秀嶋賢人のはてなブログ

映画監督・NPO法人SocialNetProjectMOVE理事長

ヒントと学習

喜んでいいのか、嘆くべきかのか…どうしたものか、facebookに昨日アップした映画紹介と解説のアクセスが、MOVEのfacebookページよりも圧倒的にいい。
 
MOVEのページは、福島情報をある基準をもって、リンクしているだけなので、当然ながら、情報としては二次情報。だから、ひとつひとつのアクセスや見込み数(facebookは、アクセス数だけではなく、それによって、アクセスした人の友だちネットワークにどの程度広がりがあるかを予測した数値も出る)に限界があるのはわかっている。
 
しかし、それにしても、MOVEのページで一番ヒットしたときを軽く越えてしまっているのだから、それは多少複雑な気分にもなるw

実は、facebookから、「最近FOR THE ONE PROEJCTの更新がとまっているようです。更新をお薦めします…」みたいなメールがきた。それで、ではではと、最近BSでも放映していた、旧作の映画で、オレも個人的に大好きな作品「Good Will Hanting」
を取り上げたのだ。

数カ月前から、実業である自分会社のページにこれといって記載する情報がないな…と考えて、オレがかって観た映画の中で、情緒性よりも社会性が高く、名作と呼べる作品を掲載するようにした。しかし、文章量が多いので、それほど注目されないだろうと思っていた。

ただの映画紹介みたいに載せるだけではつまらないので、その映画のつくられた時代背景や状況。そして、作り手がそのどこを意識して作品化しているか…といったことや余談として、テーマと関連づけられる現代の事柄を社会学的な視点から考察している。

だが、これほどの数がきたのは、この作品だけだ。マット・デイモンベン・アフレックのファンが多いということか…余談で、いじめや虐待、暴力と心の傷を取り上げたからか…

いずれにしても、こうした反応や動きがあることがおもしろい。どこかに、なにかのスイッチがある。SNSという世界の中で、自分の好き勝手な話題や問題をとりあげ、メッセージを発信し続けているとこうしたことが起きる。

明日と明後日は会津。現地のNPOとのやり取りで慌ててケーブルを探しにいったり、みつからなかったりとバタバタしてまった。おかげで、今日、行こうと思っていた友人の見舞いにはいけなかった

どこかで、当然と思っている。それがいけない。みながプロジェクターで映像・音声ともに利用しているわけではない。当然、音声ラインはあるだろうと決めてかかっていた。

SNSの動向も同じだ。いろいろなヒントがある。だが、それも動いてみなくてはわからない。これだったら…という思い込みで人を動かせるものではない。予測しないところに、ヒントと学習がある。