課題演技をオレにチェックしてもらいたいと年明け早々に頼まれていた。 ところが、通っている芸術系大学の授業の合間に、同級生と稽古をしていて、そのオーディション原稿をどこかに忘れてき…

見失ったこの国の片隅で

『日本国憲法を生んだ密室の九日間』を読む。 5年ほど前にテレビ朝日のドキュメンタリー番組としてオンエアされた映像作品を文章化したもの。すでに5刷になり、だいぶ前の取材本だ。 ある企画の資料として、読む必要があり都合二日ほどで読み終える。日本国…

人生も人柄も決まっていく

日本最高齢の監督の孫、Kとコレドで飲む。 久々、二人で飲もうということになって、とどまることなく語り合う。たまに顔を合わせても、別の人間がいることもあり、じっくり話をする時間があまりなかった。 いつも二人で話すとき、尊敬する大先輩監督のこと…

イノベーションの壁

アニメ会社経営のKさんから頼まれた、ドラマ企画の調べ作業。アマゾンで数冊の資料本を購入。夕刻、東映のKさん、Sさんが来訪。 年に何度か、秀嶋カフェ飲みをやっている。例によって、鶏塩鍋。Kさん、Sさんもつまみを持ち寄ってくれた。 社会映画、教育映画…

荒ぶる魂は、いまだ健在

2月末に徳島で実施される、オレの映画の上映会と人権啓発教育推進センターのシンポの段取りで連絡業務。 前回、京大のM教授とのシンポだったが、今回は、オレの作品に何度か出演してもらっている、作家の宮崎学氏と地元で農業高校教諭をやりながら、鶏や豚の…

泥棒市の夜

夕刻、渋谷東急インのレストランカフェで、テレビドラマ、映画企画、教育アニメの打ち合わせ。 アニメ制作会社社長のKさん、年末年始と飲み会や打ち合わせ続きで時間がとれず、なんとか空いた時間ができて、新年の初顔合わせ。 Kさんの友人で、日本紹介の映…

男らしくあれ、人間らしくあれ

朝から一日、青山、赤阪、麻布界隈のブッティスト仲間の新年会に参加。 来年度から大学3年生になり、就活の始まる息子のM、オレの大学の後輩にもなる弁護士のKRさん、赤阪で会社を経営するKWさん、赤阪在住のT大学教授秘書で、クリスチャンのTさんも参加。 …

セカンド・チャンス

自分を愛せない人は、人も愛せない。 自分をいとおしいと思えない人は、人にやさしくなれない。 自分を不幸だと思う人は、人を傷つけることに躊躇がない。 これらはよくいわれることだ。心理学的にいえば、承認(他者から認められ、受け入れられ、愛される)…

新年のいい酒

東映本社試写室で、昨年、制作した東映自主作品の初号試写。 編集システムの入れ替えの不具合で、時間がかかってしまい、納品が年越しになった。スズメのくちばしを開けて、支払を待っている関係者には申し訳ないが、やむえない。 仕事の節目は、スーツで。…

強気でタフでなきゃ、やだ!

午前中、某国立大学の博物館へ。東映のCプロデューサーと年始の初仕事になった。 打ち合わせから戻り、資料づくり。久々、自主作品もまとめてオーダーが入る。年度末決算へ向けて、今月から3月に動いてもらえないと、制作コストに見合わない。 バタバタと配…

人にやさしい社会

あれこれ本を読み漁り、年始を過ごし、思いをめぐらしながら、新しいパラダイムを考えているという話を昨日のブログに書いたのだけれど… いきつくところは、ソーシャルビジネス、ウーマノミクス、ライフワークバランス、セーフティネット。おおまか、この4点…

構想はめぐる

大澤真幸の『生きるための自由論』を読む。 いまの世界にある多様性と流動性をどうとらえ、他者との基盤や関係性が希薄になった社会で、それを打破していくのに、どういう方法論があるかを社会構想論からひも解いている。 オレが公式HPの社会評論コーナーOUT…

困難の中で人を思う

芝の教会で、月次活動計画の会議に参加して、同席していた、赤坂在住のKWさんの誘いで、田町で新年の仲間内の飲み会。 数日前、新年のあいさつに和菓子をいたただき、ハンナのばばあの店で一緒に飲んだT大教授秘書のTさん、南麻布在住の弁護士のKRさんと田町…

早稲田の敗北

午前中、港区芝に出向き、ブッティストの集まりに参加。終了後、急いで自転車を走らせる。 朝から何も食べず、腹が減っていたが、時間がない。六本木の吉野家で持ち帰りのすき丼を買う。あわてていたのは、大学選手権ラグビーの決勝戦が始まる時間が近づいて…

かたちだけの愛

平野啓一郎の『かたちだけの愛』を読む。 青山ブックセンターでサイン本を販売していて、当然のように購入した本。事故で左足を失った人気女優と商業デザイナーとの恋を軸に、平野らしく、主人公の幼児期、思春期の体験を振り返りながら、人が人を愛するとい…

新年のあいさつ回り

午前中、ブッティストの年始のイベントに参加。 今年は、これをやったという一日をつくり、出会った人に笑顔と感謝を。一日一冊、一日一善、一日一行、そのどれかをやろうと決めた。 一行には、運動もあるし、仕事もある、映画や舞台を見ることも、人と出会…

この国の復興

新潮選書『日本人はなぜ貧しいのか』を読む。 格差、年金、少子高齢化、国際競争力…。日本が抱える問題を国内外の経済統計指数を軸に、分析し、政治やマスコミが語る分析のウソを暴いている。 著者の原田泰氏は、元経済企画庁の官僚出身で、民間シンクタンク…

今月の評論OUT更新!

今月の評論OUTを更新しました。 第54回「面から点へ、そして線へ」。東アジア諸国の台頭、欧米や日本の縮小社会という新しい構図の中で、世界を理解し、国内政治への取り組みを進める上で、いま何が求められているのか。 多様性と流動性が生むあいまい性に満…

世界を動かす授業

『ハーバードの「世界を動かす授業」』を読む。 ハーバード大学のビジネススクールで実際に行われているBGIE(Business Goverment and International Economy)の講義をまとめたもの。 一日のうち、これをやったということをひとつでいいからやろうの実践。 …

武士の家計簿 笑顔の家計簿

6時に起床し、掃除のあと、外苑へ運動に出る。久しぶり。 外気は冷たいがその冷たさが心地いい。銀行にいくついでに、六本木の青山ブックセンターで本を数冊購入。「デフレの正体」を買うつもりでいっていながら、迷った末に、大好きな平野啓一郎の小説とハ…

負けは人生の大切な教師

箱根駅伝の復路。久々駅伝で泣かされた。 18年ぶりの総合優勝。しかも、出雲・全日本・箱根と3冠達成! 泣かされたのは、長く早稲田の駅伝が低迷にあったからだ。18年前、早稲田が優勝したのは、現監督の渡辺が早大1年の頃。以来、不振が続いた。その間…