秀嶋賢人のはてなブログ

映画監督・NPO法人SocialNetProjectMOVE理事長

眠い夜

午後、赤沼正一が出演しているプロデュース公演『ユダヤの女』を観劇。モディリアーニの同名の絵画が題材の芝居。
 
赤沼たち劇団の前回公演よりはおもしろかった。だが、セリフでドラマを運ぶこの手の芝居、たるいし、辛い。赤沼の芝居は赤沼らしい個性が生かされていてよかったが…。
 
だいぶ前に女優の内田が、「カントクぅ! 赤沼さんがコレドで芝居をやるんですってぇ!」と、得意のおばさん口調で教えてくれた。公演1週間前に、赤沼からメールをもらった。コレド、赤沼とくれば、いくしかなんべと、村娘を連れて、顔を出す。
 
内田は、先月に続き、今月も舞踏の公演で、連日、稽古とバイトの日々。観劇したいといはいっていたが、超忙しく、それどころではないらしい。赤沼が「みんな、冷たいいんですよ。メールですぐに返信くれたのは、カントクと神川さんだけでしたよ…」。
 
オレもだいぶご無沙汰している、女優の神川真理が友人の女優さんを同伴して観にきてくれたらしい。いい奴。
 
赤沼、神川、内田、そして春馬、塩原は、秀嶋組とは浅からぬ縁。
 
赤沼と春馬、塩原の事務所はそれぞれちがうが、神川と内田は、同じ事務所。事務所同士の営業提携で、赤沼や春馬、塩原と出会った。この連中に、吉川奈緒、長部努、真田あゆみといった若手の連中などをくわえ、ワークショップと舞台公演を企画しているのだ。そこに最近は、小町が名乗りを挙げている。
 
中堅といわれてもいい時期にさしかかった奴ら、新人ながら力のある奴に、きちんといい仕事をやらせてやりたい。その親心。奴らは知ってか知らずかだが(爆)。
 
公演前、カウンターでコレドのオーナーのMさん、奥さんとおバカネタで盛り上がって話をしていたのだが、Mさん夫婦、○○○に、村娘というハンドルネームはそぐわないという話になる。
 
オーナーのMさんは、オレのブログを読んでくれているから、えーと、ニックネームは…?という問いに、「村娘」と答えるとすぐに、ああ~と、合点がいく。だが、横から、奥さんのMちゃんが、「小町と村娘って、混乱するわよ。だって、○○○さん、村娘っぽくないもの…」。
 
確かに。Mちゃんばかりでなく、MKちゃんもブログを読んで、小町と村娘が同一人物かと混同していた。この間、会った時、誤解は解いておいたが。
 
なるほど。だが、村娘というネーミングは○○○も気に入っていたはず。と、ふと賛同するだろうと顔をみると…。村娘め、多勢に無勢となるとコロリと寝返る。「だって、もう村長じゃなくなってるし…」。確かに。このところ、青山村の村長さんは退職している。後継者にはハマを指名した。いまは、どちらかといえば、乃木坂秀嶋カフェのオーナー(爆)。
 
新しい名前ね…と、戯言ふうに語りながら、ミッドタウンのカフェで軽食でワインとモヒート。吹き抜ける風がやや強く、心地いい。普段は飲まない村娘も飲む。
 
夕食にカレーを食べて、二人でまったり、転寝をして、別れる。奴も朝からトレーニング指導があったらしいが、オレも最近は、早朝6時半過ぎから運動している。さすがに、夕方から軽く入ったアルコールでほどよくほぐれ、眠い。
 
うとうとしながら、疲れをほぐす日曜の夜も、悪くない。しかし、昨夜はなぜ、あんなに眠かったのだろう…。