秀嶋賢人のはてなブログ

映画監督・NPO法人SocialNetProjectMOVE理事長

2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧

無知であることは

昨年の大津のいじめ問題から、いまやっといじめの実態と教育現場の抱えていた課題が明らかになり、そのための対応が始まっている。以前から警鐘を鳴らし、そのための処方箋も盛り込んだ、いじめ作品もつくってきたオレにいわせれば、実に遅すぎる。やっとか…

ゴミを捨てよ、海にいこう!

このところ、雨と寒さに負けて、まともな運動もしていなかった。滞っていることもあり、どうもからだと脳みそにゴミがたまっている… ということで、昨日は、乃木坂から天王洲アイルまで歩く。1時半に出て、なんとか約束の3時半前に到着! かなりの急ぎ足だ…

人と人をつなぐ本当の力

昨日は、地元、赤阪、青山、西麻布に在住、もしくはかつて在住していた方たちとの新年会。青山中学校をお借りしての集まりに、毎年顔を出している。 みなさん。中高年世代の方がほとんどだが、「大いわき祭」「福島・東北まつり」と2年続けて、来場してくだ…

鬼は外

物事がうまく運ばないとき、だからこそ、人はいろいろなことを考えられる。だが、人は物事がうまくいくことばかりを願い、いわゆる不運や不幸に遭遇しませんようにと祈る。 長い目でみると、順風満帆な人生など、世界のどこにもないし、あるように見えている…

コミュニケーションに変えられない奴ら

50代以上の世代と若い人たちとの生活感覚の違いやズレが年長者の集りになると、とかく出やすい。 しかし、そこで聞く話は、大方、50代以上の世代の方がピントがズレている。オレはその世代にいながら、そうした席でいつも違和感を感じてしまう。 生活や仕事…

でかい誕生日祝い

滞っている案件がいくつかあって、いろいろと気を揉むこともあるのだが… 福島の支援協働事業で、いくつも、何度も、これまで思い通りにならないことに直面し、遭遇し、奥歯を噛み堪えながら、それでも、肝を据えていろいろなことに対峙し、決して、そこから…

その限りを広げてくれるかもしれない

このところ、珍しくハンナに大勢で顔を出している。だが、なぜかその日に限って、ハンナのばばあと乃木坂高齢者ネットワークで地域連携しているw 乃木坂長寿庵の大女将と遭遇してしまう。共に80歳(くらいw)。 実は、この二人とは、個別に昼間、乃木坂界…

一躍有名ハンナのばばあ

年明け早々から始めた、MOVEの地域間連携SNS事業の意見交換会。昨日で4回目。来週月曜で5回目。 自由に思うところを聞かせてもらい、内部だけではなく、外部団体の意見も聞かせていただき、かつ、現実的な予算や運営体制も踏まえ、次第に落ち着くところ…

昼行燈ミス

人には、忘れてしまいたい事情や約束ができてしまうことがある。 漱石の「草枕」の有名な一節にあるように、智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。兎角にこの世は難しい…からだ。 そうしたときは、約束の時間に遅れて登場する、あるいは、からみつくよ…

世界の姿は変わってくる

世界は、実はひとつではない。 眼の前の生活の課題や問題にばかり目がいくと、いつか人は、世界はいまある生活の中にあるものが世界だと誤謬する。その延長にあるものが世界だと錯誤する。もっといえば、自分が認識したものだけが世界だと思う。実に不確かで…

気持ちを持ち寄る

社会貢献事業といわれるものを仕事の一部にしてきたせいもあって、限られた予算や時間の中で物事を進めるためには、互いの気持ちをもちよる、互いにできることをもちよる、足りないところは、こちらの願いや思いに共鳴していただく方の力を仰ぐ…ということの…

美人さんたちからの教訓

前例を越える。過去の自分を越える。過去の自分がつくった成功事例から自由になる…その心がけと意識を持つことは大事だと思う。 人はつい前例や以前の成功事例が生む、ひとつの形式、計算式にとらわれやすい。それによって生まれる不具合に気づきにくい。か…

上海と千里眼

自主作品の初回制作の抱き合わせで制作する台本が欲をかいて、煮詰まってしまった。雪も降ったし、今日は外出はもうできないと、部屋にこもり、一日で片をつけるつもりがどうしても設定に無理がある。 問題は長さだ。社会問題を扱う作品なら多少の長さはいい…

雪の記憶

東京は昼前から雪。今日一日やむことなく、深夜まで続きそうな勢いだ。 昨年より6日早い初雪らしいが、降り方が尋常じゃない。ふと、26年前の3月の大雪を思い出す。 季節外れの大雪で、その日、東京の交通機関は完全にマヒした。だが、よりによって、その日…

いわきの場

石炭産業で繁栄した町が持つ独特の佇まいやにおい…。終わってしまった繁栄のあとにある凋落が生む哀愁…。それでも前へ進むために受け入れていかなくてはならなった、システム変更とそれへのあらがいの跡…。 農業以外に、漁業と水産加工を地域産業とし、人々…

場と尊厳

昨夜は、MOVEの協働団体として力を貸していただいている、FKP(福島絆プロジェクト)代表で、個人的にいろいろなワークショップを企画実施しているMさんの集まりに参加する。 ダイヤモンド社から出版された「なぜ、日本では本物のエリートが育たない…

火中の栗を拾う

人がいろいろな困難や試練があっても、なんとか自分を保ち、元気を出そうとし、前向きになれたり、道を拓こうとできる力はどこから生れるのだろう。 人がいろいろな不満や不平を持ち、だれかをなにかをただ否定し、批判し、非難するのではなく、とらえ方、見…

我欲と願い

人はだれも、これをやりたい、こうありたいと願いを持つ。だが、それは願いであると同時に、欲だ。人を突き動かす力というのは、欲なしでは語れない。だから、欲は否定の対象だけではなく、肯定の対象でもなくてはいけない。 だた、あの異性とつきあいたい、…

八重の桜と生きる誇り

昨夜から始まった、今年の大河ドラマ「八重の桜」。始まってすぐ、なぜか涙がにじんでしまった。ドラマそのものが、なにか悲しみを直接訴えているわけではない。 だが…。ああ、よかった…これが福島の応援になれば、福島の人たちの励みのひとつになれば…そう…

言葉に至る思い

言葉にしてしまうと矮小化されてしまう。言葉にするとかえって正しく理解されない。言葉にすることで、言葉にしないことで伝えられるべきなにかが壊れてしまう…ということがある。 言葉よりしぐさ、言葉より所作、言葉よりふるまい、言葉より行動…といわれる…

手当

人の予測や推測、あるいは現状分析というものは当てにならないものになった。 かつては、経済のGDPやGNP目標を立て、それをいついつまでに実現するといった言葉が現実になったし、国政や地域行政の指針を打ち立てれば、ほぼそれに近い形で、マスタープ…

試練と修行は続く

いまのままではいけない…これまでと同じではいけない…。そうしたことに思いをめぐらし、今年はあれとこれを改めよう、今年は片付けられていない、これとそれをやってしまおう…そんなことを考え、振り返り、誓いと決意を持つのが正月だ。 無邪気に正月を待ち…