秀嶋賢人のはてなブログ

映画監督・NPO法人SocialNetProjectMOVE理事長

会津の冬は突然に

会津若松市へ向かう。いつも福島行きはひとりだが、今回は、メンバーの副理事長Kさん、事務局長Sさん、行動研究部会座長のAさんの道中。
 
猪苗代あたりに差しかかると横なぶりの雪。幸い会津若松につくと雪ではなかったが、寒さはやはり、北国のそれ。
 
「トンネルを抜けると、そこは雪国だった」は、あまりに有名な川端康成の描写だが、トンネルを抜けないで雪国となる会津は、湯沢より、より唐突に真冬が現れる。

駅舎内にあるそば屋で腹ごしらえし、会津大学へ。来年からの具体的協議の段取りを中心に会議をと考えていたが、今回、初めておめにかかった担当責任者の方から、大学として連携する上でクリアにしてもらいたい点を指摘される。むむむ…と思ったが、ここは忌憚なく意見交換した方がのちのちのため、と、こちらもどう思われようが基軸はゆるがないという気持ちで反論する。
 
間に入っていた担当のIさんも気を遣ったことだろう。しかし、曖昧にしたまま踏み切るより、考え方やとらえ方の違いはあるにせよ、あれこれぶつけ合ったのはいいことだと思っている。このままスルスルといったら、おそらく、担当責任者の方が危惧したように、いろいろなところで齟齬が生まれたかもしれない。その点は謙虚に拝聴した。

今回、Kさん、Sさん、Aさんが同行したことも、これがあったことで返ってよかった気がしている。MOVEが考え進めようとしている福島ネットワークがどういうものであるべきかの洗い出しができたし、整理もできたのではないかと思うからだ。

今日、お礼のメールを送ると、対立軸ばかりが明確になった感のその担当者の方から、これからもなんなりと相談にきてもらい、尽力できるところはしたいという旨の丁寧なメールをいただいた。すぐに結論は出さない。それも大人の議論の運び方。をれを読めるか読めないか、こちらの度量も見ていらしたのだろう。

大学から会津若松市役所へ回り、八重の桜プロジェクトにあいさつをして、地域連携センターの理事長Iさんに、IT事業への協力参加をお願いする。合わせて、IさんがFM会津の理事も務めていることから、FM会津にも立ち寄り、協力要請。FMいわきともつながりがあることから、こちらは話が早い。

Aさんから会津といえば、馬肉の話が出たあたりから、一杯やっていきたい誘惑にかられるw が、列車の予約もあれば、夜、昔からの飲み屋仲間の忘年会にも強く誘われており、なんとか駆け込みで、友人と会うAさんと別れ、ほかのメンバーは電車に飛び乗る。

みんなと別れ、夜、事務所で着替えると忘年会に合流。が、一次会は終わり、二次会から参加。さてさて、昨日の夜は、そば屋のふりしたカレー屋のオーナー、いわき在住のIさんとも飲み、二夜続けての飲酒。この間メタボ検診で指導を受けた次の日から計画は破綻しているw