秀嶋賢人のはてなブログ

映画監督・NPO法人SocialNetProjectMOVE理事長

ぼくたちのなかに広がりはじめている…

昨夜は、第2回MOVE全体会議。
 
北海道からご夫婦で参加してくれたK医師は丁度、バカンス前、東京で寄り道して参加してくれた。副代表をつとめる、Kさんがこのひと月でメンバーに誘ってくれた新しい方たちも。
 
そして、経済出版社にいるNさんは、会議に参加してくれたばかりでなく、その日のうちにメンバーになってくれた。Nさん、実はただものではない。
 
震災後、経済記者のネットワークと人脈をいかし、いわき市久ノ浜の支援活動や南相馬など原発事故で被害にあっている地域の支援活動にも取り組んでいる。テレ朝のとくダネのコメンテーターとしても活動していた。
 
観光物産課のW課長の紹介だった、会ってすぐに、オレの市民協働主義の考えに共鳴してくれ、また、ほとんど同じことを考えていた人だ。Nさんの参加は、ある意味、もうひとりのオレが参加してくれたようなもの…と思っている。
 
経験も実績もあり、かつマスコミへの根回しもきく。それでいながら、決して、高ぶった気配もなければ、横柄なところもない。一兵卒として人に紛れることに抵抗もない。

行動力や個性豊かなFB親友のKさん、Tさん、周囲に気づかいを忘れない、ひょうきんなアナーキストのKW、そこに、昨日は風で休んだが、事務能力のたけた、舎弟のSも引き込んだ。いわきのことは、自ら参加してきてくれたSさんが大きく前進させてくれた。赤坂地元のネットワークは運送業のTが力を尽くしてくれている。
 
腕力のある奴、作業にたけた奴、そして、ネットワークを持っている人間…それを支える心優しき連中の連携…その姿が見えた第2回MOVE全体会議だったと思う。
 
来週、ほぼ、こまごました残された課題を解決するば、あとは、ただ、必死に集客し、天候がくずれないことを祈るばかりだ。
 
副代表のKさんが、運営の報告をする中で、こういった。「気づいたことがあったら、自分から動いてください。担当の私に話をしてからとか、監督に相談してからとかではなく、よいことと気づいたら、自分から動いてもらいたい…また、それがこのMOVEが目指している活動の姿でもあると思うから…」
 
そして、「メンバーみんなで、参加している方、いわきからきた方をもてなす。その気持ちになってもらいたい。参加して、来場してよかった…そう心に残すことが、これからの活動の財産になりますから…」
 
願いと思いの深度は違うかもしれない。しかし、この「大いわき祭」をスタートとし、市民協働主義社会をつくりあげる最初の一歩、始まりの始まり…ということの自覚だけは、少しずつだが、僕たちの中に広がり始めている…