秀嶋賢人のはてなブログ

映画監督・NPO法人SocialNetProjectMOVE理事長

男らしくあれ、人間らしくあれ

朝から一日、青山、赤阪、麻布界隈のブッティスト仲間の新年会に参加。
 
来年度から大学3年生になり、就活の始まる息子のM、オレの大学の後輩にもなる弁護士のKRさん、赤阪で会社を経営するKWさん、赤阪在住のT大学教授秘書で、クリスチャンのTさんも参加。
 
息子には、この間、オレが読んだ、ハーバード大学ビジネススクール本をすでに読むようにと渡していたが、『日本人はどうして貧しいのか』も追加で読んでおくように渡す。専門が政治学だから、経済とは無縁でいられない。ついでに、就活用にとこじゃれたビジネスバックも。
 
気持ちをつくたったり、モチベーションを上げるには、形から入るのがいい。その指導には、課題を与えるのが一番。次に、刺激を受ける人に会い、世界を知ること。
 
うちのすぐ近くにお茶の卸問屋さんがあるのだが、そこのMさんの息子が俳優座で演出をやっている。かつては、プロのロックバンドをやり、転身した。年令は30始め。息子も高校時代ロックバンドをやっていたこともあり、何か刺激を受ければと紹介することも目的だった。
 
若い連中が10名ほど参加していたのだが、その中に放り込むとイキイキと会話をしている。海外への支援事業を仕事にしている女性スタッフとも連絡先の交換もやって、次に会う約束もしていたようだ。
 
突然ふられたビンゴゲームの司会もそつなくこなしている。周囲は驚いた様子。いい父親ではなかったが、そういう教育は幼い頃からしてきたつもり。普段、家では無口な奴が、違う一面、社会的一面を見せている。それでいい。
 
男はやるべきとき、語るべきときに、気概と気骨を示せればそれでいい。何も教えてはやれなかったが、男らしくあれ、そして、人間らしくあれ、それだけは伝えてきた。いろいろな困難や失敗の中で、それを失わないでくれたら、それでいい。