撮影終了で、コレドへ
昨年末から手掛けていた、東映の社会教育作品の撮影が無事終了しました。
3話オムニバスドラマです。
題材は昨今多い、ケータイで犯罪や事件に巻き込まれてしまう子どもたちの問題。
ケータイの禁止だとか、うんぬんいわれいますが、ぼくの本、『思春期の心をつかむ会話術』(学陽書
房)でも述べているように、問題なのは、子どもたちをケータイの世界に逃げ込ませている、普段の現実
の人間関係のあり方の方なのです。親子関係や夫婦関係、学校での教師の子どもとの関係など、子どもに
対するふれあい方を大人が見つめ直さない限り、どのように使用を禁止をしてみたり、持込みを禁止した
ところで、子どもたちは大人の眼にふれない、プライベート空間をつくります。
そうした要因をつくっている、大人たちの教育への姿勢、あり方を振り返る、気づきのドラマとして制作
しました。
写真は、その3話に出演してくれたメインの家族役三人。速水陽子、植木綾香、山田。
植木はオーディションで採用したのだけど、なんと偶然に役名と芸名が字まで同じ。気づいたのは、採用
を決めた後で、不思議な縁を感じました。
植木よ。綾香という名はオレの大好きな、イメージのある名前なのだ! それにふさわしい女、女優にな
れるよう、もっともっと、精進しろ! 遊んでる場合じゃないぞ!
詳細は、リリース近くなりましたら、ぼくのHPでご紹介します。
で、これから編集やなにやらで、また、バタバタするのですが、一段落したところで、ふっと息をつきた
くなりました。
そういうときは、やはり、乃木坂のコレド。以前、ご紹介した、Mさんの店ですhttp://blog.goo.ne.jp/e
lcoredo/。
ふらりといったら、相変わらず舞台の公演が入っていて、バースペースはなにやら、わさわさ。
たらたら、馴染みの女性スタッフの方とたべりながら飲んでいたら、前に偶然ご一緒した、Mさんともじ
っこんらしいおやじさんが現われました。
前回、お会いしたとき、ぼくはベロベロで、断片的にしか、そのおやじさんとの会話を覚えていなかった
のですが、そのおやじさん(ぼくと歳は7つくらしか離れていないのだが、そう呼びたくなる風貌と雰囲
気があるヘンな人)は、めちゃくちゃぼくのことを覚えていて、ぼくの無礼な口の利き方や団塊世代と聞
くとついつい喧嘩を売りたくなってしまうぼくのやな面もしっかり覚えていて、でも、なんか、団塊世代
にしては、Mさん同様、いいおやっさんで、お互いスケベなこともあり、いきなり、猥談で盛り上がって
しまったのです。
話題は、62歳のMさんと22歳のMさんの奥さんの夜の営みへと広がり、エロ好きな62歳、ヘンなおやじと、
やはり、エロ好きの55歳、ヘンなカントクとで、「男は野獣のように、女性を何回もいかせてあげるのが
礼儀だ」などという話をしていたら、Mさんが、かなりうろたえ気味に、「そういうこと、嫁に吹き込ん
じゃ、ダメよ」と、話題を変えたがるではあ~りませんかぁ~?
察するに、どうやら、我々客の知らない、歳の差39の夫婦の夜の営みと葛藤があるらしく、人のいいMさ
んは、ややへこみ気味だったのです。
「夫婦になったら、そうそうセックスしたくなるものではないよ」という、昨今夜の営みで敗北続きらし
い、Mさんのいいわけももっともなのですが、もともと、62歳のロートルと結婚できちゃう、すごい感性
を持った39歳も年下の女性と一緒になっているのです。その女性が半端ないいわけで納得するわけもな
く、そうした女性を嫁さんにしたのだから、「Mさんがんばるしかないべ」とついつい叱咤激励。
「場所変えてやってみたら」などと、Mさんのふがいなさを酒の肴にしてしまいました。Mさん、ごめんな
さい。でも、ひさしぶりに楽しかった。
へんなおやっさんには、突然、「アナタ、感性するどいよ」などと、ほめられ、ほめられることになれて
いないぼくは、それまで罵詈雑言、いいたい放題だったのが、マジ、ちょっとたじたじになり、「儲かる
儲からないじゃなく、自分を信じて、自分のやるべきことをやればいいのさ」と若い女大好きそうな薄く
なった頭を光らせながら、そのおやっさんに、ちょっとじんと来るようなことを言われてしまい、なんか
久ぶりに道しるべをもらったようで、思わず本気で、絶句してしまったのです。
話の途中で気づいたのだけど、ぼくは、去年の11月か12月始めに台本書きで引きこもっているとき、気休
めに観たテレビのドキュメンタリーだか、世界に通用する日本人を特集する情報バラエティだったかで、
そのおやっさんのすごい仕事を知っていたのです。
世界のコンクールで1位になるような楽器をつくっているSさんという方で、すごい人だったのでした。
コレドって、Mさんのキャラクターもあるのだろうけど、結構、いい店だし、Sさんのように、おもろい
すごおやじと会えるから、おススメだよ。
※Mさん夫妻から後日、年齢差 39だよと言われ、あわてて数字訂正
3話オムニバスドラマです。
題材は昨今多い、ケータイで犯罪や事件に巻き込まれてしまう子どもたちの問題。
ケータイの禁止だとか、うんぬんいわれいますが、ぼくの本、『思春期の心をつかむ会話術』(学陽書
房)でも述べているように、問題なのは、子どもたちをケータイの世界に逃げ込ませている、普段の現実
の人間関係のあり方の方なのです。親子関係や夫婦関係、学校での教師の子どもとの関係など、子どもに
対するふれあい方を大人が見つめ直さない限り、どのように使用を禁止をしてみたり、持込みを禁止した
ところで、子どもたちは大人の眼にふれない、プライベート空間をつくります。
そうした要因をつくっている、大人たちの教育への姿勢、あり方を振り返る、気づきのドラマとして制作
しました。
写真は、その3話に出演してくれたメインの家族役三人。速水陽子、植木綾香、山田。
植木はオーディションで採用したのだけど、なんと偶然に役名と芸名が字まで同じ。気づいたのは、採用
を決めた後で、不思議な縁を感じました。
植木よ。綾香という名はオレの大好きな、イメージのある名前なのだ! それにふさわしい女、女優にな
れるよう、もっともっと、精進しろ! 遊んでる場合じゃないぞ!
詳細は、リリース近くなりましたら、ぼくのHPでご紹介します。
で、これから編集やなにやらで、また、バタバタするのですが、一段落したところで、ふっと息をつきた
くなりました。
そういうときは、やはり、乃木坂のコレド。以前、ご紹介した、Mさんの店ですhttp://blog.goo.ne.jp/e
lcoredo/。
ふらりといったら、相変わらず舞台の公演が入っていて、バースペースはなにやら、わさわさ。
たらたら、馴染みの女性スタッフの方とたべりながら飲んでいたら、前に偶然ご一緒した、Mさんともじ
っこんらしいおやじさんが現われました。
前回、お会いしたとき、ぼくはベロベロで、断片的にしか、そのおやじさんとの会話を覚えていなかった
のですが、そのおやじさん(ぼくと歳は7つくらしか離れていないのだが、そう呼びたくなる風貌と雰囲
気があるヘンな人)は、めちゃくちゃぼくのことを覚えていて、ぼくの無礼な口の利き方や団塊世代と聞
くとついつい喧嘩を売りたくなってしまうぼくのやな面もしっかり覚えていて、でも、なんか、団塊世代
にしては、Mさん同様、いいおやっさんで、お互いスケベなこともあり、いきなり、猥談で盛り上がって
しまったのです。
話題は、62歳のMさんと22歳のMさんの奥さんの夜の営みへと広がり、エロ好きな62歳、ヘンなおやじと、
やはり、エロ好きの55歳、ヘンなカントクとで、「男は野獣のように、女性を何回もいかせてあげるのが
礼儀だ」などという話をしていたら、Mさんが、かなりうろたえ気味に、「そういうこと、嫁に吹き込ん
じゃ、ダメよ」と、話題を変えたがるではあ~りませんかぁ~?
察するに、どうやら、我々客の知らない、歳の差39の夫婦の夜の営みと葛藤があるらしく、人のいいMさ
んは、ややへこみ気味だったのです。
「夫婦になったら、そうそうセックスしたくなるものではないよ」という、昨今夜の営みで敗北続きらし
い、Mさんのいいわけももっともなのですが、もともと、62歳のロートルと結婚できちゃう、すごい感性
を持った39歳も年下の女性と一緒になっているのです。その女性が半端ないいわけで納得するわけもな
く、そうした女性を嫁さんにしたのだから、「Mさんがんばるしかないべ」とついつい叱咤激励。
「場所変えてやってみたら」などと、Mさんのふがいなさを酒の肴にしてしまいました。Mさん、ごめんな
さい。でも、ひさしぶりに楽しかった。
へんなおやっさんには、突然、「アナタ、感性するどいよ」などと、ほめられ、ほめられることになれて
いないぼくは、それまで罵詈雑言、いいたい放題だったのが、マジ、ちょっとたじたじになり、「儲かる
儲からないじゃなく、自分を信じて、自分のやるべきことをやればいいのさ」と若い女大好きそうな薄く
なった頭を光らせながら、そのおやっさんに、ちょっとじんと来るようなことを言われてしまい、なんか
久ぶりに道しるべをもらったようで、思わず本気で、絶句してしまったのです。
話の途中で気づいたのだけど、ぼくは、去年の11月か12月始めに台本書きで引きこもっているとき、気休
めに観たテレビのドキュメンタリーだか、世界に通用する日本人を特集する情報バラエティだったかで、
そのおやっさんのすごい仕事を知っていたのです。
世界のコンクールで1位になるような楽器をつくっているSさんという方で、すごい人だったのでした。
コレドって、Mさんのキャラクターもあるのだろうけど、結構、いい店だし、Sさんのように、おもろい
すごおやじと会えるから、おススメだよ。
※Mさん夫妻から後日、年齢差 39だよと言われ、あわてて数字訂正