悲しくてやりきれない
本日のお薦め曲
フォーク・クルセーダーズの名盤のひとつ。この間、自殺してしまった加藤和彦の曲。加藤さんとは直接の縁はないが、偶然にも、オレが東宝時代に一緒に勉強した、エッセイストのNのマリア・カラス賞をとった妹と一時期、再婚していた。
加藤和彦がいなければ、ロンドンのロックやファッションが日本に入ってくるのは、もう少し遅くなってのではないだろうか。デビュー当時は、大衆受けするこうした曲が多かったが、サディスティック・ミカバンドを結成してからは、ガンガンロックへ向かった。
それを、これも初めて、その歌声をテレビCMで聴いたとき、すごい衝撃を受けた、ヒット曲「花」の静流がカバーした。
今日のようなアンニュイな天気のとき、部屋でひとり、しみじみ聴いてみるといい。
本日は午後から外回りで、あれこれあるので、早めの曲紹介。
オレがふと人の話を聴いてないとき、すべてではないが、こんな曲が心の奥を流れているときもある。高校の頃から、何を考えているかわからないといわれ続けてきたオレの、心の一部
ちなみに、裏話では、サトウハチローが原稿の締め切りに追われている苦しさから、生まれた曲という一説も。
深い森の中の冷たい湖にくると、こんな曲が流れています