秀嶋賢人のはてなブログ

映画監督・NPO法人SocialNetProjectMOVE理事長

DIESELと龍馬の海援隊

この数カ月、すっかりご無沙汰していた東映に年末のあいさつ。いわき行のチケットを有楽町駅で買うついでもあった…
 
が、しかし。幾人かの人は知っているが、そこには、DIESELの基幹店があるw 丁度、お気の入りの時計のベルトがいわき祭前にキレてしまい、ずっとオメガをつけていた。
 
どうもスーツでないと、オメガでは落ち着かない。修理にいけば、まちがいなく別の時計を買うことはわかっていたが、なにせ、DIESELに修理に出すと3週間は帰ってこないのだ。
 
店長さんやサブ店長さん、なじみの女性、男性スタッフが、「久しぶりじゃないですか…」。そう。夏の終わりに来て以来、2ヵ月以上立ち寄っていなかった。銀座にきたのも同じだ。
 
そろそろ年末の会員バーゲンの時期だから、服は買うまいと決めていたが…心の弱いオレは、春もののいいシャツとブルゾンジャケットをみつけてしまうw 来春のメンズはまあまあ。ワーキングをテーマにデザインされているから、男の汗を感じるラフなアイテムが多い。が、そのよたれ感がDIESELらしく、いい。
 
で、シャツとあやしいTシャツをゲット。いずれも昨日入荷したばかり。ブルゾンを羽織ってみようとサブ店長のMさんに頼むと…これが大騒ぎになってしまったw
 
データ上ではサンプル入荷でまだLサイズがあるはず…が、倉庫にない。というので、みんなが必死で探し始めてしまった。「いやいや…いいんだよ。ちょっと着てみようと思っただけだから…」。といっても、探し続けるw いやぁ、大して来てなのに…申し訳ない…。だが、本当に銀座店の連中はハートとガッツがある。さすが基幹店。
 
結局、Lサイズは2、3点しか入っておらず、昨日のうちに完売してしまったらしい。オレと同じような奴がいるのだ。
 
いま、大手ブランドは商品アイテムを大量に抱えない。コンセプトが決まり、そのシーズンのアイテムが出そろうと、これまでの販売動向をみて、限定数しかつくらない。とくに、新作の最初の出荷は数が少なく、目利きのいい人間がつかまえてくれれば、それで採算が合うようにシステム化されている。いわば、そのシーズンの牽引役のアイテムを、やはり牽引役の顧客に買ってもらう…という戦略。
 
一昨年買った、ディーゼル初ともいえる厚網のカーディガンなど、はっと目にとまって、9月に買ったが、それが最後のLサイズ。すぐに完売。問い合わせはそのシーズンの春まで続いていた。が、追加生産はやらなかった。あっぱれ。

「いつも限定品のいい商品に目がいきますよね…」。いやいやMさん。向こうが買ってくれって信号出してくるの。また、新作入荷の時期に偶然店を訪れてしまうのも、オレとDIESELの間に何かがあるのだろうw 新しい香水にも出会い、超満足。

夕刻、あいさつにいった東映のY部長からメール。関西支社のDさんと新橋で飲んでいる…というので、顔を出す。いま考えている映画のこと、徳島での講演の件など話、帰りに梅田にある関西営業所に顔を出すかも…とあれこれ。
 
高知の焼酎、「龍馬の海援隊」という酒があるのを始めて知ったが、名前のせいもあり、これをグイグイやってまう。結構、胸にくる。胃にくる。心にくる。DIESELの香水とやくざなTシャツ着てると気合が入る。