2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧
定員30名~40名程度のあやしげなバーで、宮台真司氏と私でフリートークショーを開催します。 内容、日時はまもなく発表しますが、参加費はドリンクと食事付きで5000円(チャージ料含)。 ゲストを変えながら、月1回程度のペースで開催できたらと考えて…
○ 道 乗用車が走ってくる。 ○ 車 中 男と女が乗っている。 女、目線を左にやる。 広々としてなだらかな草原が見える。 女 「あれ・・。こんなとこ、あったんだ・・・」 男、女の視線の方を見て 男 「ほんとだ・・。いい感じじゃん・・」 女 「ねえ、ちょっと…
風が吹いて キミがうつむいた どうしたの… キミは目をしばつかせ ぼくはキミの顔をのぞき込んで 戸惑ったみたいに 目にごみが… 君はとてもつらそうに目をしばつかせ 思わず目にふれようとうする君の手をぼくは… そして 風が吹いて また 風が吹いて こんなと…
まだ、劇団を主宰していた頃の話です。 東京郊外のある場所へ劇団の女優の二人と私の高校演劇部時代の後輩の男と四人で日帰りのピクニックに 出掛けました。五月の連休明け、月末だったと思います。 女優の一人が卒業論文でその地域の著名な祭りを取材したこ…
小学校の高学年のときのことです。 小学校4年生のときに地方都市からある田舎の町に転向しました。転校生の悲哀を、私は、そのとき、い ろいろな形で体験しました。孤独な転校生を救ってくれたのは、数人の地元の子と同じ転校生仲間でし た。3年間そこに暮…
ある美しい女性と生活していたときのことです。 その女性は気性が強かったのですが、その強さの分、実に繊細で脆いところがありました。 気性の激しさと脆さ。それを象徴するような外見の美しさ。そこに惹かれ、一本の小説や映画がつくれる ほどの激烈な恋愛…
もう数年前のことです。 福島県の三春にある、芥川賞作家玄侑宗久氏の福聚寺を仕事で尋ねたときのことです。 私は識者であれ、タレントや俳優さんであれ、その方とお会いする前に事前の下調べをほとんどしませ ん。著書や作品を数点走り読みした浅薄な知識、…