女性がポイント
昨日は一日、まるっと、するっと、東映。
午前中、ライター、ラインプロデューサ―、プロデューサーのみなさんと台本打ち合わせのあと、ランチミーティング。その足で、関係団体へのあいさつにいく東映の方たちに監督として同行。戻ってから、東映でオーディション。終了後、助監督、カメラマン、企画室長、プロデューサーさんたちとお疲れ会。銀座でランチをする人なら、よく知る、三州屋で飲む。
久々朝から打ち合わせや会議続き、オーディションもあって、酒もすぐに回るし、眠気に襲われるw
オーディションは参加する方も緊張するだろうが、何人も俳優を観る側、とりわけ決定権のある監督は、実に疲れる。演技や表情を見逃すまいと細心の注意を払う。
そうすれば、おのずと疲れる。
初見で、この人は難しいとわかっても、何人かまとめて、芝居を見るときは、公平に機会を与えなくてはいけない。その忍耐力もいる。こちらも出てきた俳優を深く傷つけないようにという配慮がある。だから、オレの場合は、終了後、その場で結論を知らせるようにしている。
数日後…といったやり方は、ヘンに俳優に気を持たせてしまう。それは、失礼なことだと考えているからだ。オーディションは参加する方も、選ぶ方も真剣勝負。その気構えがないと、横柄きわまりない、失礼なものになる。それはドラマづくりをする人間として絶対にやっていはいけないこと…オレはそう確信している。ま、だから、すごく疲れるのだw
疲れたのには、もうひとつ理由があって、この数日、BSNHKで、1965年頃につくらた
疲れたのには、もうひとつ理由があって、この数日、BSNHKで、1965年頃につくらた
御存じのとおり、文豪トルストイの大作で名作。実は、オレは小学校5年生くらいのときに読んだ。親にすすめられたわけではない。門司の田舎の本屋で、何か本を…と思って棚をみていたとき、そのタイトルに心寄せられただけのことだ。
実は、オレは小学校高学年の頃から中学生の2年の頃まで、驚くほどの本の虫だったw しかし、どうしたことか、海外文学は、ロシアやドイツの文豪の作品ばかり読んでいた。国内文学は、明治大正文学はもちろんだが、古典文学が好きで、平家物語に始まり、大鏡、宇治拾遺物語、雨月物語のほか、源平合戦物といった歴史ものを読みあさっていた。
しかし、自分の読書遍歴の中で、やはり、『戦争と平和』は大きかった。小学生の子どもにどれだけ理解ができていたかはわからない。しかし、その頃、オレはナターシャに恋をしていた。だから、あながち、大きな読み違いはしていなかったと思う。やはり、ここでも女性がポイントw
オーディションでも、うまい男優に出会ったときより、可能性のあるいい女優と出会ったときの方が、この作品はうまくいく…と確信したりする。昨日も、若いながら、そういう女優さんと巡り合えたw
オーディションでも、うまい男優に出会ったときより、可能性のあるいい女優と出会ったときの方が、この作品はうまくいく…と確信したりする。昨日も、若いながら、そういう女優さんと巡り合えたw
やはり、ここでも女性がポイントw