秀嶋賢人のはてなブログ

映画監督・NPO法人SocialNetProjectMOVE理事長

2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

心情過多の時代の選択

心情過多っというものが、ぼくは幼い頃から好きじゃなかった。子ども心にも、そうしたものが実はとても無力で、短命なものだということを直感していたからだと思う。 だから、子どもの頃から、ぼくは、冷たい人、冷めた人間という見方をされていたし、それで…

天地人

「天の時は地の利に如かず地の利は人の和に如かず」。孟子の言葉だけど、「天地人」という言葉でよく知られているよね。 人の和という言葉は、よく使われる言葉だけれど、ぼくがほとんど使わない言葉のひとつ。人の和とは言うに易く、行うに難し。そう簡単な…

気づけるなにか

人には、人との出会いや書物、先人の名言、なにげなく投げかけられた言葉…それが人生の生き方や方向を左右するときがある… きみも小学生や中学生のとき、教師や親、周囲の大人たちからそんなふうにいわれたことがあるんじゃないかい? 小学生の高学年のとき…

大事を示す

ぼくはいろいろなところで、もう10年以上前からいっているのだけれど… 国や社会の制度、しくみ、それを支えている法っていうのは、ひとつの幻想をみなが共有することで成り立っているんだってね。 道徳や倫理、社会規範、通念といったものは、成文化されて…

そうした方がいい

時間がないときほど、学ぶといい。お金がないときほど、だれかのためにお金を使い、身を使い、社会に尽くすといい。 悩みや困難にあるときほど、悩み、苦しみ、悲しみにある人に寄り添うのがいい。寄り添うのがてれくさければ、できることをやってみればいい…

奇跡の人と裸の王様

NHKプレミアで、ダントツにおもしろい連ドラをやっていることは、ぼくの周囲ではあまり知らないみたいなんだよね。 『奇跡の人』。岡田惠和の脚本もいいのだけれど、キャスティングがいいんだ。特に、主演の峯田和伸がハマり役なんだ。30代で、インディーズ…