どこにも笑顔があった
26日夜から、MOVEの仲間でもあり、協働団体のいわきビジネス復興協議会、㈱いわき福島復興オフィスのIさんといわき、会津を回った。
車両を出してもらい、運転からなにからすっかりIさんにはお世話になった。
車両を出してもらい、運転からなにからすっかりIさんにはお世話になった。
その代りというわけではないが、支援団体のあり方や福島のいまとこれから、そして、地域間連携や協働団体同士の連携の在り方、さらには、これまでの互いの生活の歩みから生活意識まで、ジョークを織り交ぜながら、いろいろ語り合った。
どうしてなのか理由はきなかった。だが、Iさんが同行してくれるといい出してくれたとき、二人で移動時間を過ごすことは意味があると思っていた。オレが辿った、いわきや会津の人たちとの出会いの軌跡をすべてではないが、追体験してくれる人が必要だと思っていたからだ。
どうしてなのか理由はきなかった。だが、Iさんが同行してくれるといい出してくれたとき、二人で移動時間を過ごすことは意味があると思っていた。オレが辿った、いわきや会津の人たちとの出会いの軌跡をすべてではないが、追体験してくれる人が必要だと思っていたからだ。
まして、Iさんはせっかちな東京下町生まれの下町育ち。ゆえあって、いわきに生活の場を移している。根っからの福島県人ではないからこそ、そこに意味があると思った。
同じく福島人でもないオレが、なぜいわきに、そして福島にこだわっているのか、理屈ではなく、オレが出会った「人」を通じて知ってもらういい機会だと思ったのだ。
福島に限らず、地域のある場所で仕事を持ち、家庭を持ち…という生活があれば、当然ながら、同じ市内、県内でも、足を運ばない土地や地域がある。福岡市出身のオレも、市内でいったことのない場所があれば、県内でまったく縁のない場所というものがある。
だが、岡目八目ではないが、地域にいることで見えないもの、出会えないものもある。それをフィールドワークとして、目的意識を持ち、いろいろな場と人に出会うことで、地域の人には見えていないものもが見えてくるときがある。
福島に限らず、地域のある場所で仕事を持ち、家庭を持ち…という生活があれば、当然ながら、同じ市内、県内でも、足を運ばない土地や地域がある。福岡市出身のオレも、市内でいったことのない場所があれば、県内でまったく縁のない場所というものがある。
だが、岡目八目ではないが、地域にいることで見えないもの、出会えないものもある。それをフィールドワークとして、目的意識を持ち、いろいろな場と人に出会うことで、地域の人には見えていないものもが見えてくるときがある。
同時に、フィールドワークを通じて、地域の人たちから学ぶこと、教えられること、考えさせられることに出会うことも多い。
それを何か固定した視点、決めつけや思い込みではなく、素直に見聞きし、素直に心に落とす、刻むのに、その地域の人ではないことがいい場合が実はたくさんある。
当然ながら、地域には地域内の人と人との軋轢もあれば、その葛藤を封じ込めたり、折り合いをつけなくてはことがある。その中で、表に出ていないこともあれば、互いが秘めている感情もある。それが生活の現実をよその人に伝えるときの歪さにもつながる。だから、地域の人同士では、同じ地域内の人や場を素直さだけでは受け入れられないことの方が多いのだ。
商工会議所のK事務局長は、2年近く前、初めてお会いしたときから、地域の問題を考えるのに、外部の人の参加や意見、声が必要だと言い続けていらした。そして、まだ形も姿もはっきりしない、オレたちの活動に、ネゴシエーターやコーディネーターとしての役割りを期待してくださっていた。
それも、そうした地域というものの現実、実状を立場上、よく知っていらしたからだ。
Smart City MOVEが動き出すことによって、そうしたことのプラットフォームとしての役割を強く期待されているのが今回、改めてわかった。
すぐにできること、すぐにはできないこと、いまできること、いまやらなくてはいけないこと、がまんして先の課題としなくてはいけないこと…物事の進捗には、決意や思いとは別に、物事を前へ進めるための冷静な段取りと計算がいる。
この2年、ほぼその繰り返しの日々だった。そのおかげで、どの方に会っても否定的な言葉はなかった。おもしろがってくれたり、私たちでいいのと照れたり…。また、まかせなさいと意欲満々だったり…そこにはどこにも笑顔があった。
しみじみ、この2年の積み重ねが大きかったよ…とIさんにいうと、本当にそうですねという言葉が返ってきた。こんなふうに時間を惜しみ、食事の時間もとらずに、福島県内を走り回っていたオレの姿をきっとIさんはタイムスリップして垣間見てくれだのだと思う。
それを何か固定した視点、決めつけや思い込みではなく、素直に見聞きし、素直に心に落とす、刻むのに、その地域の人ではないことがいい場合が実はたくさんある。
当然ながら、地域には地域内の人と人との軋轢もあれば、その葛藤を封じ込めたり、折り合いをつけなくてはことがある。その中で、表に出ていないこともあれば、互いが秘めている感情もある。それが生活の現実をよその人に伝えるときの歪さにもつながる。だから、地域の人同士では、同じ地域内の人や場を素直さだけでは受け入れられないことの方が多いのだ。
商工会議所のK事務局長は、2年近く前、初めてお会いしたときから、地域の問題を考えるのに、外部の人の参加や意見、声が必要だと言い続けていらした。そして、まだ形も姿もはっきりしない、オレたちの活動に、ネゴシエーターやコーディネーターとしての役割りを期待してくださっていた。
それも、そうした地域というものの現実、実状を立場上、よく知っていらしたからだ。
Smart City MOVEが動き出すことによって、そうしたことのプラットフォームとしての役割を強く期待されているのが今回、改めてわかった。
すぐにできること、すぐにはできないこと、いまできること、いまやらなくてはいけないこと、がまんして先の課題としなくてはいけないこと…物事の進捗には、決意や思いとは別に、物事を前へ進めるための冷静な段取りと計算がいる。
この2年、ほぼその繰り返しの日々だった。そのおかげで、どの方に会っても否定的な言葉はなかった。おもしろがってくれたり、私たちでいいのと照れたり…。また、まかせなさいと意欲満々だったり…そこにはどこにも笑顔があった。
しみじみ、この2年の積み重ねが大きかったよ…とIさんにいうと、本当にそうですねという言葉が返ってきた。こんなふうに時間を惜しみ、食事の時間もとらずに、福島県内を走り回っていたオレの姿をきっとIさんはタイムスリップして垣間見てくれだのだと思う。