秀嶋賢人のはてなブログ

映画監督・NPO法人SocialNetProjectMOVE理事長

ごきげんよう

東京オリンピック開催へ向けた、新しい提案の足掛かりとして、ひとつのプロジェクトの実現へ向けて今月から動き出す。
 
おそらく、いま私が考えているようなことは、だれも考えていないだろう。金設けにもならないからだw
 
物販でオリンピック需要に入り込もう…。福島県のアピールをオリンピックに乗じて、発信し、にぎわいをつくろう…。あるいは、復興、復旧もまだ道半ば。原発廃炉だって、いつになるかわらかない。そんなときに、オリンピックなんて…と背中を向けている人もいるに違いない。
 
事実、私自身、福島のなにひとつ解決も収拾、収束もできていない、いま、オリンピックに浮かれる空気やそれがあれば、なんとかなるとか、にぎあうとか、儲かるとか…そんなくだらない話に興味はない。
 
まったく、そうしたベクトルとは違う道すじと発想と内容で、背中を向けてしまって当然の気持ちにも、強い共感と賛同をえられる提案をする。
 
おそらく、政治的な意味においても、国民的賛同がえられるプロジェクトになる。
 
まずは、小さな一歩。そこからだ。

その道すじさえつければ、私の福島の役割の多くは終わるような気がする。この3年半以上のかかわりは、そのためにあったのではないかと感じているからだ。そのために、私は福島と出会ったのかもしれない。

そのまた、小さいな一歩のために、明日から東京を留守にする。毎週末のように、福島にいくことはあったが、5日連続でというのは初。
 
今日、朝、打ち合わせに来てくれていた、港区議のYくんがいった。毎日トレーニングもやって、福島もやって…。「なんで、そこまで自分に鞭打つんですか?…w」。

鞭打たないと、自分を律せないからさ…とはいわなかったが、そんなふうに無理をやれる最後の時期なのではないかと思っている。

昨夜、友人が紹介してくれた、某出版系会社の女性社長さんにも、ストイックですね…といわれたが、ストイックなのではないのだ。

福島をやっていると、少しだけ寂しさを埋めてくれ、少しだけ元気をくれ、少しだけほっとさせてくれ、こんな私でも少しだけ喜ばれていることに幸せを感じているからだ。
 
私やMOVEがなにかをしているのではない。私やMOVEが福島にしてもらっているのだ。
 
いや。福島だけではない。これまでいったいろいろな場と人に、なにかをしてもらっている。

ごきげんよう