秀嶋賢人のはてなブログ

映画監督・NPO法人SocialNetProjectMOVE理事長

2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ひねくれてみた

私は、生来、つるむ…ということが嫌いだ。イエッ―っというのも嫌いだ。 私は、生来、キレイ事をいう奴が嫌いだ。わかってもいないのに、わかったようなことをいう奴も嫌いだ。 わたったような顔して、慈善活動や奉仕活動をやる奴も嫌いだ。 一時の情熱や感情…

日本の面影

いまのような不安の時代… 人は安全であるために、あちらにも足をかけておこう、こちらにも気持ちをつないでおこう、むこうにも気を遣っておこう…と、あちこちに足場と手がかりをつくりたがる。 あるいは、そのように足場や手がかりをつくっておいたものが、…

ジャパニーズドリーム

講演などでも何度も話したことだ。 アメリカは徹底した格差社会。貧困世帯の数もその貧困度も半端ない。その格差を吸収するために、海兵隊がある。軍に入ることで、安定した収入がえられ、家族に仕送りができる。年金もつく。 ご存じのとおり、海兵隊はアメ…

悲しみの拡大解釈

たとえば、東日本大震災がこの国を襲ったとき それは、1896年明治三陸沖地震以来、私たち日本人が経験したことのない大規模なものだった。明治三陸沖では、死者不明者21,959人。3.11は、死者不明者約19,000人。その後の震災関連死を入れると20,000人を越える…

売国奴から国賊へ

法人税の減税にともなって、外形課税、つまり、年商1億円以下の赤字中小企業に免除されていた法人税も徴収する法案がまとまった。 経済の回復といいながら、大企業にとってメリットのある法人税減税をやり、一方で、日本の経済基盤を支えている中小企業を外…

若者たち

テレビドラマ「若者たち」が放映されたのは、1966年から。俳優座映画部とフジテレビが共同制作する形だった。劇場公開はそのあとだ。配給は東映㈱。 私は高校1年のときに、1年遅れで、この映画シリーズの一挙公開を中州の東映で高校の演劇部の先輩たちと当時…

人を思い、漂う謙虚さ

NHKに黄金時代といわれる時期があった。テレビというある意味、いろいろな制約がある中で、その限界を組み込みながら、内容の深いドラマやドキュメントを量産していた時期だ。 筆頭のひとりは、私の最初のかみさんの恩師でもある、がははのおじさんと異名を…

人は病む

人は病んでいる。過去の傷や記憶や成育歴や挫折や成功や失敗や敗北の中で… 大きくいえば、愛の喪失感がそうする。 だが、人は病んでいる、そのことを拡大させるか、しないか、あるいは、人の心の闇をいやせるかどうかは、社会のあり方で決まると私は確信して…

あるべき人とあるべき活動

特定非営利活動法人Social Net Project MOVEの活動がよくわからない、その活動内容がわかりにくい…という声をいまでも時折、耳にする。 設立当初は特にその声は大きかった。 なぜか。 それは、私たちの活動が、単に復興支援や福島だけのサポート事業を目指し…

名もなきもの

名もなき、防波堤のひとりのなろう。そう考えられる人は、いまこの社会に、この国に、どれほどいるのだろう。 名もなき、防波堤になるくらいなら、襲いかかる大波になった方がいい…そう考える人の方が多いのかもしれない。 名もなき、灯台守のひとりになろう…

愛なき世界

心を伝える。思いを共有する。願いを共にする。 それらは一長一短でできることではない。また、言葉から想起されるほど、ただ美しいだけでも、ただ温かいだけでも、ただ輝きのあるものでもない。 美しい言葉やだれもが納得できる美辞麗句。あるいは、誠実さ…

海のように、波のように、風のように

地域が提供する塾があった。いまでは考えられないが、公民館を使って、九州大学に通う若い学生の先生が、安い授業料で開校していた。 通っている中学生は4人程度だった。いまひとつ授業に盛り上がりがなく、次第に参加する人間も少なくなっていた頃、その先…

コピー国家

いまほど、あからさまな情報操作がされている時代は、戦後70年の歴史のなかでもない。 もちろん、これまでにも多くの情報操作や政治の圧力というのはあった。だが、これに毅然として立ち向かう報道人は少なくなかった。 それができたのは、権力に対峙する…

副総裁の暴言

自民党副総裁の高村正彦は、中央大学法学部法律学科卒で司法試験に合格し、弁護士の資格をとっている。二世議員だ。 別に法律を学んだ人間がすべからく近代民主憲法を理解しているとは言い切れないが、昨日の報道で、安部総理の国会答弁と判を捺したように、…

最初の一歩

やったことない活動や仕事…それにやむなく、挑戦するのには勇気がいる。だが、やったことのない活動や仕事におもしろがって取り組むのには、勇気はいらない。 あるいは、なにかの事情でどうしても、やったことのない活動や仕事に取り組まなければ、その先に…

ひびの入った分厚ペルソナ

人間の言動には、その要因となるなにがしかの因子がどこかにある。 人がこだわりや執着、歪な言動や志向に向かうのは、生誕から成長の成育歴、あるいは思春期の挫折やトラウマ、成人してからの適応の不具合等々の背景と因子がある。 だが、思春期以後、他者…

日本人の生活思想

建築は、その国や地域、人々の生活思想を現わす。 東日本大震災以後、全国で、木造建築の生活思想が見直されている。これは建築そのもののほかに、木を生かす文化、バイオマスの思想ともつながり、原発や化石燃料といった、これまでのエネルギー依存の方向性…

空のコップ

コップに入った水がある。そこに半分の水がはいっている。 そのコップがとても喉の乾いた人に差し出されたとしよう。ある人は、なんだ、これっぽっちしか入ってないのか…と思う。そして、差し出した人に不満を感じ、そうした表情や視線を向ける。 また、他の…

この国の亡国者

ひとつ事を初めて、その最初で詭弁を弄して体裁を繕うと、その後も体裁を追うための詭弁やウソを重ねていかなくてはならなくなる。 だが、体裁を繕い続けないと、詭弁を弄して謀った周囲の評価が反転する。だから、体裁を追って詭弁を重ねることが後戻りでき…

生かされてはいない

国際紛争を解決する手段としてのあらゆる武力を放棄した、恒久平和を謳った憲法があるおかげで。 戦後、世界の先進国家で唯一、戦闘に国民が巻き込まれることもなく、戦闘そのもので死者も出さなければ、他国民を殺害することはなかった。 憲法が国民の総意…

ある揺れ幅の中

センスや美意識、あるいは、美的感覚といったものは、視覚で磨かれる。 もちろん、センスのよさや美意識の高さ、美的感覚の鋭さといったものは、天性のものだ。なにに、それを感じるのか。なにをよしと感じるか。それは千差万別というようなものではない。 …

私たちの選択

時代におもねて生きていくのか。時代にこびて生きていくのか。時代に逆らって生きていくのか。時代を器用に生きていくのか。 人の生き方や考え方は大方、そんなふうに分かれてしまう。 だが、時代におもねもせず、媚びもせず、逆らいもせず、器用にもなれず…

カニバル

ご承知のとおり、「カーニバル」とは謝肉祭のこと。キリスト教の世界で、断食の前に、たらふく肉を食べ、肉よ、さらば…というのがその語源。 断食に入る前、禁欲へ向けた食肉とのしばしのお別れの儀式。キリスト教の教義上の祭事ではなく、庶民の通俗的なイ…

いけない、あ・な・た♡

国民のいのちをいのちをと…与党も野党も言葉にする。世間の人たちまでもが、国民のいのちを守れるのか、守れないのか云々でかまびすしい。 憲法は国民のものだという近代憲法のそもそも知らない無知な人たちが議論しているから、こんなことになっているのだ…

クラップの最後のテープ

Samuel Beckettは、アイルランドの詩人、小説家、劇作家、文芸評論家。 ミュージカル“Cats”で一般に知られる詩人、劇作家のYeatsや難解な小説“Finnegance Wack”などの小説で知られる、詩人、作家のJoyceなどと同じアイリッシュ文学がその出自だ。 アイリッシ…

東北まちづくりオフサイトミーティング

「東北まちづくりオフサイトミーティング」。略して、東北OM。山形市役所に勤める公務員のGさんたち数人で始めた活動。それがいま6年をかけて、東北六県の行政にかかわる300人近い団体になっている。 定例の勉強会を東北各地で開催するほか、改革派市長で…