実は、父と母が本気で離婚しようとしたことがあった。 ぼくが中学生の頃のことだ。 原因は、祖父母を父の親族のどこが引き取るかでもめたときのことだ。 父が不治の病といわれていた肋膜炎を患い、医療費や生活費の工面に追われ、生まれて初めて質屋通いを …

ぼくは忘年会という言葉が好きではない 忘年会というのは いかにも日本人らしい言葉 日本人の精神性をよく表した言葉だと思う この1年のいやなことはなかったことに この発想は いかがなものか お疲れまさ会なら 日頃 もちつもたれつ 世話になっている者同士…

よく物書きの世界で言われることだが、作家自身の力ではない、何者かの力によって、作品が生まれると いうことがある。うまく書くということではとても及ばない何か。それを体感することは、文学、映像、 絵画、その他のあらゆる創作分野に携わる者にとって…

51歳という若さで急逝した、直木賞作家向田邦子のエッセイ表題だ 女流作家はだれが好きかと訊ねられたら、ぼくは迷わず彼女の名を挙げる どうあがいても勝てない作家はと問われたら ぼくは同じように、迷わず彼女の名前を挙げる 幼い頃から、ぼくは映画やテ…

この数年、青山の「Red Ceder」という店がぼくの夜の拠点です http://www.goodsons.jp/redcedar/blog/ この店にたどりつくまでのいろいろをこれからお話しますが とりあえず、今回はぼくが放浪と漂泊のすえにたどりついた、Redのさわわりだけご紹介 仕事で忙…

秀嶋賢人公式HP更新しました。 今月の評論コーナーOUT 「第31回愛なき社会の愛なき自爆」掲載中！ 東映蟠軌蕷覗鏞制作の新作、来月クランクインします。 出演者総勢24名という異例の作品。 撮影終了後、詳細はご案内します。乞うご期待！

秀嶋賢人著『思春期の心をつかむ会話術』の出版記念をかねて、開催された、秀嶋賢人主催のミニシンポ MOVE！第2回開催の内容が秀嶋賢人公式HPに公開されました！ 前回の宮台真司×秀嶋賢人から2年、その間、慶応義塾大学湘南キャンパスでの宮台真司×秀嶋賢人…

ぼくの公式ＨＰの方がなかなか更新できなくて すみません せめて ブログだけはと 更新にあいつとめたのだけれど 残念～ 反響がいまいちでした で 今日は ぼくのお気に入りの何点かをフォトで ひとつは たまに船長さんをやるときがあり 相模湾で遊んだときに…

つまらなくなったテレビ番組の中にも たまに 宝物をみつけるときがあります 台本の締め切りに追われているというのに 他のことをやってしまうというわるい癖があり 気分転換のつもりつけたテレビで 今年の3月に放映された「東京大空襲」が再放送されていまし…

ぼくは ずいぶん 歩きましたよ 早く帰ろう 早くぼくのあの家へたどり着こう 薄ボンヤリした夕闇と競い合うようにして ぼくは 歩きました 気ばかりあせって なぜか ぼくのあの家は とても遠くにあったんです ぼくは 歩き続けました すいぶん歩いたんですよ 家…

ファッションは人の心をあらわします その人の生き方や考え方、毎日をどう過ごしているかまで 人に伝えてしまいます ぜいたくなものでも そうではないものでも 別にきれいで 上品な いかにもお金をかけたというものではなくとも 自分はこうありたいという姿…

よく考えたら、ぼくのブログには雑記がなかった… ブログへのアクセスが少しふえて、せっかく来ていただいているのに 雑感やあえて、きちんとした文章にするまでもないような だが、ちょいといい話や親しい人へ送るコメントを書き込む余裕がないことに やっと…

「神宮のイチョウも、昨日の雨にすっかりやられて…。」 今朝は、そう言って、色づいたイチョウの実を両手にいっぱい拾って来てくれましたね。 夏は、浅草のホオズキでした。花冷えのする3月は、湯島の梅の押し花でしたね。 「仕事でそばまで行ったから…。」…

あれれれ…。 ある日気づいてみれば、ブログランキングLismeリスミーの映画監督部門の１位にランキングされていました！ http://www.lisme.jp/dir/ranking/Celebrities_blogs/Movies_Directors/ アクセスしてくれたみなさん、ありがとう！ 風前の灯とならぬよ…

ぼくの母は料理が苦手だった。 父と一緒になる前まで、女中さんが何人もいるような地回りのやくざのような家で育ったのだから、無理もない。 母がまともに料理をするようになったのは父と結婚してからだし、若い頃の父はその料理がまずいと星一徹のごとく、…

私が無知なのだと思いますが、Ｙａｈｏｏブログのランキングらしきものがあるらしい。 リスミーLesme（http://www.lisme.jp/dir/blogs/252205/）というもので、そこの私のプロフィールに血液型まであるので、あららと思っていたら、前回コメントしてくれたＹ…

11月22日、シークレットライブ形式で実施されたミニシンポ、無事終了しました。 三連休の初日で参加したくてもできなかった方、仕事で参加できなかった方も多数いらしっいましたが、 ほぼ会場満席の状態で、こじんまりとしながらも、いい集いになりました。 …

11月5日学陽書房から出版される新刊図書『思春期の心をつかむ会話術』を記念して、秀嶋賢人氏が主宰するミニシンポＭＯＶＥが開催されます。 2年前の「格差」をテーマとしたＭＯＶＥでは、社会学者宮台真司氏がゲスト講師でしたが、今回は精神科医で評論家の…

8月に緊急発巻した、『傷つけられる思春期』（販売 東映蟠軌蕷覗鏞堯砲蓮当初から映像と出版にコ ラボレーション企画としてスタートしていました。 25分の教育映像では、解説できない部分、枝葉の展開を書籍でフォローできないかという考えがその発端 です。…

1997年5月神戸連続児童殺傷事件、俗に酒鬼薔薇事件が発生したとき、多くの大人、マスコミが14歳の少 年の犯行という事実に驚愕した。しかし、それは特異な犯罪として、当時、思春期の子どもたちに蔓延し ていた憤懣や苛立ちを予見することができなかった。 …

東映蟠軌蕷覗鏞瑤茲蟶Ｇ度の新作教育ビデオとして、虐待防止シリーズが発巻されました。 『幼児・児童虐待』『高齢者虐待』『配偶者虐待』の３作。 企画制作は東映蟠軌蕷覗鏞堯ヾ篤帖Φ嗚椶禄嶋賢人監督。 実際にあった事例を丁寧にドラマ化し、虐待の実体と…

学陽書房から『子どものやる気を引き出す コーチング』（神谷和宏著）が出版されました。 DVDのドラマ映像と解説が付き、価格2800円（消費税別）。一般の教育映像に比べて、書籍が文字テキストの役割を果たすので相当、低価格だと思います。しかも、DVDは図…

昨年に続き、秀嶋賢人監督・脚本でいじめをテーマにした啓発作品が4月にリリースされます。 前作、『中学生のいじめを考える 被害者・加害者・観衆・傍観者』はいじめの四層構造をわかりやすく描き、行政や教育委員会、人権啓発団体やセンター、ライブラリー…

昨年夏に制作された、薬物防止教育作品「違法ドラッグにNO！ 未来はキミが思うほど悪くない」がFOR THE ONE PROJECTでも発売されることになりました。 違法ドラッグに使用上の危険性を訴えるこれまでの薬物防止作品とは違い、薬物へ依存してしまう青少年の心…