秀嶋賢人のはてなブログ

映画監督・NPO法人SocialNetProjectMOVE理事長

すべてはわが師

明日の朝もバタバタになるので、こんな時間にブログの更新。
 
いわきのことをやり始めて、本当に自分の時間、そして、仕事の時間が削られ、かつ、頭の中は、大いわき祭のことで、占有されている。大いわき祭に占有されているというのは、同時に、Social Net Project MOVEのことに占有されているということだ。
 
この間、東京ミッドタウンマネジメントと折衝したあと、区議のAと打ち合わせながら、お茶をしたのだが、「秀嶋さん。全ての時間をいわきのことに使ってるでしょう? まさに、リーダーの資質の人なんですね」と、ほめているのか、あきれているのかわからないことをいっていたw
 
仕事や自分の時間を犠牲にして、オレに代わってやってくれる奴がいたら、どれだけ楽かしれない。代わらなくとも、肩代わりしてくれる人間がいたら、どれだけ精神的にも物理的にも楽かはしれない。
 
しかし、オレがイメージしている世界をぼんやりとは把握できても、正確に把握できているかどうかは仲間たちも不明だろう。代わってやってみて、齟齬があったり、行き違いがあるとオレに悪いという思いもある。それにみんな仕事で忙しい。遠隔地にいる奴もいる。
 
また、雄弁に役所や団体とやりとりするスキルはすべての人間にあるわけでもない。
オレがそのスキルにたけているかどうかは別にして、先頭に立つ人間が折衝にあたるのが一番いいに決まっている。
 
港区と東京ミッドタウンマネジメントへの対応。それが、終息する方向に道すじが見えたと思ったら、一昨日、今度はいわき市の方で問題が起こる。前線の闘いに専念していたら、後方から火の手があがる…というようなことが起きる。

千本ノックのトレーニングを受けているような気分。関わる人が多い分、また、被災した地域であることから、そこにいろいろな感情や思いが交錯する。しかも、すべてが初という取り組み。いろいろな問題が噴出するのは当り前のことだ。

何事をやろうとしていると、常に、自分の決意の深さや願いの深さを問われる。それは、物事がうまくいかないということの中でも問われるし、自分の生活である、仕事がうまくいく、いかないということでも問われてくる。
 
すべてはわが師。