ささやかな矜持
天候が悪いのが気になるが、どこかで会津に行く必要が出てきた。
ほぼ、月内には出そろうSmart City FUKUSHIMA MOVEの仮設開始分のデータ。予定より1週間遅れのところまで、取り戻したが、依頼していた地元のNPO法人が八重の桜関連ツアーがらみで忙しいこともあり、情報収集と提供が遅れている。
会津が手薄なのは、想定内。中通りと浜通りを抑えることを優先していたからだ。地元のNPOさんを当てにしていたこともあるが、そうは都合よくいかないのが世の常。きっと会津関係で、一週間は遅れると実は読んでいた。
何事につけ、そういうものだ。これまで、いろいろな社会イベントや取材を仕事でも社会貢献事業としてやっていて実感している。結局は、そのプロジェクトを考え、言い出した人間、当事者が動かなくては、人を動かすことはできない。
人が介在しては、中身がよくわからないということもある。また、わかっていても、その必要性や重要性、価値をうまく伝えることはできないこともある。
思いの深さは、それを思いついた人間でないと伝えられないし、伝わらない。それがわかるほどに、逆に、介在している人も自分たちがしゃしゃり出るよりは…と動きがにぶくなるということもある。
会津が手薄なのは、想定内。中通りと浜通りを抑えることを優先していたからだ。地元のNPOさんを当てにしていたこともあるが、そうは都合よくいかないのが世の常。きっと会津関係で、一週間は遅れると実は読んでいた。
何事につけ、そういうものだ。これまで、いろいろな社会イベントや取材を仕事でも社会貢献事業としてやっていて実感している。結局は、そのプロジェクトを考え、言い出した人間、当事者が動かなくては、人を動かすことはできない。
人が介在しては、中身がよくわからないということもある。また、わかっていても、その必要性や重要性、価値をうまく伝えることはできないこともある。
思いの深さは、それを思いついた人間でないと伝えられないし、伝わらない。それがわかるほどに、逆に、介在している人も自分たちがしゃしゃり出るよりは…と動きがにぶくなるということもある。
実は、会津のことについては、オレにも遠慮があった。この間の会津応援バスツアーとITセミナーでひと肌もふた肌も脱いでもらい、こじんまりとしながら、いいツアー、いい集りが実現した。会津に根を下ろすNPO法人さんが協働してくれたからこそ、できたことだ。
ならば、MOVEの方がそこを差し置いて、しゃしゃり出るのも失礼な話だ。ここはしっかり筋を通して、そこを窓口に…と考えていた。いまもそう思っている。
だが、やはり、どこかでしっかり、こちらの声と言葉で伝えて歩く時間は必要。そういう次第になることを予想して、遅れが見えていたときから、今月もう一度会津へ出向かなくてはいけなだろうと想定しいたのだ。
ならば、MOVEの方がそこを差し置いて、しゃしゃり出るのも失礼な話だ。ここはしっかり筋を通して、そこを窓口に…と考えていた。いまもそう思っている。
だが、やはり、どこかでしっかり、こちらの声と言葉で伝えて歩く時間は必要。そういう次第になることを予想して、遅れが見えていたときから、今月もう一度会津へ出向かなくてはいけなだろうと想定しいたのだ。
しかし、この月末、じつに慌ただしい。MOVEの年度末でもあるが、うちの会社の年度末でもある。トヨタ財団に提出する書類の準備もある。その関係で、経理関係の事務処理や会員メンバーのみなさんからの会費徴収など、数字にかかわる業務がせまっている。
さらには、Smart CityのMOVE放送局の技術テストとテスト配信の準備もある。
だが…と思う。何事か新しいものを世の中に送り出す。生み出すというとき、時間的にも経済的にも、ゆとりがあってもできることではない。いろいろな業務や雑事が決まって襲ってくるものだ。
仮に7月初旬の仮設スタートとなっても、会津を乗り遅れさせるわけにはいかない。
だが…と思う。何事か新しいものを世の中に送り出す。生み出すというとき、時間的にも経済的にも、ゆとりがあってもできることではない。いろいろな業務や雑事が決まって襲ってくるものだ。
仮に7月初旬の仮設スタートとなっても、会津を乗り遅れさせるわけにはいかない。
あと半年かけて、中身の充実を図るにせよ、スタート時点で、浜通り、中通り、会津の三筋がなくては、FUKUSHIMA MOVEとしては片手落ち。明日、明後日の動向で、その後の予定も決まってくる。
どうも、オレは若い頃から、こうした手間暇のかかる段取り、連絡作業に追われている。いつもだれかにやらせて…と思いながら、結局は言い出した自分が引き受けるしかないから、期限が迫るほどにハラハラすることになる。
どうも、オレは若い頃から、こうした手間暇のかかる段取り、連絡作業に追われている。いつもだれかにやらせて…と思いながら、結局は言い出した自分が引き受けるしかないから、期限が迫るほどにハラハラすることになる。
ハラハラしながら、だが、置き去りには決してしない。相手が感謝してくれなかろうが、大変さがわかってもらえなかろうが、それは決してしない。
それが、オレの人としての、男としてのささやかな矜持だ。