秀嶋賢人のはてなブログ

映画監督・NPO法人SocialNetProjectMOVE理事長

2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

UST配信失敗のおわび

昨夜はほぼ3ヵ月ぶりのMOVE放送だったのだが… fbページへのリンクミス、送出VTRのデータの読み違えから挿入映像がまったく視聴にたえない、音声レベルがまたもや低すぎるというミスの連続…映像データの読み違いえも音声レベルもまたもや初歩的なミスだ…

幕開けへの道

じつは数週間前、ひどく体調が悪かった。 血圧がいままで経験したことがないほど、高く、以前、発症した胸膜炎のときと同じような痛みが背中や胸に走っていた。 敏感に気がついたのは、いわきのOさんとKさん。あまりに酒の進まない私の姿を目の当たりにした…

心と構えの建て直し

昨日の朝からひと月ぶりのいわき。撮影でお世話になったみなさんにポスターをお届けして御礼行脚。 合わせて、ずっと私と地元でMOVEを支えてくれている大手海鮮卸・販売のOさんの会社のCMロケハンとイメージづくり。 そうした仕事がらみの時間の中でも、次に…

福島から生まれなくてはいけない

東京オリンピックの決定と特定秘密保護法成立後、マスコミではまったくといっていいほど、取り上げられなくなったことがある。 福島第一原発事故の収束状況だ。 福島民報や民友といった地元紙、地元メディアでは取り上げられても、全国紙や全国ネットで大き…

贅沢な時間

昨日はお彼岸法要のあと、その足で広尾の某隠れ家バーのプレオーブンへ。 「駅からずいぶん歩くから」とは聞いていたが、独立してすぐ、いまから24年前、明治通り沿いの広尾一丁目という恵比寿駅と広尾駅の間くらいのところに事務所を持った経験からすると、…

エロスとタナトス

子どもの頃は、自分の先の時間よりも自分が生まれる前、生の始まりにある死やその闇の世界に興味があった。まだ、生を受けてまもない分、死や誕生の闇が身体の記憶として新しいということもある。 中学生や高校生になると、生の始まりにある死や闇の世界以上…

おまえはおまえ

人が仕事やなにかの活動において、もっとも時間や体力、いわゆるエネルギーを使い、パッションを傾けられる時期というのがある。 30代から40代後半。男女にかかわらず、そこがもっとも運動量を高く、質も維持できるときだと思う。 そして、その運動量やモチ…

悪しきものをよきものへ

人の性分というのは、基本的に両親やそのまた両親といったDNAによって引き継がれている。 体調や病気においてさえ、DNAのよってあらかじめ決定されていることはすでに、明らかにされている。 残念ながら、品格や品位といったものも、逆に、狡猾さや品格のな…

私の誇り

3.11から丸3年…マスコミや支援者や識者、あるいは地元の声として、いろいろな課題が指摘される… だが、その多くは、震災からしばらくして、すでに被災地の中で生れ、語られ、議論され、葛藤と煩悶の中にあったものだ。この3年の中で、指摘されていたものだ。…

芝居と鎮魂

昨年11月から、猛ダッシュの連続でも、3.11のことは頭に常にあるのに、気づけば、再来週はお彼岸ではないか。 猛烈に忙しかった昨年末は大切なMOVEの同志が亡くなった。また、高齢者が多い、私の親戚縁者で他界された方がいるし、若い頃、初めてお会いしたと…

開く

世の中をどう見るか。あるいは、世の中における自分の位置、居場所がどこかのかを見極める…というのに必要なことが、ひとつある。 それは、どこを向いて、何をみているかを常に意識することだ。 人は往々にして、自分には世の中はみえているものだと思い込ん…

みんな生きている

震災のあったこの時期… 震災から1か月ほど経った頃。そして、100日法要、翌年の11日、そして昨年の11日。私はひとり、薄磯の海岸にいた。 この前後、いろいろな催しや活動がある。すべてではないが、そのいくつかには可能な限り顔を出していた。薄磯、豊間、…

虚飾でしかない

今回の映画制作でつくづく感じたことがある。 それは、私が福島にかかわろうとした原点はなんだったかのか…という問いでもあった。 来週の火曜日で、震災から丸3年になる。だが、その心の傷も、地域の課題も、そして、福島第一原発の問題も本質的にはなにも…

おぼっちゃま おじょうちゃまくん

理想をもてない人…理想を読み違えている人…理想を持ちながら、それを信じることができず、歩めない人…という人たちが世の中にいる。 大仰な理想はないが、普段の生活さえ、ことなきをえられればそれでいいと、日々の暮らしが安心・満足であることを理想にす…