秀嶋賢人のはてなブログ

映画監督・NPO法人SocialNetProjectMOVE理事長

#練習用

I have a dream

「私には夢がある…」。その言葉で始まった、キング牧師の演説は、アメリカ公民権運動を強く牽引する力になった。 「私には夢がある…」。その言葉が生んだ行動は、実現不可能を人々の小さな力の結集が可能にすることを証明した。 ぼくは若い頃から、「それは…

仮説の証明

人というものの謎を解く。それがぼくらの仕事だ。 だが、人というのもの謎など解けるものではない。なのに、解けない謎に果敢に取り組み続ける。徒労ともいえるその命題から逃れられない。それがぼくらの仕事の姿だ。 仮説に基き、一定の答えを探り当てたと…

簡単な問い

国の豊さとは何を基準とするのだろう…。人の幸せの基準って何なのだろう…。世界の安定は何を目指せばいいのだろう。 簡単な問いに、ぼくらは確かな答えを持っていない。 国の豊かさを成長率やGDPが示す時代は、もう終わっている。成長を実感できるのは、限ら…

傷のない腕に巻かれた包帯

ぼくは、もう10年ほど前から、ある評論本の企画を持っている。内容を検討しているときに、あの震災が起きた。 そして、その評論本の中で、描こうとしていたことの多く、ぼくらが取り戻さなくてはいけない課題をあからさまに震災が突き付けてくれた…と実感し…

公を取り戻す涙

ぼくらの社会は、もうずいぶん前から…おそらく、20年以上前からだけど、公(おおやけ)の力が途轍もなく、希薄になっている。 少子高齢化がもっとも大きな要因なのだけれど、それらへの対策が現実にそぐわないばかりか、公の希薄化という視点で取り組まれて…

それをいっちゃ、おしめぇよ

「それを言っちゃー、おしめぇいよ」。 映画『フーテンの寅』シリーズには必ず使われる決まり文句がある。そのひとつがこれ。 よく使われる下町言葉。じつは、ぼくらの暮らしの中には、それにはふれない、いわないことが賢明だとする文化がある。 人間関係、…

Subway Therapy

ぼくらは世界をつかまえたいと思うけれど、じつは、世界をつかまえることも、世界を知ることもできはしない。 つかまえていると思っている世界、知っていると思っている世界。せいぜいぼくらにできるのは、のようなものでしかないんだ。 海外の報道を観てい…

ゆれと二股のなりゆき難民

ゆれが収まらない。日本も、世界も。 ぼくは、ワールドニュースやCNN、ABC、BBCのニュースも観ているのだけれど… 日本だけではなく、地球の悲鳴のように、予測不可能な自然の猛威が地球の至るところに起きている。 符合するように、国際社会のバランスが崩れ…

体たらくな人たちの国

Have a good die 人は変わらなければいけないと思う 人は変わらなければいけないと思いながら、変えられないとも思う 人は変わるためには何をしてよいのかわからないと思う 人は変えなくてはいけないと思う 人は変えなくてはいけないと思いながら、それは自…

人には大事なものがある

人には、大事なものがある。 それは、家族、兄弟姉妹であったり、恋人であったり、仕事であったり、友人や仲間であったり、あるいは、お金や物といった、即物的ではあるが、生きるために、将来の生活のために大事な眼に見えるものであったりする。 だが、人…

孤独なにぎわい

乃木坂の孤独なにぎわいが好きだ。 東京ミッドタウンのイルミネーションの見物客でこの時期、この界隈はすごい人通りになる。だが、その喧噪も年末のこの時期はそう遅くまで続かない。まして、乃木坂界隈の夜間人口はそう多くない。六本木界隈はべつにして、…

いままでと同じであってはいけない

福島全域、そして仙台、石巻の被災地を回り、いろいろな人と出会い、いろいろにふれあい、そして、いろいろな意見や考え方にもふれながら… しかし、やはり、思いをよぎるのは、人の世のはかなさであったり、いい加減さであたり、愚かさ、賢さ、小賢しさ、あ…

マイケル・サンデルがいいたいこと

このところ、ある考えに基本をおいて、このブログを綴り続けている… ということに気づいた人は、相当にオレのHP今月の評論を読んでいる人か、オレのブログを継続的に読んでいる人か、もしくは、オレと普段から接していて、一貫して主張している基本的な考…

きっと叱られる

この数日原稿書きで無理をしていせいか、扁桃腺が再発する。 午後一番で診察を受けると、女医のI先生から、「だから、次の日も点滴をと言ったんですけどね?」と、やんわり注意される。ついでに、「歳とともに、体力も落ちてますから、無理をしないようにし…

スーツが似合うオレ

丸の内東映で開催される、花まつり前日の「手塚治虫ブッダ上映会」の導入紹介映像のショートムービー。思いのほか、仕事が別件で中断し、手こずる。 先日は、銀行保証協会に顔を出し、昨日は、日本政策金融公庫の担当者が来訪。うちは6月決算なので半期の試…

男になって帰ってこい

コレド最常連記録を3年連続続けていたUちゃんが、出向先の夕刊Fから本体の大阪本社経済部へ異動になった。 オーナーMさんの声かけで、Uちゃん馴染みの連中が集まり、送別会ということに。約10人ほどの集まり。いってみるとUちゃんが早々にひとり座って…

MOON LIGHT BLUES

愛や恋はいつも遠い。その手の届かない大きな河を男も女も渡ろうとする。 だが、恋が愛に変る瞬間と出会える人はそう多くない。だから、人は恋を失い続ける。その向こうに愛があると信じて…。 この曲、抜群のコード進行。それが、しゃれている分だけ、恋のつ…

身も心も

劇団をやっていた頃、夕陽の落ちる靖国通りの向こう、新宿の喧騒の彼方に、未来があった。 だが、年三回公演のハードスケジュールと公演費用の捻出に奔走しながら、救いは酒しかなかった時代。 いとおしいと抱き締められる人もなく、愛を求めていた青春の歌…

海を見ていた午後

夕刻より慌しいので、本日最後の楽曲紹介。 大学で劇団をつくって、最初に舞台上演をしたのは、明大前の「宇宙館」というアングラ劇場だった。 当時、荒井由実、いまの松任谷由実が流行っていて、ラジカセが背一杯で、コンポなど持たないオレたちは、芝居の…

青春の影

浪人時代のことだった。 福岡市の地方公務員試験に合格し、もう大学はあきらめて、福岡で生きようと決めていた。市の職員をやりながら、地元で芝居をやろうと思っていた。 大学受験も、憧れの大学のキャンパスを最後に見てみたい。それだけの気持ちで、ろく…

絆の崩壊

窃盗事件、詐欺事件が増加している。 窃盗事件は、例年の3倍以上。とりわけ、ひったくり事件は極端な増加。それは、いうまでもない、明日、食べる物に困窮している人々が、昨年のリーマンショック後、急激に増加しているからだ。 コンビニ強盗が続いているの…

ごめんなさいませ

ブログの動作環境が悪く、更新できませんでした。ごめんなさい。

何事ごとかと思えば

いまでは オレの貴重なご意見番でもあり 飲み仲間となっている酒豪の編集者Rと スーツの直しを引 き取りに来た息子の三人で 銀座のSで飲む Rと一緒に詰めようとしている 評論本の内容の下打ち合わせが目的だったが 阿吽でいけるオレらは ものの10分も話せ…

ゲストブック登録のみなさんへ

ゲストブック登録ありがとうございます。 大変申し訳ありませんが、こちらの操作ミスで 数名の方の登録を削除してしまいました。 本当に ごめんなさい。 また 登録されたみなさんへの個別の返信やご連絡はできませんので、その旨 ご容赦ください。 コメント…

メタボの騎士に退却はない…

息子の祝い酒が多少残っていたが 金曜の夜は 前々から約束していた 西麻布のオレが一押しの焼肉屋 「胡同」(フートン)でMちゃんとメシをする Mちゃんは たぶん 突っ込みの天才 しかも 意外性に満ちている オレのまじめな話に まったく想像もつかない角度…

夢をみた…

女の夢を見た 彼女とは別れて もう4年以上の歳月が過ぎている 出会ったとき 彼女は24歳 オレは40歳 16歳の歳の差恋愛 出会ったときは不倫だった その後 結婚したが いろいろな事情があって別れたオレたち もちろんオレが悪い だが 事情が許せば 別れなかった…

ファッションのこと7

志賀さんには本当によく心を砕いてもらった。 そのおかげで、それまで自分では決してチョイスしなかったような服にも興味を持つようになり、また、 いい歳だからと視線からはずしていた服にも関心が生まれた。 そして、いつか、どこか人の視線を評価を気にし…

飲みすぎ

ひとり息子は大学受験の真っ只中だというのに オレは3連ちゃんでコレドへ Mさんのブログに牡蠣が150個も残り 本日100円でご提供などとあるものだから きっと先週の大パーティで客もいないだろうと 牡蠣の処分手伝いのつもりで顔を出す しかし そうそう牡蠣…

ボロ酔いで失礼しました

写真はシアター&バー コレド乃木坂移転5周年の模様 Mさんの奥さんは 参加者が30人くるかどうかなんて 少し心配していたが 杞憂におわった 60人以上は軽くいたと思う まだ コレドデビューしてまもないオレなのに 前日のストレスから 勝手にひとりで盛り上が…

このにぎわいは…

オーナーのMさんが久しぶりに心ふるわせられたというので これは聴いておこうと コレドの移転5周年のライブに参加 新井英一さんという 中高年の熱狂的なファンがいる ブルースシンガー 会場は まさに中高年というか 団塊世代くらいのおっさん おばさんで立…