秀嶋賢人のはてなブログ

映画監督・NPO法人SocialNetProjectMOVE理事長

凶悪に、がんばります

普段、テレビドラマをほとんど紹介しない。つまらないからだ。だが、どうしたことか、今期、TBSやCXで少ないがいいドラマがある。
 
私の場合、視聴率がいいという基準は関係ない。単純に台本がいいか、題材が挑戦的か、キャスティングが斬新か、俳優がうまいか、興味と基準はそこにしかない。
 
ただ、惜しむらくは、テレビに限らず、コミックや小説の成功という土台がなくては映像化されない。つまり、テレビにしても、映画にしても、オリジナル台本のいい作品というのは、いまなかなか出てこない。あったとしても、陽の眼を見ることが限りなく難しい。
そうした意味で、映画だが、是枝監督の「そして父になる」は、本当にすばらしい。作品がだんどつに抜きんでいているからだが、そこまでいかないと原作なしのオリジナル台本はいまのテレビや映画のシステムでは登場しにくいのだ。

そうした事情はちょっと棚上げにしても、TBSの「クロコーチ」は見ごたえあり。

といったことがいえるのも、この時期、この2年の間、福島関連のイベント準備で、自分の時間は持てなかったし、テレビを見ている時間もなかった。当然、本業の仕事もできていなかった。今年、イベントを延期したことで、いつもよりは時間がとれるようになっている。
 
ソーシャルネットの事業が新しく始まっているので、十分な時間というのには遠い。だが、そのわずかにできた時間をこの時期、ドラマや映画のことに避けるようになっている。

今週の土曜日の日帰りと27日日曜泊でいわきに続けていく。MOVE放送のコンテンツとSmart Cityの取材のためだが、同時に、それだけではもったいないので、来月末までに実施したい福島応援バスツアーの根回しもかねている。

だが、それとは別に、うちの今期のショートフィルム制作のこともあってのことだ。詳細はまだ述べられないが、ドキュメント作品とドラマ作品の2本。今年初春に撮った「誇り」より、もっと手間と力のいる作品になるだろう。

プロデュースがうちなので、作品制作のための事前準備もある。そして、肝心のドラマ作品の方の構成案がまだできていない!w
 
言い訳だが、降りてくるのを待っている…最近、暇をみつけて、映画を観にいっているのは、それもあるw

つまらない映画は紹介しない。

見ごたえありの作品。だが…あとひとつ、物足りなかった。こうした作品は人のよさが出てはいけない。いろいろな意味で、もっと冷血Cold Bloodでないと。冒頭はいい。展開の最初がだるい。後半、終末が緩い。演出がいまひとつ甘い。そして、惜しい。

そういわれないように、凶悪に、がんばりますw

イメージ 1