私たちの活動
23日は、うちの団体初といってもいい、新年交流会ができた。
もちろん。これまでに団体のそうした集いは小規模でもやってきている。だが、今回のように、団体に参加している人間だけではなく、活動の中でご縁をえた人たち、昨年来から新しく協働をスタートさせている方たちと共に、集う集いは、初めてといっていい。
しかも、そこでの提供食材を前回実施した、中通りの鈴木農園さんや前々回からお邪魔しているふくしま農家夢ワイン㈱さん、常務がうちのメンバーでもある、いわきの丸又蒲鉾製造さんから提供していただいた。
もっと食材として提供したいもの、ふれていただきたい生産や加工業者さんはいても、予算と会場の調理の都合などでそこまでだったが、これからスタートする研究会の発足式としては、ここからでよかったのではないかと思っている。
もっと、東京へ福島を。全国へ福島を。世界へ福島を。
もっと、東京へ福島を。全国へ福島を。世界へ福島を。
そんな言葉を聞くと、福島を宣伝したいだけだと思う人たちが大半だろう。
私が願っているのは、福島の、とりわけ原発事故被害をこれから50年以上抱え込む福島の現実や課題、そして、それと立ち向かい、日常を回復しようとしている人たちの軌跡と知恵を紹介したいからだ。それを私たちが生きるそれぞれの地域での課題とし、かつ知恵としていってもらいたいからだ。
原発事故のせいで住めなくなった、政治の怠慢で被害をうけた…その犯人探しも必要なことだろう。だが、その犯人は、ひとり政治や電力会社だけにあるのではない。
私が願っているのは、福島の、とりわけ原発事故被害をこれから50年以上抱え込む福島の現実や課題、そして、それと立ち向かい、日常を回復しようとしている人たちの軌跡と知恵を紹介したいからだ。それを私たちが生きるそれぞれの地域での課題とし、かつ知恵としていってもらいたいからだ。
原発事故のせいで住めなくなった、政治の怠慢で被害をうけた…その犯人探しも必要なことだろう。だが、その犯人は、ひとり政治や電力会社だけにあるのではない。
福島の人たち自身にも、そして、それを容認している私たちひとりひとりにもあるのだ。
だからこそ、この教訓と課題と、それへ立ち向かうことで生まれる知恵を私たちは福島を越えて、地域間、国、そして世界と連携する必要がある。
それこそが、本当の意味で、共に闘い、共に、これまでとは違う、民族や人種、宗教、肌の色を越えて、市民自身の地域をつくる手がかりだと私は信じている。
少なくとも、私たちはその目標の中で、自分たちにできる社会貢献を考えている。
それこそが、本当の意味で、共に闘い、共に、これまでとは違う、民族や人種、宗教、肌の色を越えて、市民自身の地域をつくる手がかりだと私は信じている。
少なくとも、私たちはその目標の中で、自分たちにできる社会貢献を考えている。
物が売れる、団体が有名になる、収益が生まれる…そんなことは目標でも、社会貢献でもない。そして、私たちMOVEが目指す活動でもない。
いま、そして、これから困難に遭遇するのは、だれかではない。あなたなのだ。
いま、そして、これから困難に遭遇するのは、だれかではない。あなたなのだ。