秀嶋賢人のはてなブログ

映画監督・NPO法人SocialNetProjectMOVE理事長

2015-09-01から1ヶ月間の記事一覧

すべっていた

先日、東京福島県人会の合同交流会で、青年たちの参加促進をテーマに、プレゼンターとして登壇させていただいた。 福島に限らない。私は、そう切り出した。 かつて盛況だった、高校同窓会、県人会、市町村の交流会といったものが、押しなべて、参加者の高齢…

別にいいじゃん

言葉が重さや深さを持たなくなってきた。 いまに始まったことではないが、言葉が心の表象であったり、人間の内面の深度や質量を持つのは、いまでは書き物の一部の世界でしかないのかもしれない。 言葉は言葉だけの世界、文字、文章、会話といった世界のもの…

偏狭な村人とfor the flag

民主主義はなにかと問われて、それに明確に答えられる人は、この国に、世界に、どれほどいるだろう。 あるいは、立憲主義とはなにかと問われて、それに確かに簡潔に答えられる人は、この国に、世界に、どれほどいるのだろう。 あるいは、憲法とはと問われて…

あるべき姿、あるべき形

あるべき姿、あるべき形、人々はそれを問い始めている。 今日、港区行政のある部署の方たちに、安保関連法案廃案声明についての説明と意見を伺いにいってきた。じつは、この2週間ほど、これに関する勉強会や対話の集いに参加し、異なる考えの人たちとも話し…

おかしな国、身勝手な世界

震災から4年半年の昨日。2001年の9.11から14年目の昨日。列島をスーパー豪雨が襲った。 西日本から東日本、とりわけ、津波被害や原発事故被害を受けた福島、宮城がさらなる被害に遭う猛威が襲った。 折しも、NHKがシリーズで放映している大災害特集で、気候…

可能性

わずかでも可能性があるのなら、それにかける…。今日はそんな言葉を久々聞いた。人にそう語ることあっても、人からそうした言葉を聞くことは少なくなった。新鮮だった。 わずかな可能性にかける…それは言葉では簡単だが、現実にやろうとすれば、そこに挑む人…

新しい男

人には、それぞれの年齢に応じた自分の街というものがある。 福岡では、大濠公園や舞鶴城、平和台球場、天神であり、志賀島の海や大宰府だった。上京すると、大学の近くがそれであり、そのころ住んでいた阿佐ヶ谷や近場の高円寺、中野の中央線沿線がそうだっ…

勘違い

勘違いというのは人の常だ。だが、人によって、勘違いに気づかない、勘違いを繰り返すという場合がある。 脳の機能実験でおもしろい検証がある。幼稚園児に日常の風景の間違い探しをさせると短時間でそれに気づくのに、大人にやられせるとまったく気づかない…

生きる道

じつは、先月からいま進めている作業のほかに、どうしたことか、安保法制に関する集いでパネリストや解説講演のようなことが増えている。 先々月、先月と続いてる忙しさは、今年取り組んでいる福島県の委託事業のこともあるのだが、そちらは、県内に協力団体…

始めに答えありき

始めに答えありき。物事を己の思うままにしたいとき、人はこれをやる。 確かに、何事かを実現しよう。ある目標にたどり着こう。そうしたときに、到達したい目標点はある。そのためには、その目標という答えがあり、目標へ到達するための道筋も答えとしてある…