出会いのなせる技
霞が関ビルで開催された教育映像祭の式典と懇親会に参加する。
うちの会社は協議会に加盟していないのだが、東映のY部長が、もし時間があったらと誘ってくれた。数日後、そのYさんが功労者賞を受賞するという話。Yさん、一言もいっていなかった。そういう人だ。
教育映像業界の人間にとって、オレも何度か受賞している優秀作品賞、最優秀作品賞の受賞とは別に、功労者賞は、大きな意味がある。東映での受賞は約20年ぶりのこと。ならばと、DIESELでプレゼントの時計を購入して会場へ出向く。
授賞式をのぞき、そのあと、Yさん、S室長、Cプロデューサーと懇親会に参加。
オレの作品紹介や「秋葉原事件」の原稿を掲載していただいていた、教育新聞社のU取締役、キネマ旬報で『見えないライン』の映画評論を好意的に書たていただいた、映画評論家のWさん、映像文化製作者連盟会長のTさんらと懇談する。
盛大な祝賀会は遠慮するというYさんを新橋の鶏繁本店へ。
東映関西支社長のOさんも合流して、ささやかな祝いの宴。午後3時から立食パーティで多少できあがっているから、ペースもスロー。
3時から5時間も飲み続けで、解散したあと、コレドへ。客も少なくいい感じで飲んでいたら、佐賀出身で、50歳を過ぎて俳優を始めたというYさんを紹介され、しばし懇談。
そうこうしていると、Mさんのブログにたまに登場する北海道の皮膚科の先生夫妻が登場。聞けば、オレと旧知で、いま根室でワインバーを経営し、極東のソムリエを語っているTを知っている! 直接面識はないらしいが、彼女のブログをよく読んでいるというのだ。
そこに、これもたまにMさんのブログに登場するテレビAの系列制作会社のKさんが現れ、焼き鳥談義から団塊世代論と、ゆるやかに話題に華が咲く。Mさんのブログ効果絶大。互いがなんとはなしに、知っている。
あまりに多くの人に会い、名刺も切らすほどのいろいろの出会いをいただいてありがたい。
これも出会いのなせる技。