秀嶋賢人のはてなブログ

映画監督・NPO法人SocialNetProjectMOVE理事長

感染

感染症が広がると、必ず、原因究明の過程で、なにかの権力の力や恣意が働いているのではないか…という疑念が起きる。
 
実際に、ネットにおけるヴィルス感染が仕掛けられるように、紛争地や内戦、あるいは政治的謀略として、実際に発症するヴィルスが使われることもある。いわゆる細菌兵器だ。

ほぼ国内ではありえないテング熱が100名に届く勢いで都心部のど真ん中で広がっている。
 
あれこれ憶測はあるが、それは別にして、私はひとつの現象にどうしてマスコミが目を向けないのかが不思議だ。
 
都心の山の手。しかも、ステータスの高い地域である、原宿周辺の代々木公園と明治神宮内、新宿では副都心に隣接する中央公園。そして、先週末には、青山と渋谷の高級地にある明治神宮外苑でテング熱に発症した患者が出た。

いずれも、地域的に高級マンションや高級住宅と隣接し、かつ地方や他県からの来訪者も多い場所。イベントの開催も多く、また、ジョギングやウォーキング、散歩やデートで人々が行き交う場所だ。

下町の台東区墨田区葛飾区といった生活道路に側溝の多い場所ではなく、山の手の公園で連続して起きている。その違和感は否定できない。

最初の蚊が刺した人物Z、まだ、それがだれなのかはわかっていなが、海外渡航によって感染した保菌者が存在しなければ、テング熱が広がることはない。

ここで細かで、不確かな詮索や推測はしないが、私には、いまこの国に広がる、不思議な感染症のことが頭によぎった。

にぎわいと、軽薄な流行やブーム、明るさばかりを求める偏った繁栄。自国の理屈や閉塞した広がりのない排他的な近隣諸国への見方とそれを煽り続ける戦前の国粋主義者のような言動…なにかに憑かれたように、狭隘で、狭窄した考えが広がっている。

70年ぶりといわれる国内感染は、本来、ありえないものだ。東南アジアなど、亜熱帯の国々で起きるテング熱の感染が、何の前触れも予兆もなく、東京という首都の、しかも、高級地の公園から広がろうとしている。

まるで、おかしな政治がこの首都東京の高級というわれる地域に住み、某の子孫とか孫とかいわれてる人間によって、ヴィルスを撒かれている。