渋川問屋 会津応援バスツアー紀行１

5日朝8時半に新宿駅西口スバルビル前に集合して、明治大正の風情がある七日町、料亭旅館「渋川問屋」で昼食。

 

会津地域連携センターのＩ理事長さんが、蔵町の歴史を再生し、まちづくりに生かす七日町散策を組んでくれた。それに加え、オレが2.26事件にこだわりをもっているのを知って、民間人で処刑された、渋川善助が少年期を過ごした渋川問屋を選んでくれた。

会津中学から陸軍士官に進んだが、教授と衝突して中退。以後、国家改革改造を提唱し、維新同志会で西田悦（元陸軍将校）などとつながり、北一輝らと民間人ながら連座させられ処刑された。将校らが処刑された7月12日の翌月8月に処刑されている。

 

実体は、直接反乱軍にかかわった事実はなく、大逆事件の幸徳秋水や甘粕事件の大杉栄などと同じで、市民を生活苦からすくうための天皇護持による立憲君主民主政治思想の広がりを恐れる国粋主義者らによる謀殺。

三島由紀夫や松本清張なども来訪している、歴史ある旅館料亭。

いただいた、会津郷土料理は、いずれも美味。繊細で、上品。かつ、うまい。小京都のような店構えと重厚な日本家屋の伝統美と歴史の残り香につつまれ、みなさん、大満足。

実は、2.26事件は福島と深いつながりがある。明日のブログでご紹介しよう。