秀嶋賢人のはてなブログ

映画監督・NPO法人SocialNetProjectMOVE理事長

ひきこもりの材料には事欠かない

金曜日は代官山から銀座へ。東映での第二回プレビューを終えて、ひと段落したところで、日本橋のそばやのふりをした、カレー屋かw どこかに寄り道をとも思ったが、結局は事務所にもどり、ご無沙汰していた、地酒のハンナへ。ばばあから白金で有名な店のチョコレートをもらうw
 
土曜日は、午後、FB仲間のサロンコンサートへ。赤坂アパホテルのそばに、多目的利用のできるこうしたスペースがあるとは知らなかった。バッハ、モーツアルト、ドビッシー、そしてベートーベン…。演奏者のTさんが、東日本大震災の慰霊をこめて演奏した、『悲愴』は、思いもあってか、第二楽章の有名なフレーズに入ると、客席で涙する方の姿もあった。

Tさん。合唱団の指揮もやっているらしく、隣になった中年の男性は、大井町で10年混成合唱団に参加しているという。自宅は横浜で、職場が大井町。なのに、毎週日曜日の練習には欠かさず参加されているらしい。合唱の魅力というのがあるらしい。
 
一回目のライブで失礼すると、赤蔵へ。土曜日らしく、近在の方々で結構にぎわっている。いつものように、焼き手のNくんとDIESEL談義をしているとオーナーのIさんが、隣の二人組の若い女性を紹介する。これがなんと、港と中央の区議! 一見そう見えなかったものだから、最近はこうした若い女性が区議になるのだ…などと感心するやら、驚くやら。
 
プライベートで楽しみにきていた美人区議さんたちには悪かったが、気になる言葉につい言葉を足してしまう。そのせいか、結局、お気に入りの北イタリアのワインを一本空けてしまう。

しかし、やはり、外に出るものだw 『悲愴』に涙する方の姿と出会うこともあれば、合唱団の活動で地域のつながりを深めている人の生の声も聴ける。普段なら、ほぼ出会うこともない女性区議さんたちと面識を得ることもできる。しかも、中央区の区議さんの生活圏は、オレが下町の中でも結構、足を運んでいる界隈。また、その話の中に、いろいろな情報もつまっている。
 
考えてみれば、酒をこうして飲みにいける時間がとれたのも、ほぼひと月ぶり。酒席であれ、なんであれ、人との時間を生きるというのは大事なことだと改めて思う。
 
まだ、来週7日まで、制作の作業が続くが、やっと手離れが見えてきた。そのあとは、再び、ひきこもりw 溜まっていた徳島の企画と被災地を舞台にした作品の企画、そして、書きかけの原稿とひきこもりの材料には事欠かないw