秀嶋賢人のはてなブログ

映画監督・NPO法人SocialNetProjectMOVE理事長

やりきる

SmartCity FUKUSHIMA MOVEの大方のデータは制作スタッフにはおくったものの、まだ、収集できていない団体と会津方面のデータが出そろっていない。
 
今週は、この収集と催促のお願いになる。仮設でスタートするSNSのひな形はすでに制作スタッフの方でつくってもらっている。これにはめ込むデータだ。同時に、仮設になっているデザインとコピーを追加し、体裁を整える作業にも入っていく。

MOVE放送局の試験配信もギリギリになっている。それらが出そろわないとプレスリリースにも取り組めない。
 
月内までにというスピードで進めているが、相手のあることで、7月一週目までずれ込む可能性も出ている。これにはついては、経費の支出報告書と合わせて、トヨタ財団にその理由とリスケを報告しなくてはいけない。

とはいえ、コツコツとなんとか仮設スタートが見てきている。まだまだ、収集しなければいけない情報や団体はある。だが、初回スタートは、残り会津が入ってくれれば、福島県全県のえこひいきネットワークの姿を示すことはできる。
 
設立当初から、MOVEはなにをやりたいのか…という疑問や問いをメンバーからもそうではない人たちからも聞いた。その度に、MOVEはイベント屋さんではない、ネットワークによる福島支援、ひいてきは地域支援の団体なのだと繰り返してきた。

しかし、人というのは、何か目に見えるものがないとなかなか理解はしてもらえない。
まして、これまでのNPO事業や被災地支援事業とまったく違った視点で取り組むSNS事業など、いままでと同じ…くらいにしか思われなかった。
 
会議を重ね、意見を摺り合わせ、調整を繰り返しながら、辿りついたひとつの姿。
 
さあ、あとひと踏ん張り。まずは、形にすること。示すこと。そして、人々の眼にふれ、人々が賛否を含め、いろいろに言葉をはっし、意見をかわし、その結果として、さらに深く結びつくこと…

何事につけ、やりきることが最初だ。