秀嶋賢人のはてなブログ

映画監督・NPO法人SocialNetProjectMOVE理事長

DIESEL病

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あきこボーカルのsoulitのライブコンサート

オレ、一押しのインディーズ系バンド、あっこのライブにRyokoと顔を出す。Redでのライブの折、奴への応援で、ファーストアルバムとライブチケットを購入していた。Oちゃんも買っていたのだが、ライブ会場には姿を見せず。きっと失念してしまったのだろう。

ライブハウスは満杯状態。エアコンも微妙。じめじめ陽気も重なって、すごい熱気状態。やはり、オレが直感で、こいつらそこそこいけると踏んだだけのことはある。この後、LAを皮切りに、アメリカライブツアーに入るから、あっこのパフォーマンスも気合十分、全開だった。


昨日は、11時の開店を待って、銀座のDIESELに、数日前購入したデニムの直しを受け取りにいく。19日からメンバーだけの先行セールが始まっていたから、気になっていたバッグを見るついでもあった。結局、いい感じのシャツを2枚、40%オフでゲット。

前夜のマリ支援会で午前様。メシらしいメシをくっていなかったから、帰りがけ、銀座一押し餃子の天龍で、餃子ライスを食べ、乃木坂に戻ろうとしたら、世話になっている東映の教育映像部の部長や企画室長、次長、業務室長さんたちと、東映本社の前でばったり。

ちょうど、これもオレ一押し映画『剱岳』の公開日。東映は、東映制作映画の公開日は管理職が全員動員になる。部長は、何もいわずに、オレのDIESELの紙袋に手を伸ばし、どうもどうも、といきなり冗談。不思議なもので、東映の前でばったり会っても互いに違和感がない。すっかり、東映色に染まっている自分を改めて自覚する。

なんていったって、東映の隣がDIESEL。スタッフの連中とも顔見知り。だから、買い物はこのところ銀座だし、ランチも銀座が多い。知り合いへの贈答菓子は、南青山のWESTがほとんどだが、イトシア地下のドラ焼きもお薦めになっている。仕事も何でも銀座状態。違和感がないのも当然といえば、当然かもしれない。

で、事務所に戻ってブログを更新し、あっこのライブに向かった。あまりの人いきれに、結局、Ryokoもダウンし、オレも熱さに耐えられず、途中抜けたのだが、あっこの元気な姿を見られれば、それでいい。

抜けた足で、いきつけの乃木坂の韓国料理屋「韓」でメシをし、コレドへ顔を出す。最近、オレがいくときは、混んでいるのだが、昨夜はカップルが一組と、泥酔した客がひとり。そのうち、彼らもいなくなり、土曜日は0時閉店だというのに、2時近くまで、例によって、Mさんと奥さんのMKちゃん相手に、オレがひとりしゃべくりまくる。

大ヒットとなっている『余命…』はいかがなものかに始まり、監督の廣木はもっと才能があるはずだ、あんな映画とっていてはいかんになり、それに比べ、木村大作の『剱岳』はいいと語り出し、果ては、向田キライだったオレが向田好きになった話へと唐突に展開し、いつか、Mさんの大好きな檀一雄に話が及ぶと、太宰論、三島論となり、聞かれてもいないのに、『Grand Torino』は最高となる。

なんでも、コレド常連の大先輩Sさんも『Grand Torino』がいいと感銘を受けていたという。やるじゃないか、Sさん。なんて、具合で、いつものように、二人の迷惑かえりみず、語る語る。横で聞いていたRyokoは、それでも楽しそうだったが。

どうも、最近、本来の仕事がそっちのけになっているから、どこかでガス抜きが必要だったのかもしれない。映画、ドラマ、文学、世相世情について話をするのに、その意味で、コレドはとっておき。結局、今朝のボランティア勉強会は遅刻寸前。酒の臭いぷんぷんで参加する始末。

途中、札幌に帰省している、物書きのMちゃんの話題にもなったのに、はたまた、MちゃんがMKちゃんから受け取ってといわれていた、DVDを受け取るのを忘れてしまう。

ちょい飲みすぎに、遊び過ぎ。DIESEL病。それは、オレの精神状態が微妙にゆれている証拠。Мちゃんが札幌から戻ったら、そんなんじゃ原稿書けないでしょ、とチクリいわれそうな気がする。ひたむきに原稿に向かうМちゃんのその言葉は説得力がある。

整理整頓。簡素簡潔。質素倹約。忘れてはならない。