秀嶋賢人のはてなブログ

映画監督・NPO法人SocialNetProjectMOVE理事長

第三弾福島弾丸トラベラー開始

明日、都内の福島食材えこひいきの飲食店回りから第三弾の福島弾丸トラベラーが始まる。

2日は、早朝いわきへ向かい、午前11時~15時まで地元菌床椎茸組合の大感謝祭イベントに参加する。線量の問題はないが、土とじかにつながっている印象の強い椎茸、キノコ類は風評被害の的だ。
 
いわきの支援事業を一貫してやっているNPOのPowar of Japanの副代表で、天王洲アイル天厨菜館店長のYくんが仲間のコックさんたちに声をかけ、椎茸はもとより、いわきの食材を使った調理イベントをやる。その関連で、被災地支援をやっているNPOの関係者とトークショーをやる予定らしい。いわきビジネス復興協議会と連携関係にあるMOVEのオレもそれで呼ばれた。
 
Smart City FUKUSHIMA MOVEのデータ取材の目的もあり、また別の案件もあって、丁度、タイミングが重なった。

一旦3日午前に東京に戻るが、6日早朝に再びいわきへ向かう。中通りで前回回りきれていなかった、塙のケーフーズ本社工場、須賀川製麺屋さん、二本松の和菓子屋さんをいわき経由でまわり、7日午後、これもいわきビジネス復興協議会のとまとランドさんの取材。夕刻以後は平窪のじゃんがら念仏踊りの取材になる。
 
8日は朝いわきをバスで出て、昼から国見町を取材。応援する会のメンバーで、この間の会津応援ツアーにも参加してくれた国見町役場のA課長さんが町長、物産関係の課長さんをセッティングしてくれた。
 
予定では、午後3時に福島駅から新幹線で東京へ戻るつもりだが、相馬の支援をやっているメンバーのY子が週末相馬にいるらしい。時間の都合と相馬の都合では、場合によって、初の相馬行きを決行するかもしれない。宿泊がとれればだが…。
 
そうなると東京への戻りは9日になる。取材したデータはおそくとも11日までには委託している制作会社へ渡したい。また、まだ依頼して、いただいてないデータが協働団体や会津地域に残っている。その収集のための連絡確認作業もある。

とはいえ、なんとか、初回データ分をそこまででそろえ、仮設でも今月中にSmart City FUKUAHIMA MOVEを関係者には公開できそうだ。15日過ぎには、期待が高まっている、MOVE放送局の第一回放送へ向けた準備に入る。
 
昨夜、共同テレビにいる舎弟のTがきてくれて、このためもあって購入したカメラの入出力の確認をしてもらった。追加で必要な機材もあるが、同じくメンバーですでにUstream放送をやっているSとも相談しながら、実施していく。

予定よりひと月ほど遅れたが、やっと目に見える形に届くところまできている。経理書類の整理、提出書類の作成など事務作業も重なり、ちょいと大変だが、形になってくれば、メンバーもそして、応援してくださっている方々にも、それぞれの立場とかかわり方に合わせて、やっていただけることが具体的に見えてくるし、出てくる。よろしくお願いします。
 
道はまだ半ば。だが、イベントと違い、具体的に目に見える形なるものをつくりあげる道は、きっとこれまでより多くの人々の賛同と関心、そして広がりをつくっていくだろう。

明日は、2件、東京にある福島食材の店舗を取材する。やっと東京でのえこひいき福島食材応援店舗の方へ取材を向けられる段階になってきた。ここからは資金的な
裏付けづくりにも励まなくてはいけない。

ますます、いろいろな方たちの力と知恵と協力が必要になる。だれがいい、だれが悪いといった、個人的感情や好みは抜きにして、少しずつ人の持つ力を結集しなければ、実現と貫徹は難しい。
 
だれかがいっていた。ああ、MOVEの人たちと出会ってよかった、MOVEの提案に協力してよかった…そう思ってもらえるようにならなくてはいけなと思う…。
 
まさにその通りだ。そのためには、やっている人間たちの行動と団結が美しくなければいけない。自分をこえて、計算や駆け引きをこえて、何を本来目指しているのか…その原点に素直であることだ。