秀嶋賢人のはてなブログ

映画監督・NPO法人SocialNetProjectMOVE理事長

2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

MOON LIGHT BLUES

愛や恋はいつも遠い。その手の届かない大きな河を男も女も渡ろうとする。 だが、恋が愛に変る瞬間と出会える人はそう多くない。だから、人は恋を失い続ける。その向こうに愛があると信じて…。 この曲、抜群のコード進行。それが、しゃれている分だけ、恋のつ…

その人がその人らしくあってこそ

明るい社会づくり運動と日本赤十字が30年以上も続けている、献血運動。港区は新橋駅の機関車の前。 毎年恒例の献血に協力する。何人かに声をかけたが、すべてNG。吸血鬼のように人の血を求めてさまよった 知らなかったが舎弟のSは、貧血症気味の体質だっ…

夜空ノムコウ

携帯のメールの着音は、この曲のオルゴールバージョン。 乾いた歌詞とメロディーがいい。 それでいて、なぜか、やさしい…。 夜空ノムコウ スガシカオ

学びは物真似から

学びは、真似から始まる。 日舞の稽古でも、能楽、歌舞伎でも、稽古の始め、形(かた)を我がものとするまでは、師のままに、形をひたすら真似る。身体を通して、追体験することが舞台藝術学習の要。これは、スポーツにおいても、まったく同じことがいえる。…

65年前の現実、いまある現実

65回目の広島 原爆の日を迎えた。 沖縄、広島、長崎…。あの戦争の悲惨と現実を語る人々は高齢となり、語られる現実を受け止めようという人々の関心は決して高くはない。 おそらく、沖縄の慰霊碑を回り、そこで語り部の方の話を聴いたことのある人は、ごくわ…

遠い海、終わった夏休み

夏休みが終わる。というときが人にはある。 親友のCが手掛けていた、CX系のヒットドラマで、「ビーチボーイズ」という作品があった。二人の男がある事情で、一線から脇道にそれ、海の家の従業員としてひと夏を過ごす話。広末涼子が、デビューしてまもない…

いけない経営者

10年ぶりに、旧知のNさんから連絡をもらい、再会。 オレが会社を辞め、事務所を開いて、すぐくらいに、着物メーカー、着物問屋、小売店の販促をやっている友人のデザイナーから紹介された。出会ったのは、もう20年ほど前。 すでにその頃、料理人のご主人と…

猟奇的な彼女

悲しみを抱えているとき、その辛さと苦しさを激しい言葉や態度で、甘えられる人にぶつける。そんな女性がいる。 それは折れそうな心を、必死で保とうとする、せつない甘えだ。 それを受け止められる男かどうかで、男の度量もわかる。強く、たくましくなくて…

親友の教え

人間、人にアドバイスや助言はできても、自分のこととなるとからっきし弱いということがある。 中には、そんなことはない、自分は自己管理がしっかりできているし、人に対して言ったことは、自分もきちんと実行できていると胸を張る人もいるだろう。 確かに…

日本を再生するヒント 渡辺謙

渡辺謙という役者がいる。いまや誰もが知る、日本を代表するハリウッドスターだ。 円演劇養成所出身。新劇の勉強をきちんとした上で、テレビドラマに進出した。もう30年ほど前、デビュー作ではないかもしれないが、山田太一作のNHKスペシャルドラマで、…

義男の空

ネット出版の会社で、北海道の札幌に本社をおくエア・ダイプという会社がある。 DYBOOKSという名で、ネットを通じた漫画本の発掘と編集出版事業を展開している会社だ。その北海道の小さな出版社がリリースした『義男の空』が、いま紀伊國屋漫画本売上…

韓国映画イルマーレ

おそらく、オレが一番愛している映画。 名作、秀作といわれる映画はたくさんある。しかし、オレがオレ個人の感情で、この映画を愛してやまない。 どんなに愛していていも、どんなにいとおしく思っても、人には届けられない思いがある。伝わらない愛がある。 …

人を信じ、世界は変えられると信じ

午前中、著名ナレーターのTさん、Tさんの朗読会をプロデュースしているSさん、それに明るい社会づくり運動の港部会の副責任者のKさんと「自然観察会」の会場となる芝公園を下見。 事務所で落ち合い、内容の確認と詰めを行い、芝公園へいったのだが、東京…