秀嶋賢人のはてなブログ

映画監督・NPO法人SocialNetProjectMOVE理事長

恋ものがたり

ミッドタウンのイルミネーション

昨夜のミットタウンのクリスマスイルミネーション。 普段、ほとんど客のいないミッドタウンに若いカップル、老齢のご夫妻の姿があった。 イルミネーションで少しだけ、人が幸せになれるのなら、それに越したことはない。

色彩のブルース

もう10年も前のことだ。つけっぱなしのJ-WAVEから流れてきた一曲に、原稿を書く手がとまり、フリーズしてしまった。 関西の大劇場公演用の台本を書くことになり、鬼束と同じく、このバンドの曲を使うことにした。 担当のテレビプロデューサーのSがオレの意向…

エイリアンのクリスマス

久々、外に出たら… というか、例によって、自転車で日比谷公園を抜けて、東映に行く道すがら… 日比谷花壇の脇にあった、クリスマスツリー… やはり、オレの知らない間に、世間はクリスマス気分なのか… と、思いつつ、写真をとる。オレがデジカメで撮り始めた…

男坂

酒とバラの日々で腐男塾の「同じ時代を生きる若者たち」を紹介した。 その同じ腐男塾の「男坂」。 もろ、アキバ系で、笑えるが、その気概は買ってやりたい。 ご存じの方はいるだろうが、断っておく。腐男塾は、すべて女子。 女子が思うほど、男坂は軽くない…

過ぎていく季節の中で

午前中、イチョウ並木まで運動へ。 昨日のネットの報道では、落ち葉が新しく、まさに絨毯のようだった。が、すでに、昨夜のうちに、踏み敷かれてしまっている。 落ち葉が落ちてすぐの一番美しい、並木道と遭遇できるのは、それほどわずかな一瞬しかない。 こ…

Drifter 漂流者

キリンジの曲で、エイリアンズと同じくらい好きな曲。 異邦人と漂流者…。確かに、似ている。 「たとえ鬱が夜更けに目覚めて 獣のように襲いかかろうとも 祈りをカラスが引き裂いて 流れ弾の雨が降り注ごうとも この街の空の下 あなたがいるかぎり…」 ふとド…

男の矜持

昼近く、外苑イチョウ並木へ運動へ出る。 色づいたイチョウは、ままあるが、まだ、絨毯を敷きつめたような、あの紅葉には一週間はかかると読んだ。 それより、青山墓地の桜並木は、ほどよく紅葉し、実に美しい。思わず、紅葉した落ち葉を拾う。 部屋のテーブ…

月光

ある大劇場用に書き下ろした芝居の挿入曲にしていた。 エゴラッピンと双璧をなす、当時のオレの思いを射抜いた曲。鬼束のこの曲を聴くと、いつも『灰とダイヤモンド』のラストシーンを思い浮かべてしてまう。 本当は、革命なんて、こんなところからしか起き…

Wish On My Star

星に願いをかけるように、人のことをいとおしいと思うときがある。 映画も秀逸だったが、挿入曲は群を抜いていた。 映画「フラガール」の名場面、名曲。人と人がつながり合うことのせつなさと喜びがここにある。 Wish On My Star

アルカディア

キリンジがすごいと思ったのは、そのPVのセンスの高さ。 キリンジ Arcadia

革命

ショパン生誕200年の記念の年らしい。 そのか細く、小さな手が、革命の高揚を伝えている。 しかし、それがオレには、激しく、せつない恋の曲のように聞こえるのは、なぜだろう …。 ショパン「革命」 Chopin "The Revolutionary Etude"

ノクターン 嬰ハ短調

今朝、J-WAVEでショパンの特集をやっていて、思い出した曲。 ションパンは、身長170センチ、体重40キロという華奢な男。結核を罹患し、大きな声を出すこともできなかった。 手は小さく、とてもこうした難曲を作曲し、演奏するのには向いていなか…

エイリアンズ

キリンジの歌にはまっている。 異邦人として、いまを生きる人間の孤独といやしがそこにある。 小学生の頃からエイリアンだったオレ。 どこでも、いわれる言葉、秀嶋さんは、宇宙人…。 宇宙人は、実は、こんな愛を求めている。 キリンジ エイリアンズ

ダニーボーイ

秋が通り過ぎて、一気に冬の気配…。 今朝、神宮イチョウ並木をウォーキングしていたら、ふとこの曲が浮かんだ。 芝居でも使ったことのある曲。戦場から生きては帰れないだろう男を思う、女性の歌。 そんなふうに、男を見送る女もいなくなったが、そんなふう…

時のないオレの時計

使っていたDIESELの時計のベルトが切れた。 修理に出すと、内部の掃除もするので、約一か月はかかるといわれる。ならばと、御代わりの時計を購入。 この春の新作で、カタログを見ていたときから気になっていたもの。 時のないオレには、時を刻む時計は…

龍馬と現代

ちょっと、バイアスがかかっているが、おもしろいものをみつけた。 主張の基本は正しい。 来月は龍馬の生誕日であり、命日の日がくる。 中国の領海侵犯云々も大事だが、それだけではない。国際外交をどう生きるかの骨をいい加減、この国は、自国のアイデン…

スウィート・ノベンバーまで

ポイントでポーターをゲットしたときに、ひとめぼれで、買ってしまったVの半袖シャツ。 この数日、気温が夏日あるいは、夏日並みの日が続く。10月の中旬に差し掛かる時期に夏日とは…。 事務所作業をやっていると、ときおり、エアコンを入れないと汗をかく…

地方人も恋するDIESEL

DIESELのポイントがたまり、プレミアグッズと交換する。 最大ポイントの交換で手に入れた、リュック。超人気で、交換を頼んでから3週間もかかた。 この間、紹介したアルパカのフード付きカーディガンは、すでに銀座基幹店でも、Sサイズ一点のみ。 聴けば、…

孤独が似合う男のワードローブ

この間、衝動買いしてしまった、DIESELのアルパカのフード付きカーディガンとシャツ。 アルパカは超あたたか。夏まっさかりの8月に、モスグリーンのエアガンジャンパーも購入している。 だが、秋の気配はまだ遠い。きっと、つるべ落としのように、一気に初…

遠い花火

久々に上海で暮す、前かみさんから電話をもらう。 数年前から籍は入れていないが事実婚の暮らしで、奴のお母さんとも同居し、落ち着いた生活を送っている。オレといた頃から、上海で奴の相談に乗ってくれていた同級生と事実婚をした。当時から、上海に帰って…

I WISH YOU LOVE

小野リサと会ったのは、オレが独立してすぐの頃。 その頃、ある団体生命保険会社の販促用冊子のコピーを書いていて、毎月、いろいろな芸能人、歌手、俳優を取材していた。 あるとき、小野リサの取材の企画が通り、有頂天になった。 この歳になるまで、仕事柄…

ここにしか咲かない花

小さな思い出が、人を救うことがある。 小さな思い出が、人に忘れられない出会いを与えることがある。 小さな思い出が、人に温かさを思い出させるときがある。 小さな思い出が、人に忘れられぬ後悔を残すことがある。 いろいろな小さな思い出…。その中に人…

子が親を思い、親が子を思う

親が思う以上に、子は親のことを思っている。 子が思う以上に、親は子のことを思っている。 いずれ、何かで別れる親子だから、そのひとつひとつの出来事が、かけがえのない思い出になっていく…。 その大切な、ありきなたりな出来事を大事にすることが、人と…

オペラ好きのヘンな人

ポール・ポッツ。地道な努力の積み重ねの末に、最後の舞台だと望んだオーディション番組で優勝し、遅咲きのオペラ歌手としてデビューした。 あまり多くの人は知らないが、実は、オレはオペラが大好きなのだ。美しい声楽に出会うとわけもなく涙が溢れる。 恋…

僕を支えた母の言葉

人が人を思う。その思いがわからないときがある。 わかっていても、眼を背けるときがある。 親のやさしさも、異性のやさしさも、そんなふうに受け止められないことがある。 だが、人が人を思う、その気持ちはきっと伝わる。 立派でなくてもいい、えらくなく…

お父さんのチャーハンが食べたい

親子のすれ違いは、どこにでもある。だが、それが親にも、子にも大切な思い出に変るときがある。 うちのオヤジもチャーハンが得意だった。知り合いの中華屋のオヤジに教えてもらったレシピーで休みの日には、せがまれると、得意気にチャーハンをつくっていた…

いつか何処かで

サザンの曲で、一番好きなのは、「忘れられたBIG WAVE」。 次に好きな曲はこの曲。歌うのではなく、聞くのが好きなのは、TUNAMIを越えている。 いつか何処かで(I FEEL THE ECHO)桑田佳祐

MOON LIGHT BLUES

愛や恋はいつも遠い。その手の届かない大きな河を男も女も渡ろうとする。 だが、恋が愛に変る瞬間と出会える人はそう多くない。だから、人は恋を失い続ける。その向こうに愛があると信じて…。 この曲、抜群のコード進行。それが、しゃれている分だけ、恋のつ…

夜空ノムコウ

携帯のメールの着音は、この曲のオルゴールバージョン。 乾いた歌詞とメロディーがいい。 それでいて、なぜか、やさしい…。 夜空ノムコウ スガシカオ

猟奇的な彼女

悲しみを抱えているとき、その辛さと苦しさを激しい言葉や態度で、甘えられる人にぶつける。そんな女性がいる。 それは折れそうな心を、必死で保とうとする、せつない甘えだ。 それを受け止められる男かどうかで、男の度量もわかる。強く、たくましくなくて…