秀嶋賢人のはてなブログ

映画監督・NPO法人SocialNetProjectMOVE理事長

ヘットヘト

コンペの企画打ち合わせで東映本社へ。
 
23日から始まった、DIESEL常連客向けの先行バーゲンの案内をもらっていたのだが、あまりの忙しさに忘れてしまっていた。
 
打ち合わせ前、ちょい顔を出し、なじみのスタッフたちとしばし、だべり。23日、出足は悪かったが、夕刻からは盛況だったらしい。
 
Cプロデューサーと簡単に打ち合わせをして、事務所に戻ると、もう限界。頭が朦朧としている。
 
前日は2時間、前々日はそこそこ寝たが、その前日は3時間。食事も簡単なもの。原稿を書き出し、締め切りに追われると、食が細くなる。体力が落ちるのは無理もない。
 
本を書く、とりわけ、オレたちのように、人の痛みを、他の人々に伝える仲介役のような社会、教育、人権を扱う者は、いい加減ではいられないから身を削るようになってしまう。
 
もともと、原稿に向かうときは、身を打ち付けるように原稿を書く癖がある。何かのために、願いのために、人々の思いのために、ものを書くというのはそういうことだと、オレは思っている。
 
筆の遅さは、それがひとつの要因。
 
だが、昨日、お世話になっているKプロデューサーにいわれた。ちゃんと儲かることを考えろ…。本当にそうだ。かつて役員をやっていた頃は当然のように考えていたことが、一監督、一作家となってから、どこかへふっとんでいる。
 
経営と作家業の両立は、いつも思うが、至難。
 
そんなことを考えながら、ヘットヘトの身体で爆睡…。