秀嶋賢人のはてなブログ

映画監督・NPO法人SocialNetProjectMOVE理事長

紅葉狩り

年齢と共に、疲れが抜けるのには、使った体力の時間の二乗に比例するw
 
集中した3日間があれば、疲れが抜けたなと思うに6日間はかかる。一週間であれば、2週間…。開催前はFB親友のTさんに禁酒!と諌言されていたのに、ちっとも禁酒できなかったのが、終わってみると、この一週間でまともに酒を飲んだのは2日。それも飲んでる先からすぐに酔う。夜も11時前後には床についている。
 
人のからだも心も、健康であれば、おのずと帳尻をつけるようにできている。ここで少し休めておかなくては…とからだとこころが、つぎのステージでの闘いを予見しているのかもしれない。
 
MOVEは、これで、やっと次の、本来の戦略の展開に踏み出せる。ポータルの構築、ダイレクトマーケティングや情報ネットワークの戦略的な構築。それに連携させた、舞台、映画といった文化事業、出版事業の展開などだ。
 
その頭の整理には、負荷をかけたウォーキングがいい。福島県三春町の住職、芥川賞作家の玄侑宗久氏がいう、歩行禅。思索に散歩がいいのは、いにしえの哲学者の時代からいわれていること。
 
いつものウォーキングコースを歩いていると、気づけば、外苑神宮第二球場でやっていたTOKYO DESAIN WEEKのイベントは終り、今月18日からのイチョウ祭の準備作業が始まっている。今年もイチョウ並木の紅葉の季節が近づいている…。

青山墓地の中通を抜けようとすると、桜並木の落ち葉を一斉掃除している。これはやばいと、急きょ、紅葉狩り。昨年もやったが、好評につき、今年も桜の落ち葉を集めて、絵を画く。
 
人間の死体に絡みつく、桜の木。それが春にはあでやかな花を咲かせ、秋には、こんな中間色の美をつくりだす…人の若さも、美しさも短い…しかし、枯葉散るこの時期に最後にこんな色をつくりだす…
 
しかし、それも、だれかの目にとまってこそのものだ。この国の、こんなささやかな美しさ…それに出会いたくて、オレは、今日を生きている。
 
 
イメージ 1