秀嶋賢人のはてなブログ

映画監督・NPO法人SocialNetProjectMOVE理事長

2012-01-01から1年間の記事一覧

いま何をなすべきか

巨大政党が国民のすべての声を拾い上げられなくなっている現実を象徴するように、今回の選挙は、小党乱立。それを、無理やり統合して、統一政党、会派をつくろうとする動きがある。 自民党時代から、政治家がこうしたときに口にするのが、大同小異。小異を捨…

スマートは品位と品格

予想通り、衆議院は年内解散となった。夏頃から臨時国会のある10月から11月が解散時期になると思っていたし、政治に関心のある連中にもそう語ってきた。 「福島・東北まつり」の開催まじか、政府主導の「八重の桜プロジェクト」の事前打ち合わせで国会議…

縮まない人間関係

かつて仕事でお世話なったり、微力ながらお手伝いさせていただいた方たち。 そうした方々は、オレより年齢が5歳以上、上の世代がほとんどだった。30代半ばで独立したとき、こんなオレをおもしろがり、仕事を投げてくれ、いろいろなステージに立たせてくれ…

ひとりひとりが持つ決意

一気に選挙モードになっている。 こうした時節にはお決まりだが、あれこれ政党批判や政権批難、政党政治へのあきらめと第三極とやらへの期待感から批判、さては、無期待、無関心など…マスコミが先頭をきって、わかりやすい図式と分類、分析をやり、いつもの…

願いは必ず実現できる

午後から、ブッティストの経営者の集りで、サイデリア創業者で会長のSさんの懇親会に参加。実は、10年以上前、埼玉にある本社工場で、個別に面談いただいたことがある。 ある方の伝手で、超教育ポータルサイトOUTの編集長業務をやっていた頃で、運営資金…

心より心に伝ふる花

人や集団というものは、自分たちの経験の深度によってしか、初見の人や団体を判断できない。 情報の曖昧性や不確実性を情報社会が教訓として刷り込んだ結果、情報そのものに比重をおけなくなっているからだ。それがいかに深度の高い、信頼性を裏付けとしても…

そのとき歴史が動いた

時代の変化というのは劇的な場合もあれば、そうではないケースも少なくない。いや、じつは劇的であることの方が少ないといっていい。 ベルリンの壁がこわれたときも、昨年のジャスミン革命も、結果から見ると、鋭く劇場的であるかのように見える。が、しかし…

実現の意欲

アメリカ大統領選挙は大方の予想通り、オバマ圧勝で終わった。4年間の景気対策は議会のねじれもあって、思い切った施策が実行できなかった。 その不満は浮動票の中に潜んでいたが、結局、終盤、4年前、オバマを支持した中間層と低所得者層、政治的にはマイノ…

やっと

イベントの残務整理が明日いっぱいで大方終わる。オレの体調の回復と同じペース。このあと、経費面での調整作業等は残っているが、今月中の会津大学を始め、今回参加いただいた団体とのIT事業への協力要請へとコマを進めることができる。 少し時間がつくれ…

すべてはそこにかかっている

子どもの頃、通知表に、注意散漫とか、落ち着きがない、協調性に欠ける…といった指導コメントをもらった人は少なくないだろう。 大方、まともな子どもなら、押しなべて、注意散漫であり、落ち着きがない。個性がつよければ、協調性だってないに決まっている…

もう少し仕事をやってから

「福島・東北まつり」で久しぶりに会った仲間や2週間ぶりに会った連中から「やせたね」を連発された。 よほど心労があったのだろう…という印象がみんなの眼の奥にあった。確かに、心労はこれまでとは比較にならなかった。規模を拡大した分、連絡事項や根回し…

本格稼働

予定より早めに財団に提出する申請書の修正作業を終える。これで、週末の土日をつかって、港区や復興庁に提出する実施報告書が作成できる。 前にもいったように、イベントというのはやって終りではない。これはどこか映画制作の作業にも似ている。 仕込みの…

不条理の駆逐

先週末日曜日の「福島・東北まつり」のとき、「福島県を知ろう 八重の桜プロジェクト」をやっていたときだ。 そのあとのコンテンツにあった、喜多方市から参加した地元ローカルアイドルのおっかけをやっている中年のおじさんらしき人物が、トークの途中でス…

道は遠く険しくとも

イベントが終わったら、それで終わるのではない。 何事かを人と協働する。共に関わり合うというのは、縁をもらっている。MOVEのイベントは常に次のためのワンステップだ。 そこでの新しい出会い、縁を明日からの活動につなげる。そのためには、関係者へ…

ただの道しるべ

昨夜、イベント終了後の撤収作業は、本降りの雨の中。正直、大変だった。 学生ボランティアのSくんたちを始め、MOVEメンバーで最後までやれる連中は、社会でそれなりの立場にある連中がほとんどなのに、愚痴ひとついわず、作業に取り組んでくれていた。…

アメリカという国の凄さ

政治の季節がきている。解散の予感や政権の脆弱化が起きれば、当然ながら、次の政治へ目が向く。 しかし、次の政治っていうのは、いったい何なのだろう。果たして、この国に、次の政治がきた時代は戦後、あったのだろうか。次への期待はあっても、次の政治が…

今日も走っている

「福島・東北まつり」の構成台本を2日半で仕上げ、昨日は会津若松へ。 直前になるが、具体的な詰めをしたいとお願いし、先方の復興支援プロジェクト室の次長さんも対応していただいていた。今度のイベントの中で、大学との提携推進が進んでいることを告知す…

現象を見抜く力

今日は高校の東京同窓会で一日とられる。ということで、久々朝の更新。 人は、いま出現している現象にとらわれる。多くの人は、いまある現象がどうして起きているのか、なぜ、こうした状態に自分もしくは周囲が置かれているのかを検証しようとしない。 簡単…

サンドイッチの悲哀

定期的にいっている青山一丁目のクリニックで、「しばらく、野菜中心にして、大豆を食べて、炭水化物は控えてみては…」といわれてから、意図して、米はやめ、食べてもコンビニのサンドくらいで、主食はえだ豆や野菜ものにしている。 このところの忙しさもあ…

いま必要なこと

ある人にとって、つらい仕事が、ある人にとってはやりがいのある楽しい仕事だったりする。 ある人にとって、つまらない仕事と思っているものが、ある人にとっては、毎日が楽しく、ありがたい仕事だったりする。 その違いはどこからくるのだろう。 道徳的なこ…

はじまりは、この人たち

昨夜は、久しぶりにゆったり飲んだ。東映が参加しているコンペのプレゼンにいった先が本郷。プレゼンが終わって、T大T病院教授秘書のTがT大のキャンパス内にこじゃれたバーがある…という話を思い出す。 プロデューサーのKさんと二人で、プレゼンの感触…

曜日のまちがい

朝起きて、その日の曜日を忘れているということはないこともない。 だが、今朝は、すっかり月曜日気分。東映での打ち合わせのあと、東映との合同プレゼンがあるから、今日はスーツでなくてはと、いつものように部屋の掃除をしてから、スーツに着替え、必要な…

張りつめた糸

「福島・東北まつり」開催まで2週間を切った。 細々した連絡業務や確認作業はギリギリまで続く。構成台本も、決起集会へ向けた資料の訂正もやらなくてはいけない。 復興庁へのかけこみ後援申請の作業などのほか、東映がらみのプレゼンも週明けだ。月曜から18…

直前の恥と矜持

仕掛け仕事というのは、直前になっていろいろなことが起きるものだ。 昨年はその試練が当初予定していた8月下旬のその上旬に起きた。参加業者がいない…という状況。結局、11月に仕切り直しをしたが、その間の9月から11月の動きが結果的には、いわき市やいわ…

いつも通りの道 いつもと違う道

人は習慣性にこだわる…という一面がある。 たとえば、あなたが通勤や通学で使う道。おそらく、ほぼ毎日、同じ道、同じ風景を歩いているに違いない。その理由は、それが一番の近道だからかもしれないし、その道をいかないと安全ではないからかもしれない。 あ…

その思いに支えられて

「福島・東北まつり」まで、あと18日。短いようだが、その中でやっておかなくてはいけないことがまだまだある。 仕事でもなんでも、人とかかわりながら何事かをやる、達成するのに、じつは、最後の最後の10日間とか、1週が大事。残るのは都内全域、全国への…

何事も意味があってのこと

いろいろなものが重なるときは、重なる。また、あるときは、重なってほしいものが重ならないこともある。 しかし、それも何か意味があってのことなのだ。この世の中、すべてが自分の思う通りにいきはしない。もちろん、イメトレして、それがイメトレどおりに…

役と人と

組織や集団の中で、資料を見るのではなく、読む人。情報を知るのではなく、つかむ人。戦略や戦術を考えないのではなく、考える人。言葉だけで、行動しないのではなく、行動する人。組織や集団のために、いま自分の役割がなんなのかを考えるのではなく、指摘…

いつものこと、いつも以上のこと

昨日、とりまとめた資料をかかえて、今朝から行政関連の手続きや連絡で港区内を 走り回る…と、いきたかったのだが… 自転車がパンクして回復しなーい。パンク修理はお手の物のオレだが、もっていたゴムの補強品がずいぶん古い。前に2か所パンクして修理してい…

自分を保つ

人の耐性やねばり…といったものは、それぞれ持って生まれた質量で決まっている。 人々の食生活を始め、ライフスタイルが変わっていく中で、その耐性やねばりが薄れたといわれている。食生活の大事さがいわれ、食べ物を知ることで人の生活や歴史にふれる食育…