秀嶋賢人のはてなブログ

映画監督・NPO法人SocialNetProjectMOVE理事長

ぼくの拠点

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この数年、青山の「Red Ceder」という店がぼくの夜の拠点です

http://www.goodsons.jp/redcedar/blog/

この店にたどりつくまでのいろいろをこれからお話しますが

とりあえず、今回はぼくが放浪と漂泊のすえにたどりついた、Redのさわわりだけご紹介


仕事で忙しいときやプライベートで忙殺されているときは、ご無沙汰することもありますが

最低でもほぼ週に1回程度は顔を出している店です

自宅兼事務所から徒歩圏内にあるという利便さもありますが

来店する常連たちがとてもいい連中で 下ネタから音楽、アート、政治、哲学まで

なんでもござれの仲間がいて エスプリの効いたアメージングな時間が過ごせるので

はまっています

また 若い連中もそうした話に興味を示してくれて

意見を求められたり 彼らの悩みを聞かせてくれたりで

いいコミュニケーションネットワークができています

しかし、新しいお客さんや知り合いの知り合いといった未知の人に壁をつくるでもなく

そうした新しい出会いも楽しめる人たちです

また オーナーのYくんが店の営業もあるのでしょうが いろいろなイベントを企画し

かつ 店の常連たちとつないでくれるので

仕事の世界だけでは出会えない異業種の人やジャンルの異なる人と会えて

とても刺激的で おもしろい

とりわけ ぼくのように映画や舞台、文筆などやっている人間にとっては

20代、30代、40代と世代もバラバラで 職業もまちまちという彼らと話していると

自分が感じている時代の空気感や感覚を検証させられるので

とても有意なのです

本来 アメリカンテーストの店で 売りもプレミアムビーフのステーキやハンバーグ

パスタなどなのですが 店の客もYくんも日本的ではない どこか無国籍風なのがいい

また その精神性もちょっとアナーキーです

まだまだ 日本って捨てたもんじゃないなと思える店です


ぼくらの世代か、その上の世代というのは どうしても齢を重ねてくると

日本料理の割烹や焼き鳥、居酒屋といった、お決まりの店へと足を運び

「オレたちはもういい歳だからな」と同世代で肩を寄せ合い、背中を丸める

という光景にはまりがちですが

ぼくは そもそも和食が嫌いで かつ 居酒屋の騒がしさがいやで

かといってオネェちゃんのいる店は 普段の言動とは裏腹に好きではなく

オーナーやお客さんと会話を楽しみながら飲むのが好きな人間なので

どうしても そうした店は足が遠退きます

また 一時期 同じ映画人や業界人が集まる店にも顔を出していましたが

どうも同じ業種の人間ばかりがいる店は、いい店もありますが

結局 世界が広がらず 話題も限定され つまらなくなるのです

というか 業界だけの世界に浸かっている人は やはり どこか底が割れています

人に出会いたかったら この店に

恋愛相談 結婚相談 人生相談 生き方の道しるべが きっとみつかりますよ

写真はYくんがイベントの折に撮影したもの &

お薦めステーキです これ マジ うまいッス!