秀嶋賢人のはてなブログ

映画監督・NPO法人SocialNetProjectMOVE理事長

2012-01-01から1年間の記事一覧

ごちになりました!

昨日は、午前中、桂由美ブライダルハウスの下で、地酒のハンナのばばあと出会う。 最近、日本酒を飲むとなると、乃木坂長寿庵ばかりで、すっかりご無沙汰。 しかし、ばばあは不思議で、ご無沙汰しているときほど、ばったり道やスーパーで出くわすのだ。 すた…

年賀状はまだ終わらない

どうもくしゃみがよくでる…と思っていたら、昨日の午後あたりから、鼻がつまる。喉がいがらっぽい… どうやら、Silly Cold(鼻かぜ)をやったしい。鼻水がとまらないw 数日前から夕刻になると、どうもだるいので、おかしいなと思っていたが、どうやら、その前…

年の瀬の自由

どういう世界でも、その折々の人の集まり方、物事を進める時期、時節によって、独特の活気や熱気があるときと、停滞感が漂う時期とがある。 人と人の出会いとそれが生み出す、化学反応っていうのは、いろいろに姿を変える。新人が入れば、それだけで明るくな…

生涯の恥

年内撮影を予定しいた自主作品。台本があがったのが先週で、1月末から2月始めの撮影となる。年明け、いくつかの制作協力会社との打ち合わせを経て、撮影に入りたい。話し合いと関心がもたれなければ、完全な自主作品として自社制作で進める。 一作は完全に福…

始まってもいない 終わってもいない

一昨日は、いわき市の豊間小学校・中学校の体育館で、仲間のYくんがやっているPower of Japanの主催したクリスマス会に応援で参加。 午前中の仕込みが終わってみると、サンタ役ボランティアが130人もくるというので、サンタはまかせて、急きょ、広野町へ向…

演劇的な空間とサンタクロース

明日、いわきに向うチケットを買いに渋谷へ。帰り道は、徒歩で表参道までいき、だいぶご無沙汰していた大坊珈琲店へ。 久々の来訪。離れている席に座るといつもなら店員さんに運ばせる珈琲を、大坊さんみずから運んできてくださる。それだけで店主の客への思…

すがすがしい忘年会風景

いろいろと中断される打ち合わせや会合、MOVEの出張があって、10日アップ予定の台本原稿を昨日の午後に終える。 自主作品は、とにかく台本が上がらないと先へ進めない。本来、夏場に書き上げて、秋に撮影…というのが基本なのだが、「福島・東北まつり」…

見極めと冷静さ

昨日は朝から福島市へ向かう。同行してくれたのは、MOVE事務局長のSさんといわきビジネス復興協議会の事務局長で、㈱いわき福島復興オフィス社長のIさん。 午前中、福島市観光課にIT事業についてのオリエンテーションと協力要請のため、午後の予定の…

でなければ悔いが残る

22日にいわきにいくことにする。いわきの仲間、それをオレのように応援してる東京在住で、天王洲の高級中華レストランのシェフのYさんが、薄磯・豊間・沼ノ内の子どもたちのために、一足早いクリスマスを企画した。 借り上げ住宅や仮設住宅、別の地域にちら…

あすのこの畑はねえ

週明け月曜日に福島市へ。コラッセふくしまで、トヨタ財団の助成金贈呈式に参加するためだ。 昨年4月のMOVE立ち上げ当時、大きな役割を担っていた連中や深くかかわっていたメンバーから、わずか1年5ヵ月でその陣容も大きく変わった。 正直、がむしゃ…

未来への基軸

個々の人に視点を置くか、個々の実状ではなく、地域や組織、社会といった面に重点を置くか…。それによって、あらゆる施策の質と内容、そして方向性や目指すべきものが変わる。規模や予算といったコストも変われば、その手順や戦略、戦術も変わる。 が、しか…

老いの時間

若いとき、人は自分が老いたときの姿を想像できない。そして、人は実際に老いても、老いの自覚を強く持てるのは70歳も過ぎた頃だ。つまり、いままでできていたことのいくつかがまったくできないということを体で知るようになってからだ。 だから、人は老いを…

それでいいのだろうか

被災地を描いた映画が震災後からいくつか撮られ、公開もされている。多くはドキュメンタリー作品だ。劇場映画として制作されたのは、園子温監督の原発事故にテーマを絞った「希望の国」。しかし、これも放射能汚染によって家を奪われる家族を描いているが、…

形とリーダー

撮影の現場でも、舞台の稽古場でも、そして、俳優の卵たちを集めたワークショップでも、初めて会った俳優に演出をつけるときに、求めるのは、形(かた)だ。 撮影、舞台の現場では、台本があるのだから、求める形ははっきりしている。ワークショップでは、こ…

会津の冬は突然に

会津若松市へ向かう。いつも福島行きはひとりだが、今回は、メンバーの副理事長Kさん、事務局長Sさん、行動研究部会座長のAさんの道中。 猪苗代あたりに差しかかると横なぶりの雪。幸い会津若松につくと雪ではなかったが、寒さはやはり、北国のそれ。 「…

夏祭浪花鑑(なつまつりなにわかがみ)

中村勘三郎が早逝した。 ずいぶん前から余命はないという情報がなぜかオレにも入っていて、寝耳の水で驚くということはなかったが、その頃から、歳もひとつしか違わないこともあって、無念な死になるだろうなと思っていた。 中村家というのは、もともと江戸…

福島ツアー

今週6日に会津に行き、会津大学、会津若松市役所と回り、地元NPO法人の会津地域連携センターのI理事長さんとも面談できれば…というよくばりな日程を組んだ。 仲間のAくんが地元のIT企業社長とも連絡をとってくれ、面談となれば、それなりに時間が足り…

くせは治ってない

今週は、短編の自主作品の脚本制作で時間をとられている。10日までに整えて、制作協力会社を含め、各所に知らせなくてはいけない。約2ヵ月遅れの作業。 小説や戯曲、脚本には、人が登場する。それは、いうまでもなく、すべからく人間を描くということを基本…

芝の中華店

昨夜は、芝商店会の中華料理店で忘年会。これまでにも何度かこの中華店で宴会や食事をしているのだが、実にうまい。しかも、中華のB級がうまいのだw 普通にランチや夕食で食べるときには値段は平均的。味は悪くないから、それでいいのだが、宴会のパッケー…

温故知新

東映がらみのプレゼンを無事終えて、一旦事務所に戻り、スーツからお気にいりのカーディガンに着替えて、恵比寿へ。 Avidの編集セミナー。もうよく知られているが、いまテレビはもちろんだが、映画の世界でもデジタル化は急速に進み、フジに続き、コダックも…

ま、落ち着いて、お茶でも飲め

今回の衆議院議員選挙。マスコミの報道バラエティでは、やれ小党乱立だの、政策がみえないだの、粗製乱造で政策が未知数だのと、実に、かまびすしい。 意図して、視聴者、選挙民を混乱させるような情報の提供をしていると、うがった見方さえしたくなってしま…

きっとみんな驚く

超安値の昭和レトロのソファやフランスやイタリアの田舎にありそうなダイニングテーブルと椅子をみつけた。 4年前、引っ越しに合わせて購入して、いまやくたびれたホワイトベージュのマホガニーのソファを、邪魔になるからと捨てようと思っていた矢先。とい…

あなたを忘れない

おふくろと義父が亡くなってから6年…。11月中旬と12月の年末に立て続けに逝った。寒さが厳しくなってくるこの時期になると、いつも早いものだなと思う。 人というのは亡くなったり、失ってから、いろいろに記憶によみがえるものだ。親しい人であれば、亡くな…

現場から

一昨日のNHK朝の情報番組に、恵泉女学園大学院教授の大日向雅美先生が出演してらした。相変わらず、ソフトな語り口で、人の話を最後まで聞きとどけようとする姿は美しかった。 だが、そんなことを面と向かっていえば、大日向さんは、「秀嶋さん。そんなこ…

言葉の豊穣さ

人間というのは、常に相克や葛藤といったものの中にいる。だが、いつからか、その相克や葛藤を生きることがダサいと思われるようになった。 ダサくないために、自分の中にあるコンプレックスや弱さや浅ましさ、愚かさを押し隠し、強がってみたり、虚勢や見栄…

復興は?

選挙もあって、あちこちでTPP、原発を含むエネルギー政策、沖縄・竹島・尖閣につながる安全保障、景気浮揚策などなど…あれこれ日本の未来の指針についての議論がさかんだ。 だが、復興についての議論がまったくない。選挙の争点とならないからだ。 しかし…

間違わない選挙の方法

疲れや混乱、義理や人情、これまでのつながりや関係、あるいは自分の都合や自分への執着…そうしたものの渦中にいると、いろいろなものが見えない、冷静に判断できないということが起きる。 恋愛などを考えてみればわかる。大人の恋なら、打算や駆け引きばか…

久々江の島

2年ぶりくらいになるだろう。ふと思い立って、江ノ電に乗ってきた。 福島・東北まつりが終わり、残務を片付け、疲れも抜けていたきところで、東映のコンペ企画の原稿締切と徳島県つるき町でのシンポジウムがぶつかった。徳島から戻って、数時間の睡眠で午前…

今夜は眠れそうもない…

昨日夕方近くの便で徳島へ。東映に提出するシノプシスを21日の昼に伸ばす。 徳島に着くと暖かい。数日前は寒かったというが、事務所を出るとき手袋がほしいくらいの寒さだったことを思えば、やはり四国は暖かいのだ。 その暖かさに甘えて、夜はいつもの千代…

掛け違い

子どもの頃、シャツやカーディガンのボタンを掛け違えたまま学校へいった経験にある人はいるだろう。女子よりも男子に多いに違いない。 幼い頃から女子は女性だ。身だしなみは親も男子より気にかけるし、女子本人も気にかける。いい歳になれば、男子も女子並…