秀嶋賢人のはてなブログ

映画監督・NPO法人SocialNetProjectMOVE理事長

勝利に近い

動けば、あれこれ予定が増える。あれこれ出会いも増える。
 
だが、予定や出会いが増えても、それを生かせるかどうかは、動く側にきちんとしたビジョンや目標、願いや思いがあるかどうかだ。
 
同時に、主体性を持って、相手に合わせるばかりでなく、こちらの意向や理念、信念をしっかり伝えることも必要。
 
今月は、そうした面談がじつに多い。そして、質が高い。
 
質が高いというのは、私の人となりを含め、提案の内容や考え、方向性といったものを鋭く精査し、吟味できる眼を持った方たちが多いということだ。
 
私たちのような市民活動というのは、ややもすると世間の常識や社会的マナーをふっとばすことが多い。

市民活動、市民運動というものが、広く浸透しなかったり、主張している内容や目的はまともでも、その伝え方、取り組み方、進め方が乱暴に人々に見えるのは、その目利き、目配りができていないからだ。

伝えたい思いばかりをあふれさせると、相手に届かないということもある。面談の席は、緩急織り交ぜた会話の進め方も、できるかできなかを人は見ている。

今日、発足したばかりの港区福島県人会の会長さんと面談させてもらった。事前にそのキャリアは聞いていた。そして、聞いた通りの風格のある方だった。
 
次々に質問攻めで、まるで官僚試験の面接状態w だが、そういう人に私は燃えるw 結局、最後は、アイルランドの話題へ。そこへ持ち込むことを最初から考えていた。事前に、かつて、アイルランド大使をされたいたと聞いていたからだ。
 
大事なのは、人の印象づけ。それがあれば、事業の内容も記憶に残る。
 
私が佐賀鍋島藩にゆかりのある人間というと、すぐさま鍋島家の末裔の著名外交官の名前が出た。じつは、柿右衛門が大好きで、佐賀・福岡に愛着がおありとか。お決まりで、私は、アームストログ砲で返した。
 
 
まず、初戦は引き分け。私にとっては勝利に近いw