秀嶋賢人のはてなブログ

映画監督・NPO法人SocialNetProjectMOVE理事長

文体を変えてみた

グローバリズムなんてものをぼくが信じていないどころか、真向から否定しているとは、みんな知ってるだろう。

多様性を否定して、国際基準だの、世界のスタンダードなどといった、だれが決めたかわらかない勝手な基準に、一律に、平準化しようする。そして、その基準の枠組みの中にいないと、まるで、国際社会、世界の孤児のような扱いを受ける。

それがいやで、こわいから、それに続こうと、必死で、なりふり構わず、アイデンティティをかなぐり捨ててでも、ついていこうとする。

まるで、クラスのいじめみたいじゃないか。いじめられたくなくて、いじめられる側じゃなく、いじめる側に組しておく。

猿まねやステレオタイプのようにそれを連呼し、繰り返しているのは、先進国とかいわれている国の政治家や財界人、不勉強な経済学者やナントカ評論家くらいなのものだ。

それを見ただけでも、グローバリズムがある特定の、一部の支配層にとって益あることで、そのために、地球上のあらゆる国、世界中のあらゆる人々が合意したかのように吹聴しているだけだってことがわかる。

昨日、クローズアップ現代で、子宮頸がん予防ワクチンの被害の実状を紹介していた。

脳に障害が出て、記憶力の低下が生まれる。統計的には、予防ワクチンを受ける前の6割まで記憶力が減少する。記憶をつかさどる、海馬に記憶障害を起こす自己免疫を発症するからではとマウス実験で証明されつつある。

厚労省は、WHOの「ごく稀に、なにかの障害を生む傾向はあるが、それにも増して、予防ワクチンを接種するがん予防効果の方が高い」とする研究結果を踏襲し、予防ワクチンの普及をやめない。子宮頸がん予防ワクチンによる副作用被害に対しては、何の保障も、手当もしていない。

WHOの基準、それは、臨床における欧米のデータを基準している。ところが、遺伝子的要因を分析すると、どうやら、中国、韓国、日本など、アジア系民族の遺伝子では、子宮頸がん予防ワクチンに対して、欧米人とは異なる反応が出やすいことわかってきた。

ぼくは、その取材番組を見ていて、WHOですら、世界基準を先進国、しかも欧米人の基準においてして考えていないんだなと痛感したってわけさ。

ひるがえって考えてごらんよ。都市の基準に合わせて、地方を都市化し、地方の地方であるアイデンティティを奪い、あるいは、自らこれに迎合、同調し、自分たちの町を、村を、地域を失ってきたこの国の姿を。

それによって、国そのものの力を失っているぼくらのあり方を。

多様性を生きられない、多様性を認めない。予防ワクチンひとつからでも、それが生む、世界の、国の、地域の、家庭の問題が見てはこないかい。

ということで、文体を変えてみたw