秀嶋賢人のはてなブログ

映画監督・NPO法人SocialNetProjectMOVE理事長

何事も意味があってのこと

いろいろなものが重なるときは、重なる。また、あるときは、重なってほしいものが重ならないこともある。

しかし、それも何か意味があってのことなのだ。この世の中、すべてが自分の思う通りにいきはしない。もちろん、イメトレして、それがイメトレどおりに進むときほど、ハツラツとした気分になるものはない。
 
舞台やイベント、映画などの作品を手掛けている人ならわかるだろう。パズルのピースが予定調和的に次々に思惑通りにハマっていってくれるのは気分がいい。だが、そうした制作物にかかわらず、仕事においても、いまオレや仲間たち、応援者のみんながやっている福島への支援イベントも同じなのだ。

イメトレ通りにいかないことの方がじつは多い。しかし、その中で、それも何か意味があってのことだ…とうまくいかないことから何かを学ぶ方がいい道も拓けるように思う。

専従者もいない中、できることをと、仲間たちや応援してくださる方がいて、こうしたことがやれている。互いに不利不足はあっても、できることを持ち寄れば、こうしたことができる…その姿を示せるだけでもMOVEの活動の意味はあると確信している。

休み明け、まだ話してない大事なイベントのためのお見合いがある。掘り出してくれたのは、長い付き合いのメンバーのYさん。自分にできることは…という中からみつけてくれた話だ。どうなるかはわらない。だが、そうした縁へ導いてくれているのも、すべてが自分の思う通りにいくわけではない…と腹をくくっているからだと思う。
 
明日からまた忙しくなる。その隙間のわずかなこれからの時間、実業の案件をいくつか片付ける。思い通りにならないことを少しでも思う方向へ進めるのに、必要なのは、ただただ時間。金のないところを補うのは、それしかないと相場は決まっている。
 
写真は、昨年いわきから手弁当でも参加するといの一番に手をあげてくれた、久ノ浜の被災したおかあさんたちグループ。以来、いわきにいくと、時間があれば必ずお会いしている。海神乱舞(わだつみらんぶ)のよさこい。温かい…。
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