秀嶋賢人のはてなブログ

映画監督・NPO法人SocialNetProjectMOVE理事長

本当にひどい奴だ

未明から、ブッティストの朝の奉仕作業に往復2時間ほど自転車を走らせる。
 
二日続けての運動。中性脂肪の数値検査がもうすぐだから、よきこと。だが、酒量が増えているから帳消しか…。
 
早朝に奉仕活動を終えて、午前、道路使用許可の申請書類を作成し、午後に提出。スタッフ会議でヘアメイクに頼まれていた連絡をメールでマネージャーに送る。撮影の昼食の手配、衣装の手配までやる。まさに踊る監督。
 
運動の疲れか、睡眠不足からか、夕方には、へたる。早めに風呂に入り、汗を流すと、昨日鍛えた腹筋にいい付加がかかっているのがわかる。翌日に運動の疲れが出るのはよきこと。
 
だが、予定していなかった雑務に追われて、この間のシンポの聞きお越しが遅れている。
 
相模原のかみさんが経理資料をとりに来訪し、息子のことやなにか話したそうだったが、撮影前の仕事の雑務で、ゆっくり聞いてやることができなかった。
 
仕事の段取りや原稿、経理のやりくりがあると、かみさんに限らず、プライベートな話に耳を傾けることができなくなる。いけないことだ。撮影終了後、改めて、話を聞くことにする。
 
ある人に、手書きの縦書きの文字がきれいだといわれた。
 
そんなことはない。縦書きで文字を書くのは、何か大切な手紙や挨拶状といったきちんとしたものを書くときくらい。そのときはボールペンだったが、普段は、ほとんど筆ペンを使う。といういと…
 
聞いていた、別のある人がいった。「秀嶋さんって、やっぱり古い人なのね」
 
確かに。見かけ、若作りをしているし、言動も年齢からは想像できないが、精神性は年相応か、それ以上。ある女性が、「明治生まれの人みたい」といったこともある
 
男が真剣に物事に取り組んでいるとき、女性を待たせる。いけないことだとは思う。が、それが男の仕事。置いてきぼりにされた女性たちは、ほぼ異口同音にいう。
 
「もっと聞いて欲しい話があったのに…」。たぶん、そういわれたまま、オレは人生に幕引きするタイプ。何も語らず、何も聞いてやれず、何も残さず。世話と気遣いをされたまま…。本当にひどい奴だ。
 
だが、仕方ない、宇宙の果てからやってきたのだから