秀嶋賢人のはてなブログ

映画監督・NPO法人SocialNetProjectMOVE理事長

2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧

空と君との間には

赤い鳥、ハイファイセット、そして、フリーに。そして、いまバンド活動もやっている。 高校生のとき、福岡市民会館のライブで、初めて、赤い鳥の唄を聴いたとき、その圧倒的な声量と音楽センスのよさに圧倒された。 その中で、山本潤子さん(当時は、新居潤…

ありがたい不都合

人は、自分の思い通りに事が運ばないと、それは不都合なことだと思う。 だが、この世の中、実は、不都合だらけ。思い通りにならないことの方が多い。どんな人にも、親、兄弟、子どもなど、家族のこと、仕事、職場、そこでの人間関係のこと、異性や友人とのこ…

ここから未来へ

BEGINは、イカ天からデビューした。 基本ブルースティストだが、そこに石垣の音、沖縄の音が刷り込まれている。 どこか未来へ向うとき、これまでオレたちは東京を目指した、東京でもなくても、都会を目指した。しかし、未来へ向うとは、都市を目指すことでは…

ゲゲゲの女房

NHKの朝の連続ドラマを観ている。 水木しげるの妻の半生をたどったフィクション「ゲゲゲの女房」。観れるのは、このところ、企画書など原稿書きに追われて、事務所にいることが比較的多いからだ。 自分が育った昭和30年代中盤の時代を扱った作品は、なつかし…

いろいろな選択

いろいろな選択ができることは幸せなことだ。 と、多くの人が信じてきたし、そうあるべきと思ってきた。なぜなら、いろいろな選択ができるということは自由そのものであり、それが許される生活こそ、豊かで、人間らしい生活だと思ったからだ。 だが、いろい…

あなたの声が聴きたい

著名ナレーターのTさんから珍しく携帯に電話をもらった。普段は、ほとんどメール。 よく考えれば、Tさんと仕事で出会ってから20年近くなるが、電話の声を聴くのは初。ナレーションの声を聴きなれているが、普段のしゃべりを電話で聴いていなかった。その声の…

見果てぬ夢

松本幸四郎、当時、染五郎時代、日生劇場でこの作品を観た。 いま、松たか子が演じている、酒場で働く、あばすれの女給役は、いまは亡くなった元宝塚スターの上月晃だった。 その頃、小劇場で芝居をやっていたオレは、その後、「ラ・マンチャの男」を制作・…

美しい人

身近な人が、何か社会に役立つことに取り組もう、人に役立つことをやろうと新たなことに挑戦する姿は観ていてすがすがしいし、とても美しいと思う。 社会や人に役立つというと、すごく知識や経験がいることにように思う人もいるだろう。自分のような平凡な人…

hello again 昔からある場所

My Little Loverのカバー曲。 JUJUでのカバーの方がやわらかさを感じるのは、オレだけだろうか。 やさしくありたい。そう願いならが、なかなか素直にそうできない。そんな奴の心を癒す唄 JUJU - Hello, Again ~昔からある場所~

つかの間のやすらぎ…

夏の挨拶周りと連絡業務に追われる。 拙著『思春期の心をつかむ会話術』の監修協力をいただき、販売にも尽力していただいている東京家庭教育研究所のM所長に夏のご挨拶。来月あたり、追加で注文販売をしてくださるお話を伺う。合掌。 次に自主作品『私たちと…

東京

地方の人間が観る東京と東京在住の人間が観る東京は、その風景が違う。 三代続く東京人で、赤坂の都市開発で、家と土地をマンションにして暮す、高校の先輩のある友人は、東京をダメにしたのは地方の人間だとつぶやいたことがあるそうだ。ヘンな人で、わずか…

ウエストの精神

東映にお中元を届けに顔を出す。定番のWESTのドライケーキの詰め合わせ。 うちの会社のお中元、お歳暮は、この十年ばかり、WESTと決まっている。一時、クリスビードーナツの店があるイトシア地下にうまくて安いドラ焼き屋をみつけて、東映だけは切り換えたこ…

どうぞこのまま

ボサノバ好きのオレが高校時代に出会った唄。 コピーして歌ったが、女性ボーカルでないと出せない空気感がこの曲にはある。 こうしたメロウな曲は、女性ボーカルの声の質で、正否が決定する。俳優もそうだが、声の質とは大事だ。 どうぞこのまま 丸山圭子

見えないライン

この数日、意外な人から連絡をもらう。 ま、突然の女のベティは、いつも意外性だが、ほぼ規則的意外性。イワのパシリをやらされているから、一月に一度は「飲みのお誘い」の連絡が入る。だから、これは、最近、意外性でも、突然の女でもなくなってしまった …

おやすみ

安めぐみは、タレントとしてより、女優としての才能の方がある。 ある深夜ドラマを見たとき、シュールな世界の狂女役を演じていて、どきりとしたことがある。 こうした女優は、いい作品と出会うまでなかなか光が当たらない。 おやすみ

盂蘭盆会の感謝の心

早朝から一日、盂蘭盆会の慰霊祭に参加。裏方のお手伝いをする。 この集まりで知り合った、墓石墓所関係の仕事をしている赤坂のK商店のKくんや弁護士のKさんと交流があることから、舎弟のSもイベントの企画や明るい社会づくり運動の運営に参加しないかと声を…

叫びたい夜

久々に突然の女。 イワが以前から案内したいといっていた新宿4丁目の店へいかないかという打診。ちょうど、夜に備えて、鉄アレイをリックに抱え、両手に握り、ウォーキング中。湿度満開の中、運動をしていた。 事務所に戻り、シャワーを浴びて、新宿伊勢丹へ…

子どもでいられることの幸せ

ヨイトマケの唄の風景がオレたちの地域、社会にあった頃。 差別や偏見もあったが、支え合う人の姿、寄り添う家族の姿がそこには同時にあった。 この唄を聴くと、若かった頃の父、母、そして、子どもいられた当時の姉や自分の幸せを痛感する。 親の愛に包まれ…

ヨイトマケの唄

昨夜のNHKBSの番組、「THE★STAR」は、美輪明宏特集。隠れ美輪ファンとしては、ついつい見てしまった。そして、泣いてしまった。 美輪明宏というと、若い人はタレント、霊感を持ったスピリッツアー、派手で艶やかな人というイメージしかない人が多いと思う。…

君をのせて

いまでも、カラオケでたまに歌う。 だが、この曲を知る人は、実に少ない。日本を代表するアメリカンボップの旗手。宮川泰の曲。 演歌の時代にも、ロックの時代にも、一貫して、都会的なセンスにあふれる曲を書き続けた。 せつなさと、孤独と、それでも人を包…

点取り

午前中、急遽、東映のCプロデューサーが来訪。 こちらも先週電話で相談を受けていた、いま話題のITモバイルを使った企画の件で確認したいことがあったので、グッドタイミング。 制作スタッフが激減して、外回りができるのは、実質、Cさんだけになった。汗を…

精霊流し

さだまさしの歌は、ニューミュージック華やかりし頃、軟弱と非難された。オフ・コースの歌もそうだった。 政治や社会、人間愛や人生をテーマにした当時、恋や恋愛を叙情的に歌う唄は、ヒットはしても、ニューミュージックの中では、異端だったのだ。 女、子…

サムライ指導者

昨日はひとしきりサッカーの話題。2002年のワールドカップ以後、本当に火が付いたようにサッカーファンの裾野が広がった。 にわかファンも多いけれど、一つのスポーツが国民的なスポーツとして成長するためには、にわかファンも必要。基本、スポーツは、マニ…