秀嶋賢人のはてなブログ

映画監督・NPO法人SocialNetProjectMOVE理事長

2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

56歳の革命

2月に入ってから新事務所の紹介やら、○○パーティやら、自主作品の制作打ち合わせ、慰霊祭の流れやらで、飲みが続いている。 昨夜は、その一連の流れの最終日。自主作品の公民科教材で自民、民主の有力議員の取材段取りや国会映像の手配をこころよく引き受け…

ハンナと村娘

曇天ながら前日の春一番のなごりのある温かな陽気の中、2・26事件殉難者慰霊祭へ。 今年、75回忌の法要。この日と主要メンバーが処刑された7月12日は、いつも夜、ハンナのばばあの店に顔を出す。と、決めている。 ハンナのばばあは、インテリジェンスが高い…

梅をめでる

昨夜は、香盤表と衣裳リストの作成、台本の訂正などで、気づけば、午後9時。 この間、コレドのお客様感謝祭で、村娘Rを同伴し、紹介してくれた、投資顧問会社の社長Kさんと前々からの約束で、午後10時に六本木のKさんがよくいくという、バー? スナック?…

突然の突然の女

昨夜、遅く、久しぶりの突然の女。すっかりご無沙汰だったから、こちらも驚いた。 この間、Redですれ違いで久しぶりに顔を見たが、年始に酒豪編集者Rと一緒にメシをして以来、これといった連絡をとることも、会うこともなくなっていた。 ま、突然の女をベテ…

芸を磨く

19歳の女性役のオーディションをやる。 今回は自主作品ということもあり、秀嶋組の仕事をやっている俳優陣で大方を固めている。本を書くときから、俳優陣の顔を思い浮かべ、芝居の癖や特徴も思い描きながら、ほぼ当て込みで書いている。だから、いつものよう…

美しさとは何か

香盤表を二枚書き上げたところで、携帯が鳴る。加圧トレーナーで、村娘のRさんからのお出迎え連絡。 青山村の話、村長の話で盛り上がって、うちのビルの下の階でインテリアデザイナーをやっているCさんと京女優のKさんをRedに誘ったとき、あいにくの都合…

秀嶋組の矜持

ボランティアの勉強会が終り、夕方、新事務所になって初来訪のチーフ助監督のYと簡単な打ち合わせ。 香盤表もカット割もまだだが、Yが月末別の仕事で慌しいということもあり、台本と概要の説明だけはしておくことにする。 仕事は延期続きだったり、低予算…

体験発表

昨日と今日は、自主制作作品の撮影段取りでバタバタの中、ボランティアの勉強会。 昨日、時間をまちがえて、早朝に起きて、集合時間が10時だったのに気づく。台本のカット割と香盤表を考えていると、あっちの世界へ脳が飛んでいってしまういつもの癖。 春め…

当たり前だのクラッカー

昨日、藤田まことが亡くなった。 どなたかが逝去すると、その人がどういう人となりであったかを振りかえるというのは、世の常識。それは、故人を悼み、表敬する意味も込められているから否定はしない。 しかし、いまは、表面的に、清き思い出としてしか、語…

印紙代って

朝起きると、窓一面の雪景色。 この事務所に移転してから、窓の外に広がる綿雪の光景を見たのは、これで2回目になる。暖冬になれた東京人には、こたえる寒さだが、本来、これが2月の気候。とはいえ、午前中の早い時間には溶ける。 外気の寒さはひとしおだっ…

年来稽古條々

会社の登記簿謄本の改訂で、西五反田にある税理士のS先生の事務所へ自転車を飛ばす。 寒い。例年になく2月に雪が舞う寒さ。しかし、昨年秋から年末は、仕事で忙しく、かつ、年末から年始は移転作業もあり、週に4~5回はやっている外苑へのウォーキングも…

日本文化防衛論

昨夜は、奇遇の出会いをした同じマンションにオフィスを構える、インテリアデザイナーのCさんと移転のご挨拶をかねて飲む。 実は、昨年末、赤坂で食堂をやっているYさんの紹介で、お会いして、プライベートな悩みをお聞きした。そのとき、名刺をいただいて…

バレンタインのチョコ

元女優のKから電話。 実は、数日前、「生きているのがつらくなった…」というメールをもらっていた。 三年ほど前にオレの仕事で使い、その後、何度かプライベートにも食事をし、専門学校の合格祝いもやってやった。いろいろと悩みや抱えている問題を聴いてい…

ソンチョウさん

加圧トレーニングのRさん、京女優のKさんから御礼のメールをもらう。 すっかり、呼び名が、「青山村の村長さん」に、なっている。あくまで、たとえだったのだが…。ま、それで、親しみをこめてもらっているのは、ありがたいので、よしとするか…。 などと、…

出会い

二日続けてのコレド。 昨年、恵比寿から乃木坂移転5周年の大パーティがあった。アンコールの声にオーナーのMさんが応えて、今年は、常連さんへの感謝祭ということで開催。なので、昨年ほどの呼びかけはしなかったらしく、ほどよい人の集合。 奥さんのMちゃ…

東寺の曼荼羅

お世話になっているプロデューサーのKさんに、新事務所のお披露目。 この間の秀嶋組忘年会に誘おうと思ったが、先週末にぎっくりをやったとのことで、週末に日程をずらす。引っ越し祝いの「赤霧島」の御礼に、胡同四合坊で、北京ダック。チリのシャルドネで…

収納整理

新年会の前、部屋の配置換えをやる。 自主制作作品の在庫がむき出しになっていたのが、ずっと気になっていて、さらには、クイーンのベットを横置きにしてスペースをとられているのも気になっており、寝るたびに、うまい収納方法はないかと頭をめぐらしていた…

秀嶋組新年会

昨日は、秀嶋組の遅ればせの新年会。 当初10人も集まらないだとうと予想していたら、結局17人が参加すると連絡をくれ、現場からかけつけるといっていた、照明のSと、ほぼ奴の都合に合わせて日程を設定したが、急遽家庭でなにやらあったらしい音効のSが欠席。…

旅立ちのとき

原稿書きでひきこもりが続いている。 ひきこもりながら、移転する前の敷金の返還金の処理で、前の管理会社のTさんから、ちょっと面倒な連絡が入ったり、入居してすぐに使えなくなった電気コンロの不具合とトイレの水漏れの処理を頼んでいる管理会社へ、対応…

クイーン

節分が過ぎて、立春の頃になるいま、秀嶋組新年会の業務連絡を流す。 秀嶋組の集まりなら、あえて新年会でなくても、できるのだが、このタイミングを逃したら、おそらく、3月下旬過ぎまで、飲み会で集まるときがない。しかし、昨年当たりから、音効のSが、…

ドロドロ

自主作品の最後のシリーズの台本に取り組んでいる。 啓発作品を書いているときは、いつも自分のあり方、生き方、これまでの過ちを振り返らされる。自分の心の奥にある、悪しき部分とも向き合わなくてはいけない。その意味で、啓発作品や社会的な問題を扱う作…

初心忘るべからず

少し、新しいオフィス空間での生活になれてきた。 狭い台所とトイレ、風呂の使い方に、最初は戸惑い、手をやいていたが、どうつかえば効率や段取りがいいか、使っているうちに身についてくる。 生活空間に身を置いて、そこになれてくるというのは、舞台の空…

遅れてきた青年

今日、2月6日で、会社の創業20周年になる。 資金も、仕事も、ネットワークもないところで、無手勝流に始めた仕事が、気づいていれば20年続いていた。というのが正直なところ。当初は、以前、役員をしていた会社の経営のやり方を踏襲し、一人で一億の売上げを…

大衆と市民

人は、思い込みや先入観に支配されやすい。 その多くは、こうあって欲しい、こうあるべきだ、といった経験主義によってくつられたもの。人は、自分の過去の経験が裏切られたり、何かで変更されることを極度に怖れる。とりわけ、日本人にはその傾向が強い、と…

新年のワクワク

メールと案内状を送った方たちの幾人かから、早速の返信をいただく。ありがとうございます。 個人の移転に伴う大方の手続きは片付き、あとは、会社の登記内容の変更手続きだけ。移転に伴う業務にとられる時間がたいぶ少なくなってきた。 昨日は節分。これで…

思いを伝える

移転の案内状を送る。 昨今は、宛名をシールで打ち出し、郵便物を送るところが多いが、オレは、それが好きではない。ハガキや封書を送るときは、宛名だけは手書きにしている。しかも、筆ペン。 字がうまいからではない。字は子どもの頃から「かなくぎ流」。…

たとえば、愛

30年近く前になる。倉本聡作品で、原田芳雄、大原麗子主演のテレビドラマがあった。 日本赤軍浅間山荘事件の頃に、食えない小説家志望の青年とDJを目指す若い女性が恋に落ち、当時、多くの都会に暮らす若者たちがそうだったように、二間の狭いアパート暮ら…

新創造空間

引越しの関係で、ブログの更新が遅くなりました。 30日は、結局夕方近くまでかかって、搬入を終えたものの。当初のイメージより、物が多すぎ、収納に四苦八苦。手伝いにきてくれた、弟のようなカメラマンのT、舎弟のS、撮影会社のO、音効のKなど、異口同音に…