秀嶋賢人のはてなブログ

映画監督・NPO法人SocialNetProjectMOVE理事長

怪しい風景

どうもMさんの店にいくと、がっつり飲んでしまう。

というのも、落ち着くからだ。それに、ただのバーではない。ゆったりと20名は入れる店をほぼ貸切状態で飲める。というか、ひとりでも飲めるw
 
デザイナーズマンションのようなビルの一室だから、空間は都市的。テラスもバーベキューパーディができるほど広い。六本木ヒルズや東京タワーの暮れゆく風景を楽しむこともできる。
 
春には慶應幼稚舎の桜が借景できる。
 
と書くと、どこか気取った印象を受けるだろうが、店自体は気取った風はない。なにせ、以前もオープニングの紹介で書いたが、壁には、Mさんの母君、祖母君の写真が飾られている。M家の母性のアルバムの部屋…といった店だ。

それに、これといったテーマもなく、だらだらといろいろな会話を楽しめる。なにかの結論を求めない会話というのは、リラックスさせてくれるものだ。
 
気取った食事が出てくるわけでもなく、それでいながら、食事をしたければ、それもできる。事前に頼んでおけば、おでん屋さんだってやってくれるw さすがに、スコッチにおでんは合わない。

今朝、朝から三田での集いに参加する予定があったので、昨夜はほどほどにと思っていたのだが、店を出る11時過ぎに、気づけば口開けのマッカランをほぼ1本ひとりで飲んでいた。乃木坂にもどると、そのままベッドへw

スコッチは相性がいいので、気分が悪くなるとか、起き上がれないほどの二日酔いというのは、いくら飲んでもないのだが、脳の芯にくる。この時間になっても、まだ、眠気とともに、脳にアルコールの残証がある。

見方によれば、もうすぐ70になる男と還暦を過ぎた男、ふたりが広い室内の片隅のカウンターでひそひそ会話している風景は、怪しい…