秀嶋賢人のはてなブログ

映画監督・NPO法人SocialNetProjectMOVE理事長

ぼくの拠点2

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ぼくは忘年会という言葉が好きではない

忘年会というのは いかにも日本人らしい言葉 日本人の精神性をよく表した言葉だと思う

この1年のいやなことはなかったことに

この発想は いかがなものか

お疲れまさ会なら 日頃 もちつもたれつ 世話になっている者同士

この1年の労をねぎらい合うことなる

それなら まだしも…

忘年会にそうした意味合いが込められているのはわかるが

いやなことやつらかったこと うまくいかなったことを水に流し

問題を先送りにして 年を越す

これは いま この国の愚かな政治屋さんたちが まさに 日本的な精神性の弱さを露呈しつつ

やっていることだ

ただ なにがしか 一年の締めくくりは必要だとは思っている

毎日のメリハリやケジメの延長に年末年始の締めくくりと挨拶はある

それを大事にしないというのも いけないことだ

年賀状のやりとりというのは虚礼だと思うが

それで 一年の締めくくりやけじめがつくなら やればいい

だが 大事なのは心 気持ち 思いやりにつきる

いとしい人たちへの感謝を込めて 自分なりのケジメをやる

それが一番 大切なことなのではないだろうか


今年は いつもなら乃木坂の事務所でやっている秀嶋組の年末恒例の飲み会を

14年来の友人のママが再び歌舞伎町で始めたダイニングバーでやった

友人のママとはいっても 20も年下だが ぼくの酒とバラの日々の一番過酷で

鮮烈な時代を ぼくの壊れもののような恋を 傍らで見守ってくれていた女性だ

親友といってもいい

だから 「うちで忘年会やってね」と言われて 断われるわけがない

で 久々に費用うちの会社持ちでやることに

当初 いつもの秀嶋組主要メンバー10名程度だったが

外でパッとやるにの 男ばかりではいかがなものかと

知り合いに声をかけたら20名に

でも いい集まりだった

前回のミニシンポに集まってくれた連中といい

ぼくは 本当に いい仲間 いい知り合いにめぐまれていると思う

それぞれにいろいろな思い 欲 期待 希望はあるのだろうが

そうした対象として 集まってもらえることだけでも

ありがたい

がんばらなねば そう思う


写真はぼくの拠点で紹介した レッドのクリスマスパーティの模様の一部

こちらはちょい 盛り上がりには欠けていた

だが オーナーYにすれば 彼なりのぼくら常連を含め 世話になった客たちへの

思いやり やさしさの表現だったのだ

それが伝われば それでいい

やはり 集いというのには 軸が テーマが必要だとつくづく思った


というか 時間のないぼくには いまは それがとても大切で

昨日は 久々に一人、乃木坂のコレドhttp://www.tc-coredo.join-us.jp/(こちらはまたの機会に紹介し

ます)でオーナーのMさんと奥さん それに 店の常連さんのSさんと

イカとじゃがいもの煮付け談義に花を咲かせた

イカは大根だろうと主張するぼくらに ひとり 抵抗していたMさんだったが

食ってみてびっくり うまい

年末の挨拶をして いつものように ボロボロに酔いました

このちょっとしたテーマが心地いい

やっぱ 齢ですね